愛しい郷土

信州百峠(83)鳩打峠、ヤハズ峠

10月16日、今日も快晴!
寝坊して、8時にフロントのコールで起こされました。9時にホテル出発。
朝の長姫神社、
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早速、西部山麓農免道路を西へ、
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ここを右折して、飯田国際射撃場を目指します。
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右へ曲がると、国際射撃場、そして林道鳩打線へ入ります。
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掲示された地図によると、鳩内林道、そして鳩内隧道も明記。
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飯田国際射撃場は右、林道は直進、いよいよ熊出没注意の領域。
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かなり狭い林道ですが、一応舗装はされています。
V字型に区切られた青空が爽快!
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東屋があり、高鳥屋山登山口。ここが鳩内峠(1115m)。
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鳩内隧道です。
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車1台ギリギリ、心臓がすくみます。
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鳩内峠
鳩打峠


大平側の出口、トンネルに扉が設置、何のための扉?
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ここからは舗装が無いようです。心して行きましょう。
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清内路から大平方面の眺望、
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最初は平坦な、でもかなり狭い道。
地図上でも幅員3m未満の黒の実線で書かれています。
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悪路の様相、沢沿いには上から流れてきた流木が積まれています。
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沢が決壊し、土砂の堆積も見られます。
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やっと人間の足跡が、廃屋が見えてきました。
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鳥居の脇には、大平財産区設置の碑
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黒川堰堤建設中。
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やっと県道8号線へ、鳩内林道終了。
ホテルからここまで22kmを1時間30分かかりました。
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大平宿、左いいだ道、右きそ道。
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大平峠(1358m)
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その脇にある隧道には木曾峠とあります。
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大平街道
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木曽見茶屋からの風景、
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国道256号線にでます。そこを清内路へ左折。
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清内路トンネル(清内路峠の下)を抜けて、漬物屋に立ち寄ります。
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清内路は信州伝統野菜のメッカ、
清内路きゅうり、清内路かぼちゃ、清内路にんにく、清内路黄いも、赤根だいこん。
これらが清内路特産です。
聞いたところ今の時期は、赤根大根の漬物だけでした。ゲット!
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この一番上が赤根大根、
清内路から木曽路、そして松本の保平にかけての信州の西端や、岐阜の飛騨地域には赤い株が多種見られますね。
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ちなみに、長野県発行の信州伝統野菜のパンフレット。
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昨日と同じルートに合流し、治部坂峠で昼食。
ねらいは平谷村から根羽村へとまたぐヤハズ峠です。
昨晩、地図を精査したところ見つけました。今回の目的外の峠です。
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本格石臼挽十割そば大盛り。
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平谷の役場前から売木方面へ。
昨日の平谷峠からの道と一緒、以前から分かっていれば、昨日行ったのに。
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約3km、平谷湖を右折。
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大椋沢川を渡り、
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ここにも寂れた別荘地の痕跡が、
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三叉路を左へ、
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あっけなくヤハズ峠(1148m)へ
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根羽側からの峠風景、
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県道46号線、阿南根羽線に。
平谷湖からここまで9km、鳩内峠と比較してみると呆気なし。
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ヤハズ峠
ヤハズ峠


小戸名渓谷を渡り、根羽の街へ。
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根羽でなじみの住岡屋商店で、
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お土産に買ったのが、あめのうお薫製(2000円)、小林農園のトマトジュース野菜ソムリエサミット金賞(1380円)
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トマトジュースは確かに甘く美味。
薫製は今晩食べますが、5年ほど前に買ったものに比べて小さくなったこと。





2日合わせての走行距離は507km、今日1日では241kmでした。






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信州百峠(82)赤坂峠、五座小屋峠、極楽峠

10月15、16日は天候に恵まれそうなので、飯田以西の峠を当たることにしました。
飯田山本インターから出陣!
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豊田方面を目指します。
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踏破済の峠、寒原峠(1073m)
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治部坂峠(1187m)
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飯田から峠を越えるたびに、標高がどんどん高くなることを実感します。
平谷村に入った道沿いに設置されていた滝乃澤城郭跡。
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天正10年に、武田方の下条信氏が優勢な織田の大軍を迎え撃った地ですが、この高い標高の山々を背に、信濃へ織田軍進出を食い止めたのでしょう。

