信州百峠

日本周遊の旅(三遠南信)佐久間ダム、青崩峠

1月30日、快晴。
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北アルプスもくっきり見えて気温も高く穏やかな日です。
冬場には北へ行くと雪で悩まされるので、南方で良いコンディションの場所はないかと物色、その結果南の天竜川沿いで、私には未知の場所ということで愛知県、静岡県境の佐久間ダムへ行くことに。

佐久間ダムにはひときわ思い入れがあります。
小学校時代、学校で日本一のダムが完成したという話を記憶しています、それが佐久間ダム。
また2019年12月に新野峠から愛知の豊根、富山を経て天竜川に沿って帰ってきた際も、富山から南へ下れば佐久間ダムへ行けるのに、と悔しく思ったこともあります。

中央道で飯田山本を目指します。最初の休憩は小黒川SA,山賊焼の振興をした際にお世話になったOさんの勤務先です。Oさんも来年が定年ということでしたがお元気でした。
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飯田山本から天竜峡へ、
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国道151号線を新城方面へ、
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ここから新城までは100km以上ありますが、その手前の東栄町を左へ行けば佐久間ダムに行きつけるはず。
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信州最南端の新野千石平道の駅も過ぎ、
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信州最南端の新野峠(1060m)には雪があります。
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豊根へ下る日影にはアイスバーンも、
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2019年にはここを左折して富山へ行ったことを思い出します。
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東栄町で道を確認、
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下道でも三遠南信自動車道でも行けそうです。
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が、東栄町役場前まで来たところで宗旨替え。予定よりかなり時間を食ってしまいましたので、三遠南信自動車道経由に妥協します。
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途中に史跡設楽城跡もあり、
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さらに進むと三遠南信自動車道を佐久間へ、この間無料区間です。
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浦川IC,その次が佐久間川合IC,そこを一般道へ。
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出ました、佐久間ダムは左です。
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安堵!幸いなことに本日通れます。
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不気味な暗いトンネルを3本抜けた先で(ピンぼけですが結構怖い)
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佐久間ダム到着!
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堰堤から下流方向、155mの高さです。
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ダム湖は山にさえぎられて奥が見通せませんが、上流10km以上は続いているようです。
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取水口
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地元の人が水不足でダムの水位が心配と見に来ていました。確かに普段水に没している水際もむき出しです。

ダムの左岸の高所にあった佐久間ダム電力館、
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客は私一人、職員の方から資料と
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ラッキー!ダムカードももらいました。
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展示は、水力発電のいろいろ。
ダムには重力式、ロックフィル式、アーチ式のみっつがありますが、ここはコンクリート重力式ダム。
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諏訪湖からの天竜川水系、この上流三分の二は何度も通いました。
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日本一の佐久間ダム
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日本最大の発電所
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私の小学校時代の記憶も間違っていなかった!
小学校の松田先生が「皆さん、日本で一番大きなダムが完成しました」と誇らしげに話した姿がいまだに記憶があります。
工事中のジオラマ
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工事の経過をたどってみると、
ダム地点全景
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ダムの基礎を掘削中
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基礎掘削の夜間工事
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25tバケットフル活用でコンクリート打ちたけなわ、蒸気機関車も動員されています。
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仮排水放水口と建設中のダム、
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高さを増す佐久間ダム
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取水口建設工事
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完成した取水口とダム、
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佐久間ダム完成
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展示品には井上靖の「満ちて来る潮」 ダム建設工事を背景にした小説です。
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早速読んでみたいものです。

電力館の屋上からはダムの全景が、
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佐久間ダムの正面図
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そして断面図
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ダム堰堤中央から手前が静岡県、向こう側が愛知県。堰堤上県道1号線を行けば富山ですが、今日はまたまた時間的にきつい、あきらめます。
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電力館側=左岸を詰めてみますが、やっぱりここで通行止め。
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広い駐車場や立派なトイレもありますが、今日は私一人。
昔は観光客でいっぱい、食堂や出店もあって魅力の観光地だったようです。
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昭和30年には昭和天皇や皇后さまもご来臨。
和歌も読まれていたようです。
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佐久間の街に下りてみると巨大変電設備。
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ここでは東西日本で違う50と60ヘルツの変電なども担っているそうです。

