愛しい郷土

三澤農場

安曇野、三郷の三澤農場さんを見学してきました。
三澤さんは同友会安曇野支部の会員さん。そんな縁で無理を聞いてもらいました。

三澤農園は食用豚の繁殖から肥育までの一貫生産です。
最初はこれから母豚になる若い雌豚が迎えてくれます。
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愛嬌と色気満杯?フレンドリーですね。

そして子豚がいっぱい!
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生まれたばかりの子豚が元気に母豚の乳を吸っています。

そして父豚舎、
ランドレース、イニシャルは(L)
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胴が長いですね、繁殖力に優れています。長いバラ肉が取れるのでベーコン用に重宝。

大ヨークシャー、イニシャルは(W)
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肉と脂のバランスが良く、繁殖力もあります。

デュロック、イニシャルは(D)
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黒みがかった褐色の毛並みですが、肉質が良くさしが入りやすい品種です。

いわゆる三元豚というのがこの三種、L×Wの雌の豚(最初に紹介した若い雌豚がそうです)にDの雄豚を掛け合わせるとできるのだそうです。
ここでは自然繁殖ではなく、人工授精で妊娠させます。そしてあの愛らしい子豚が生まれます。
母豚の元で2週間、それからは肥育するため兄弟だけになります。
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肥育舎
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表です。

裏側は
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そして100日ほどの若豚、私が現れたので向こうの隅っこで固まってますが、少し慣れるとこちらへ寄って来てくれます。
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この農場で生後半年ぐらい暮らし、私達が食べる豚肉になります。
この農場では1週間に80頭を出荷しているということです。

ここはいわゆる近代的なウインドレス豚舎ではありません。
分娩をする豚舎だけは糞尿が下に落ちるようになっていますが、それ以外は全て木のチップを床に厚く敷き詰め、それに糞尿を吸わせるようにしています。
出荷した後で、この敷材を堆肥に加工、
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豚舎も堆肥もほとんど匂いがしません!
この堆肥は近所の農家が喜んでもらっていくそうです。

三澤さんは獣医師さん、今じゃ豚のことしか分からないと笑っていましたが、二代続いたプロの技を見せてもらいました。

私の学び舎

信大農学部の大学院に入って1週間、初めての講義も終えてやっと一息ついています。

私が1年間通う信大農学部
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中央自動車道の伊那インターからわずか1分で到着出来て嬉しい限り。松本の家からも1時間ちょっとで通学できます。

これが本館と講義棟
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右側が本部、左側が講義棟、さすがに大学院の講義は、「教えてもらおう ♡」的な甘えた態度では通用しません。「学ぶんだ!」という覚悟でなくては通用しない世界です。

そして私の机も備わった研究室は
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この建物の2階にあります。

いずれにしても広大なキャンバス、図書館には、私にとって垂涎の的の本が満載。
充実した1年間が過ごせそうです!

宮本常一

「宮本常一」
この名前を初めて知ったのは、10年前の高知県檮原(ゆすはら)
高知の四万十川、源流に近い村でした。
千曲川流域学会という長野大学の大野先生主宰の見学ツアーで農家民宿に泊まり、地元の村職員の方が「この村は坂本竜馬が脱藩した時のルートです」ともう一つ「宮本常一さんがこの村へ調査に訪れた」ということを胸を張って語られたのですが、私は坂本竜馬脱藩のことは知っていたのに、宮本常一という名前は知りませんでした。
その後調べたところ、この方は、民俗学の世界では戦前の柳田国男に比肩しうる戦後の偉大な民俗学者です。
離島や山間へき地を踏破して失われつつある日本の民衆民俗史を綴ってきた人。

先日、松本の古本屋を訪れた際目にして早速買い求めたのが右の本。
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何と上高地付近を歩いていたのです。
読んでみると、上高地へ遡る梓川に奈川渡ダムや稲核ダムができつつある時に訪れていたのです。
そのころ私は小学生、母に連れられてダム建設の飯場を訪れ、超巨大な土木用ダンプに乗せてもらったという強烈な思い出があります。
ダム建設やその後の乗鞍スーパー林道工事で、梓川周辺や奈川から薮原への一帯は大きく変貌しましたが、その直前の風景や民俗を詳しく伝えている貴重な本でした。

この本に触発されて、この「私の日本地図」全15巻を買ってしまいました!
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昭和42年から51年にかけて出版された本の、全て初版本!
もちろん古本ですが、私には貴重なコレクションになりそうです。

これらの本を読むのはもちろん、この本を携えてそれぞれのご当地を訪問、昔と今の比較や、残っているかもしれない昔の姿を探訪するのも楽しみです。

とりあえず第1巻は天竜川、第2巻が上高地周辺なので、地元から民俗学的視点で歩いてみたいと思います。

鳥の道を越えて

昨日映画を見てきました。
信州野鳥の会がひらく公開講座「野鳥と文化を考える」
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映画は「鳥の道を越えて」
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私も以前から興味をもっていた「鳥屋」(とや)を主題にした、まだ若い監督今井友樹さん(39歳)が幼いころ、祖父から聞いた「あの山の向こうに鳥の道があった」という言葉を確かめるというドキュメント映画です。

鳥屋とは? 戦前から戦後にかけて岐阜の東濃地方から木曽路、そして中信に至る冬の渡り鳥の通り道に点在した、野鳥をカスミ網で捕え、それを調理したりそのまま売ったりしていた生業がありました。
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昭和22年にGHQの命令で違法とされましたが、その後も密かに続けていた人がいました。

私が興味を持ったのは、東濃と中信で同じ食文化があったということ。戦後衰退したとはいえ、それは鳥を食べるということで、東濃では「鶏ちゃん」に、中信では「山賊焼」に転化したのでは? ということ。

食文化と言っても違法になっては存続できないもの。しかしそれを生業としていた多数の人々がいたこと、鳥屋を営むにも自然や野鳥に対しての細やかな経験や技法が存在していたこと、私の故郷=浅間温泉にも鳥屋が存在していたこと、私も登ったことがある三才山の戸谷峰も「鳥屋」と関連があるなど様々な勉強ができました。

何よりも大きな気づきは「鳥が好んで食べる木の実は鳥の腹の中を通って新たな土地で芽生え、そこが新たな鳥の道となった」ということです。自然の食物連鎖の新たな発見でした。

甲信越の名城を歩く

松本市図書館だけでなく、塩尻市の図書館からも本を借りられるようになりました。
新刊書コーナーにあったこの本、
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私が行ったことがある城や城址もたくさん収録されています。

中信地方の城や城址で収録されているのは
麻績城(麻績村)、塔原城(安曇野市明科)、虚空蔵山城(松本市会田)、松本城(松本市)、桐原城(松本市山辺)
山家城(松本市山辺)、林城(松本市里山辺)、北熊井城(塩尻市北熊井)の八城です。

私が行ったことがあるお城は、もちろん松本城、そして林城ですが、場所を知っている城が桐原城、山辺城。
松本城以外は城郭はもちろん石垣なども少しだけしか残っていない城址ですが、ちょっとしたハイキングで登れそうなところばかり、是非制覇したいですね!
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