平谷村から根羽村への境が赤坂峠(969m)
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何度も通っているのに、なだらか過ぎて峠と認識していませんでした。
峠には赤坂稲荷社がありました、名前の由来でしょう。
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根羽村に入ってすぐのところにあるネバーランド、根羽の道の駅です。
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ここで昼食、煮込みうどん。
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赤坂峠を引き返し平谷村へ戻り、五座小屋峠へ。
平谷の道の駅の先にある青い鉄橋の手前にうつぼ(靭)の案内板を入ります。
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鉄橋下をくぐる際、平谷の大滝の表示が、
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国道の下を、国道と並行に走るこの道にも史跡滝乃澤城郭跡という表示が、ここが実際の城郭跡だったようです。
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橋を渡り左へ、直後に平谷王滝への看板、右折して登っていきます。
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林道売木うつぼ線、
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平谷王滝は、少し歩くようですし、熊も怖いのでスルー、
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一つ目の峠?
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ここではないようです、
二つ目の峠地形、ここが五座小屋峠(1249m)でしょう。
うつぼから約3km、地図と照らし合わせて照合。
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リッチランド平谷緑風台、別荘誘致で開発したが、寂れてしまったようです。
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その先を売木、阿南方面へ、そこからが長かった!
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売木への分岐を阿南方面へ、
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その先にも峠地形、でも地図には明記無しです。
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でも、峠を下ってすぐのところに、心川関所跡
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100m程上が関所跡ですが、
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武田信玄が設置し、三州街道、演習海道を結ぶ交通の要地だったようです。
三叉路で表示が不明確でどちらへ行くか? 右折してみます。
和合小学校あと5km峠越え、とあります。
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渓流沿いの興奮する道です。
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路傍の看板に売木遊星館、以前売木で泊まった旅館です、なつかしい。
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迷った末に売木へ着いてしまいました。

今日残った目標は極楽峠のみ、売木から平谷へ11km、国道153号線で戻りますが、今まで走ってきた道は県道46号線だった? それにしては貧弱な道でした。
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美しい山並み、
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懐かしい!平谷峠(別名恋し峠?)を通りました。
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峠脇には林道峠沢線、入ってみたい名前です。
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赤坂峠、五座小屋峠
赤坂峠、五座小屋峠、平谷峠



平谷を飯田方面へ、極楽峠は下条村ですので、どんな道を行くか思案します。
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治部坂では脇にある旧道らしき跡を点検、車で入るのは無理そうです。
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浪合から県道243号線を阿南、阿南から国道151号線で下条を目指します。
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県道243号線も細そうです、帯川から国道に出るか。
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確かに細い渓流沿いの道、
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先ほどあった和合がここです。ということは五座小屋峠越えの売木うつぼ線からこの道への峠もあるはずです。和合は念仏踊りの里です。
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和知野川に沿って
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絶景もあります。
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やっと国道151号線に出て、おっ!天竜村へも行けるぞ。
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祭り街道、この沿線は新野をはじめ和合も含め、祭礼の多い土地柄らしいですね。
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下条村へ入ります。
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役場入口を左折、
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しばらく行くと極楽峠、
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極楽三十三観音堂中、33の観音様が点在する地域でしょう。
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左、極楽峠、浪合。浪合でこの峠口が分かっていたらショートカットができたのに。
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極楽峠?
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極楽峠パノラマパーク?
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行ってみましょう。
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まさしく極楽へ昇ったような景観。
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左が阿智、右奥が飯田のパノラマが広がっていました。
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極楽の眺めです。
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これで峠は極めたか? でもその先にも続く道が、林道極楽峠線が続いています。
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今までと違って悪路を上ると、
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極楽峠の石碑以外に新極楽峠?
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このまま行けば浪合でしょうが、日も傾いた4時過ぎです。
阿智へ抜けます。三十三観音の案内、
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阿智の伍和の里に下りました。
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極楽峠
極楽峠



5時過ぎに飯田城跡のホテル三宜亭本館に、日帰り入浴も可能な天然温泉。
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ひと風呂浴びて、市街へ繰り出します。
ホテル推薦の炉端居酒屋三亀は満員でした。
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その隣、和創酒遊うたげへ、
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オーダーは、冷奴、この豆腐が美味かった!
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そして海鮮ばくだん、海苔で巻いて食します。
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そして名古屋コーチンのやきとり盛り合わせ。
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カウンターに座ったので、水槽が目の前に、アジやカワハギが泳いでいます。
以前、根羽村に泊まった時もカワハギの肝和えが出ましたが、飯田地方の人はカワハギが好物らしい。
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ホテルの隣は長姫神社、帰り道ではフクロウの鳴く声が。
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この日の走行距離は266kmでした。