飯田線中部天竜駅
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帰りは国道473号線を水窪へ、
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歴史と民話の郷会館、寄ってみたいのですが昼食を食べるのが優先。
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ガソリンスタンドの人に食堂を教わりました。多分この町で唯一開業している食堂です。
活ウナギを売りにしている植山食堂、
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お品書きは鰻とジビエ、それでは精がつきすぎるので
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なべ焼うどん670円也。次回来れればうな丼を食べたい!
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美味しくいただき水窪⇒兵越峠経由で帰路につきます。

大井橋を今度は国道152号線を水窪方面へ、
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道沿いで食休みをしていたら、警官に不審尋問? 松本ナンバーで私が横になっていたので体調が悪いのか? と心配になって声をかけたそうです。が、免許証まで提示させるとは不可解?
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城西宿を過ぎ
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奥領家から
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水窪へ、飯田まで74kmもあります。
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水窪には種田山頭火の案内が
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昭和14年、秋葉山参拝と伊那の井上井月の墓まいりのために天竜川を遡ったようです。

ここを左へ行けば再び天竜川沿いの道に出られますが今日は直進。
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三遠南信自動車道の工事中か、あちこちで工事をしています。
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よよよ! 何と青崩峠!
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10分、4kmの道のりなら行ってみようか!
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林道青崩線。
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ここからが急傾斜、
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足神神社
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その由来、鎌倉時代北条時頼が足を患いその治療をした地元の庄屋が、時頼の命により霊神として祀られたもの。
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しっ平太郎の墓
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その由来
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木地屋の墓などを過ぎ、
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雪で路面も凍結しています。
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青崩峠古道の入り口に着きました。
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この奥が古道へと登る道
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車道はここで通行止め。
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秋葉信仰の道、塩の道、信玄が三河(三方ヶ原の戦い)へ軍を進めた道、そして物流の古道として活躍した峠がこの先にあるというのは感慨深いです。

残念ながら後で分かったこと。
後日、国土地理院地図で青崩峠を見たところ、終着点からほんの300m程古道を行けば峠に到達することを発見! 冬なので熊鈴がなくとも行けたのに。
でも再訪の理由ができたことで満足するか?

元に戻って草木トンネルを抜け
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昨年5月にはここを水窪へ下ったものです。
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やっと長野県境、兵越峠に、
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信州側からの青崩峠入口は入れそうですがあきらめます。
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南信濃のかぐらの湯は休業中。運営を巡って問題があったり湯をくみ上げるポンプの故障などがあり2025年まで休むようです。
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上村程野から
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三遠南信自動車道で矢筈トンネル
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飯田からは中央道で帰還です。
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この日の走行距離は403km、9時間半の道行きでした。
かなり疲れましたが念願果たし爽快でもありました。

そして三遠南信を調べるためにググっていた際に見つけた「三遠南信Biz」
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行ってみれば行くほどディープな三遠南信地域、もっといろいろ突っ込んでみたいという願望が湧きだして定期購読を決めました。
おまけで「ROUTE SAN-ENNNANSHIN EXPWY 474」というシールまでいただきました。

青崩トンネルも開通し、これからは今まで以上に身近な地域となる予感もします。
これからも行くぞ! 三遠南信へ。






日本周遊の旅(甲斐路)勝沼ワイン、大菩薩峠

26日の朝食、
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宿を出てからは勝沼でワインを物色。
目指すは白百合醸造、甲州種100%をシュール・リー製法で醸造したワインがあるようです。
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ワイナリーへは20分ほどで到着、
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ありました!2022年のシュール・リー製法ワインと2023年産をお土産に。
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まだまだ時間はあるということで、塩山から大菩薩峠を目指します。
10年ほど前にもここから青梅へと抜けましたが、今回は峠を目指します。
直進で青梅、そこを右折して大菩薩峠へ、
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案の定、冬季閉鎖中でした。
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しかしここは峠の宝庫、大菩薩峠以外にも丸川峠、上日川峠、石丸峠などなど。
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季節の良い時期に訪問したいものです。

昼は諏訪で鰻を堪能、下諏訪の新鶴で塩羊羹を購入し、宿で求めた桔梗信玄餅キャラメルとともにお土産にしました。
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日本周遊の旅(甲斐路)武田神社、石和温泉