信州百峠(81)白巣峠、王滝村回遊

先日、上松で存在を知った本。
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木曽谷の森林鉄道、その中で最も盛んだった王滝村を見てみたい! と思いたちました。
9月25日久々に天気も良いので出かけました。

木曽から県道20号線を王滝村へ
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まずは三岳の「道の駅」三岳で情報収集。
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今春に来たときは改装中だったのですが、今回は全オープン。
木曽町ビジターセンター さとテラス三岳が併設されています。
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木曾森林鉄道王滝線の沼停車場跡に、この道の駅があるようです。
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写真では細かすぎて見えないか? 地図上にも沼の名前があります。
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ここには、木曽の自然や歴史、2014年の御嶽山大噴火の記録、温泉の情報など、盛りだくさんの情報が集められています。
これは御嶽神社奥社の、噴石で曲がりくねった手すり。
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森林鉄道の路線図もありました。
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道の駅を出てほんの100m程、そこに上松へ至る道があります。
ここが沼停車場だとすると、森林鉄道の起点である上松からの鉄路はこれだったのか!
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立派で快適な道にもかかわらず、林道台ケ峰線とあります。
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道の駅の方に聞いたところ、ほぼこの道と同じところを走っていたそうです。
才児峠入口には、森林鉄道の橋脚が残り、トンネルもあるそうです。
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県道20号線から同じく256号線へ、王滝へ向かいます。
百草丸の長野県製薬や
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日野百草丸の前を通り過ぎて
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御岳湖、牧尾ダムの直前を左へ登ります。私には初めての道。
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御岳湖の湖面を右に見て
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田島、
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ここには大規模な停車場や機関庫があったようです。

瀬戸川橋
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ここから瀬戸川1級線という路線が南の山の中へ、
たぶん、この林道瀬戸川線に沿って登ったのか?
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鈴ケ沢、ここからも森林鉄道の支線が北へ出ていました。
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松原スポーツ公園には林鉄バイクも
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大鹿渕隧道、森林鉄道 鯎(ウグイ)川線が走っていたトンネルでしょう。ここを上り詰めると飛騨との県境、真弓峠か!
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大鹿渕の渓流
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氷ケ瀬の貯木場、ここは昔と同じ風景です。
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その先にある橋は、真弓峠へと続く林道でしょうが、残念ながら鍵がかかっています。
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氷ケ瀬隧道、
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そこを抜けると、謎の高架橋が見えますが、何のための橋なのか? 
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濁川、この上流には、消えた仙人境と言われた濁川温泉がありました。
1984年9月14日、マグニチュード6,8の名願県西部地震が発生。御岳の山体崩壊がおこり、この温泉を一瞬のうちに埋め尽くしたということです。
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この地震や、御岳噴火、そして昨年の水害など、この道はそのたびに寸断され、生活する人の村落や生活を困難に陥れてきました。

御岳自然湖、この湖も長野県西部地震によって生まれたものです。立ち枯れた木々が湖面から伸びる景観はそのことを物語っています。
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二重のトンネル=王滝隧道を抜けると
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やっと滝越です。ここが白巣峠への起点、森林鉄道白川の起点でもあります。
何とのどかな風景でしょう!
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ここの水交園で昼食をとります、ちょうど正午。
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若い人たち4人ほどで運営しています。多分地域おこし協力隊の方々でしょう。
ちなみに、この園は土日だけの営業だとか。今日が平日でなくて良かった!

長野県最西端のお食事処だそうです。
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手打ちそばと五平餅、合わせて1700円、そばも五平餅も美味い!
大満足のランチでした、ちなみに美味しそうなピザや豚串、岩魚の塩焼きもあります。
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ここには森林鉄道の遺物も残されています。
通学列車やまばと号と除雪車。岩魚の釣り堀やオートキャンプ場もあります。
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しばしの休憩と情報収集、園の人に聞くと白巣峠は車で10分ほどのところにゲートがあって、それ以上は無理そうです。でも行けるところまで行きましょう!
熊が多そうです。怖~!
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王滝川を渡って
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白川付知併用林道を行きます。やはりここからは国有林になります。
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林業の方が作業中の脇を通らせてもらいます。
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崩落の跡、ここが林道の分岐、右上へ。
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分岐の崩落はここから起こったのでしょう。
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麓の人が通れないと言ったことは、ここが原因のようですが、幸せなことに通れるように復旧されていました。
何気なく通り過ぎようとして、後ろ(長野県側)を振り返ると、典型的な峠の風景。
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その先にはゲートがありました。
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加子母とか中津川と書かれています。
何と! 岐阜県との県境です。  ということはここが白巣峠?
少し戻ってみると、ありました! 白巣峠(1380m)
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夢にまで見たというのは大げさですが、地元の人も行けないと言っていた白巣峠に立てました。
長野県側、王滝からのアプローチは無理と判断して、昨年11月には飛騨側から接近を試みましたが、途中敗退という経過があっただけ、今日は嬉しい。
この林道は往復14km。後で調べると、先ほどの崩落分岐を左へ行けば真弓峠にアプローチも出来そうです。
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滝越へ戻り、次は王滝村の最奥、三浦貯水池までどれだけ近づけるか?
右へ行けば王滝林道、御嶽山方面へ行けそうですが、今日は断念。
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滝越三浦林道を真っすぐ。
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やはり1km程でゲートに妨げられました。
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その奥には立派な門も、ここからは関西電力の敷地ということでしょうか。
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ということで2時を回り、帰路につかないと暗くなってしまいます。
しかし王滝は面白い! 王滝林道や濁川沿いの林道、それと白巣峠の分岐を左へ行く林道など、再チャレンジの魅力にあふれた村でした。

走行距離は225km、所要時間は8時間40分でした。






























信州百峠(80)与川峠、北沢峠

南木曽に一泊した翌日、9月16日は南木曽岳の山間にある与川峠と、赤沢自然休養林近くの北沢峠が目標です。北沢峠とは言っても南アルプスのそれとは違います。

宿を出て、中央線の踏切を渡ったところで目にした道標、
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中山道とあります。辿ってみると、
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中央線と並行して走る現在の中山道、
国道との合流点、このあたりを走っていると頻繁に中山道に行きあたるのも面白い!
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三留野方面へ引き返します。今日の気温は22℃からスタート。
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与川入口とあります。
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中央線の高架下には与川が流れています、この川の上流が与川峠のはず。
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高架の裏には与川発電所、小さな発電所です。
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昨日目にした読書発電所とは規模が違います。
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なぜ読書? 与川の地図中にも読書という地名がありました。
「よ」=与川の「よ」
「み」=三留野の「み」
「かき」=柿其の「かき」  ということのようです。
与川村、三留野村、柿其村が明治7年に合併し読書村が誕生したことから生まれたようです。
また同年に妻籠村と蘭(あららぎ)村が合併し、吾妻村となり、それに田立村が加わって、昭和36年に南木曽町が発足したという経過です。
よ+み+かき=読書村、 あ+つま=吾妻村  現在の市町村合併にも、各自治体の頭文字を機械的に組み合わせるという表示方法がありますが、明治の時代から同じようなことを繰り返してきたとは興味深いですね。

与川の脇を上り
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T字路を右へ
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ありました、中山道(与川道)
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その先でサルの群れが横切っていきます。
次のT字路は左
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下山沢川を渡って
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ちょうど地元の方がいたので、聞いてみます。
しかしよくわかりません? この先を右へ行けば? ということのようですが。
それより「熊に注意しろ!」というアドバイス。
この方の向かいの家を指さして、
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あのクルミの木に熊棚があるだろう!
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この家はミツバチも飼っていて、クルミの木に先日熊が登ってクルミを食べた跡のようです。
「バイクなら音がするから熊も逃げるだろう」という一言に励まされて、

次を右へ
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最初は舗装がしてありましたが、
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それも途切れて、見通しのきかない道を曲がるたびに、熊が出ないか緊張します。
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やっぱりここまででした!
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与川峠(1160m)はここまで。

もう一度国道に戻り、次に目指すは上松町の赤沢自然休養林。
国道から県道473号線
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道も狭くなりつつ
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左が赤沢自然休養林、右は以前三岳から才児峠を走った時に抜けてきた道です。
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赤沢の流れに沿って
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姫渕
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その先に林道の入り口がありました、が、
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やはりここまで。
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木曽の山林は殆どが国有林、昨日の柿其、与川、この北沢峠とガードが堅い。
結局、2日間で成功率は5分の2と情けない。