葬式の引き物ですが、この頃はカタログで選ぶのが普通になりました。
先日頂いたカタログに温泉地の一泊二名招待というのがあり、石和温泉一泊二食付きで行ってきました。
1月25日、石和で泊まるだけではもったいないと、その前に武田神社を参拝しました。
山梨にもお客様がいくつかあり、武田神社にはニアミスしたことはありましたが参拝は初めて。
甲斐市に住む親せきの娘さんが、この正月にここで巫女を務めたということも聞いていたので余計に行きたくなったのかもしれません。
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武田神社は、武田氏の信虎、信玄、勝頼三代が居館としていた躑躅ケ崎館跡にあります。
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まずは参拝し
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居館の跡を見て回りました。
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虎口と思しき隘路や
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居館の土台か?
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周りは土塁と思しき丘が連なっていました。
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その後宝物殿にも入りましたが、見るべきものはあまりありません。

歴史小説にはよく登場する武田信玄や躑躅ケ崎館ですが、時代考証や発掘をすれば、より良い立ち寄り先になると惜しく感じました。
裏側に当たる東側では発掘調査? 彼方には要害山か。
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次回来た時には要害山から山梨市へと抜ける道もあるようなので行ってみたいものです。

泊りは石和温泉の楽気ハウス甲斐路。四階建て、中央には大庭園もある大きなホテルですが、どうも今日の泊りは3組6名だけのようです。
大浴場は湯気でけむり、
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露天風呂も広大ですが、もったいないながら私一人。
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夕食はあまり期待していませんでしたが、味は満足、
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ステージでは板さんのお座敷天ぷら実演もあって美味しくいただきました。
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温泉の泉質も良く期待以上の宿でした。


信州百峠(98)202峠目、キビオ峠

12月の5日は同友会塩尻木曽支部の望年会。
時間があるので開田村の九蔵峠へ御岳山を拝みに行きました。
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木曽駒高原の駒王での望年会。
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何と泊りは私一人だけ、
お風呂も一人のために沸かしてくれました。
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もちろん一人部屋
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そんな有難いような、もったいないような一夜が明け、帰ろかな?とも思いましたが、そういえば木曽駒高原は走ってなかった、と思い行けるところまで登ってやろう。

未知のところはやっぱり行ってみるものです。
中山道東西中間之地、江戸へ67里28丁
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京へ67里28丁
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何とその先には左キビオ峠の案内が!
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木曽駒が朝日に輝いています。
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↑ キビオ峠 木曽駒山麓線
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ここにもキビオ峠への案内が。今まで名も知らなかった峠ですがこんなに案内が親切丁寧だとは驚きです。
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峠です。ここから木曽駒ケ岳への登山道が伸びています。
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峠の展望台からキビオ峠(1215m)の眺め、
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北へ目を転じれば御岳山から乗鞍岳までが一望のもと!
ここキビオ峠を後日地図で確認したところ、キビ尾という地籍がありましたが、キビオ峠の名前はありませんでした。
今までは25000分の一地図で峠を探していましたが、それ以外の峠もあるんだな、と新しい発見がありました。
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帰りは、このまま行けば駒の湯へ出れるかな? と思い下っていくと
案の定駒の湯へ出ました。
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200峠を終わり、峠への未練はなくなったと思いましたが、信州はまだまだ奥深い。
これからも未知の道を探っていけば新しい峠に出会えるかも!







信州百峠(97)201峠目 夜泣峠

信州の200峠は達成しましたが、もう一つ気になった峠が夜泣峠。
妙な名前と乗鞍岳の中腹にあるという立地故行ってみたいと思います。

11月15日までは乗鞍エコーラインの三本滝までは車が入れそう、という情報を受けて、10月27日に行ってみることに。
いざ乗鞍へ
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奈川度ダム下の高架も橋が渡りました。
IMG_1730 左乗鞍へ
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乗鞍高原のそば処合掌、先日美味しいお蕎麦をいただきました。
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乗鞍岳も山頂付近は雪冠が
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落葉松の紅葉を抜け、バイクではちょっと寒い日ですが爽快でもあります。
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ここ夜泣峠を目指します。
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乗鞍高原休暇村から
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何と!あっけなく夜泣峠(1650m)です。
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夜泣峠、ここから一の瀬川へ下り白樺峠方面へと行くのでしょう。
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せっかくなので行けるところまで行ってみましょう。
標高1800m、三本滝パーキング
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やはりこの先は行けません。
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三本滝は左、右はスキーのコースです。
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小径に入り、クマよけの鐘をガンガン鳴らして
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深山の趣
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吊橋を渡って
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三本滝の案内
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小大野川の支流、クロイ沢からの滝、
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小大野川本流の滝、
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そして一番左が無明沢からの滝です。
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ということで夜泣峠と三本滝でした。

走行距離は120km, 所要時間が6時間弱でした。







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