気を取り直して、赤沢自然休養林へ、ちょうど11時発の森林鉄道に乗車できました。
ヒノキで作られた乗車切符が立派です。ちなみに乗車賃は往復で800円でした。
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ディーゼル機関車がけん引するトロッコ列車で出発。
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車窓からの風景も良し!
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ほんの10分ほどで終点、往復でも30分以下、終点では5分ほどの滞在時間。
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機関車をトロッコの尾部(帰りには先端)に付け替えて出発。
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あっけない汽車の旅でしたが、森林鉄道記念館が併設しています。
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実際に使っていた工具類
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実際に使用していた蒸気機関車ボールドウイン号の雄姿
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森林作業の実際
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木曾の森林鉄道網
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屋外には実際のボールドウインが展示されていました。
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その機関室
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大正5年から昭和35年まで、約42万キロを走り続けた動輪、
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車庫内にはディーゼル機関車も、迫力では蒸気機関車には見劣りします。
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このような現場には必ず慰霊碑も、
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木曽ヒノキで作られた御神木
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食堂のメニューは限られています。私は赤沢ラーメン、デザート付きで1000円。
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テラスでの食事には虻が付きまとってたいへんでした。

休養林での最後は森林資料館
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木曽五木とは、ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキ。
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森林鉄道以前には、河流しをして材木を搬出していました。
その際に使われた「修羅」
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切り出しようの斧やのこぎり。
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古来からの安全な伐採方法「三つ紐伐」
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今日の峠は不完全燃焼でしたが、何かお土産は無いか?
以前に遠山郷へ行った際に購入した「遠山、森林鉄道と山で働いた人々の記録」
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遠山郷にあれば、もっと規模も大きい木曾の森林鉄道の記録があるはず。聞いたところ、ここにはないが、上松駅前の観光案内所で聞いてみれば? とのこと。

早速帰りに観光案内所に寄ってみました。
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何故か戸惑っていた案内嬢も、上司に聞いてみて、以下の本があることが判明
①近代化遺産 国有林森林鉄道全データ(中部編)   信濃毎日新聞社
②鉄道、秘蔵記録集シリーズ 特選森林鉄道情景    著者 西裕之
③木曽谷の森林鉄道                 著者 西裕之
④木曾の森林鉄道                  銀河書房編 (増補版もあり)
以上が判明。

早速、図書館でこれを借り出しました。
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凄い本です!
木曽谷で活躍した蒸気機関車からディーゼル機関車や貨車、木曽の各路線の詳細などが満載です。

木曽谷の森林鉄道路線図もこの通り。昨日から今日にかけて回った地域がすべて網羅されています。
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自分でも購入したいが古本以外にはなし、古本も、現在の鉄道ブームのせいか? 非情に高価で入手困難です。
図書館から借りたこの本を、詳細まで読んでみましょう。

今日の走行距離は148km、所要時間は7時間30分でした。












信州百峠(79)神坂峠、川上峠、柿其峠

9月15日、今週は快晴とはならなくとも、一応曇または晴れという予報なので、目星をつけていた木曾方面へ一泊で出かけます。
今日の本命は神坂峠。
言わずと知れた古代東山道の信濃へと入る難所です。
以前にも阿智村方面からアプローチしましたが、林道閉鎖で断念した峠を、今回は岐阜方面=馬籠を起点に再チャレンジします。

もはや通いなれた中山道の洗馬宿。
その分岐を見返すと、今まで気にもしていなかった案内が目を引きます。
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何とここが中山道と善光寺道の分去れとあります。
ここから50mのところにある常夜灯、
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先ほどの分岐に建っていたものを移設したものですが、ここからは塩尻宿を経て、江戸まで30宿、59里。善光寺道は郷原や松本を経て、善光寺まで17宿、19里だそうです。

国道19号線に入り、日出塩から贄川への途中には現代の分去れが。
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今までの国道はここから左折していましたが、
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そして折れてすぐに目に入る「ここより木曽路」=旧道
そして新しい道=桜沢トンネルが完成し、冬場は凍結して滑りやすい旧道を避け、快適なトンネルになりました。
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馬籠と言えば岐阜との県境、100km以上ありますから2度ほどの休憩を余儀なくされます。
途中の大桑村道の駅案内で今日のルートを明かに。
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ここから妻籠を経て馬籠、そこから中央道の神坂SA をくぐり抜けて恵那山トンネルの上を右隅の(表示にはない)神坂峠へ、か細い白線の道を行きます。
その後は田立の滝下手の川上(かわうえ)峠、滝上方の柿其峠を回り、野尻のフォレスパ木曾あてら荘に泊まる予定です。

三留野の桃介橋をくぐり
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国道256号線に左折、
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妻籠を経て、大妻籠へ
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旧中山道を横目に
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大妻籠宿
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下り谷の一里塚を経て、
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馬籠峠(790m)
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いよいよ岐阜県は中津川市
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左手に見える恵那山は残念ながら雲の中。
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馬籠宿上手のトイレに寄って、
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中央道神坂PAを俯瞰する場所まで来ましたが、ここは現在スマートICの工事中でした。
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中央道を通過するだけなら、神坂PAは山の中、周りに集落があるなど気にもしませんが、下道を走ると、結構人口密度が高い様相、中学校もあります。
ここでちょいと不安に、神坂峠への登り口が良く分かりません。一旦馬籠の休憩所に戻って情報収集と、昼近くになったので昼食を喫しよう。

「まごめや」にて昼食、
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今日は木曽路らしく?そばと五平餅のセットで800円也。
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店の人に聞きますが、若い人は神坂峠が分かんない! 年配の女性から聞いた情報は私の勘とピッタリ符合。

スマートIC工事中を抜け
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T字路を左へ、
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1KMほども行くと案内が、神坂峠までこの先の橋を渡って13km。
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雲の彼方に恵那山が
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湯舟沢国有林に入ります。
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林道大谷霧が原線を、
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強清水、東山道最大の難所、神坂峠をひかえて喉を潤すところ。
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先ほどの旧中山道と同じようなたたずまいの登山道、古代東山道もこのようだったのでしょう。
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下界の馬籠は雲の中、
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13kmの林道は登りごたえ充分、でも快適な舗装路で救われます。
「水またぎ」 このあたりからも古代の須恵器や土師器が出土したそうです。
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と思ったのもつかの間、神坂峠(1585m)まで100m。
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峠はやっぱり霧の中、現在でも難所に変わりない。
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峠の風景
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峠からは三方に分かれています。
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左へ行くと、
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古代の東山道
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熊が怖いので、用意しておいた熊鈴を装着。
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霧かすむ中を登っていくと
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ここぞ!古代からの神坂峠到着。
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案内
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神坂峠遺跡
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ここにも多くの祭祀跡があり、茅野の雨境峠のような滑石製の鏡や剣、鉄製品が出土しているようです。
これで、私も信州を横断する古代東山道を西の神坂峠から、中央の雨境峠、東の碓氷峠と確認することができました。
その先には、霧にかすんでわびしさ漂う阿智村の施設、富士見台萬岳荘。
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営業はしていないようです。

峠を右へ行くと
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関係者以外立ち入り禁止、そして非情なゲート。
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左はロープウエー乗り場? 左は阿智村へ降りるルートのようですが、ここで引き返しました。

中央道を上に見て
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中津川に下り、木曽方面へ引き返します。
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長野県に入り、
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最初の信号が田立の滝方面、
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田立駅
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ちょうど中央西線の電車が、
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田立 花馬の里案内図、
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これから行くのは、至川上と書かれた左手の川上峠、そしてうるうの滝方面の柿其峠。しかし一般車両通行止と書かれていて、一抹の不安が。

川上峠入口、左方へ登ります。川上(かわうえ)村は岐阜県。
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林道長根線
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快適な登り道
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あっけなく登りが終わります。
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後ろを振り返ると、長野県南木曽町、
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これが峠? その先には製材所が、
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製材所に確かめに行きます。森林組合の製材工場のようです。
間違いなし、ここが信州と飛騨との国境、川上(かわうえ)峠(648m)
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あっけない川上峠でしたが、柿其峠が心配。
田立駅の手前へ戻って、田立の滝へ。
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田立の滝への案内は完備しています。
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田立オートキャンプ場を経て、うるうの滝方面へ
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右がうるうの滝、左は粒栗駐車場(田立の滝への最終駐車場)。
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うるうの滝
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予想以上にダイナミック、ここでも熊鈴をつけて撮影。
やはりこの分岐で通行止めになりました。
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柿其峠


引き返し、田立の滝の最終駐車場へ
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田立の滝を見るのは生半可ではありません。1~3時間の登攀を覚悟しなければなりません。
滝があるということは、高低差が大きいということでしょう。

国道に戻り、野尻を目指します。今の気温は23℃! 
今日は暑くもなく、寒くもなく、少し降られましたが快適な道行きでした。
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フォレスパ木曾は左、
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今日の宿、フォレスパ木曾あてら荘
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走行距離は220km、その半分は松本からの行程です。
所要時間は8時間40分でした。




















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