見聞録

次世代型家畜生産技術のシンポジウム

信大農学部で開催された「次世代型家畜生産技術」のキックオフシンポジウム。
私の研究室の竹田先生が主に運営、緊張感がありました。

挨拶には伊那市長の城取さんも、
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信大農学部との歴史的な関係を話してくれました。

その後のシンポジウムでは、
なぜ草しか食べない牛が、大量のたんぱく質である牛乳を出せるのか?
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考えてみれば不思議ですね? どうしてセルロースが殆どの草を食べてミルクになるのか?
私も授業で教わったはずですが未だに理解できません。
牛の4つの胃袋とそこに住み着く細菌群が微妙に関わって成し遂げる偉業です!

そのご竹田先生のアニマルウェルフェアについての講演もありましたが写真を撮り忘れました。
印象に残ったのは、「牛を管理する際、1頭1頭に名前を付けると産乳量が増える」ということ。
欧米ではこのような思想はありません。日本では戦後興った京都大学の「サル学」でも、野生の猿を観察する際に個体識別をするために1匹毎に名前を付けて偉大な成果を出したという経緯があります。
日本人のこのようなセンスが学問、実業を通して大切なのでは、と感じました。

上記に誤りがありました。伊那の市長さんは白鳥さんです。
知らせてくれたのは伊那在住の城取さん、私とは旧知の間柄で「しろとり」にはうるさい人です。
城取も白鳥も出自は一緒のようですが、山形の出羽地方を統治していた最上氏の家臣の出だとか。
城取さんは今そのことを熱心に研究されています。

三澤農場

安曇野、三郷の三澤農場さんを見学してきました。
三澤さんは同友会安曇野支部の会員さん。そんな縁で無理を聞いてもらいました。

三澤農園は食用豚の繁殖から肥育までの一貫生産です。
最初はこれから母豚になる若い雌豚が迎えてくれます。
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愛嬌と色気満杯?フレンドリーですね。

そして子豚がいっぱい!
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生まれたばかりの子豚が元気に母豚の乳を吸っています。

そして父豚舎、
ランドレース、イニシャルは(L)
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胴が長いですね、繁殖力に優れています。長いバラ肉が取れるのでベーコン用に重宝。

大ヨークシャー、イニシャルは(W)
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肉と脂のバランスが良く、繁殖力もあります。

デュロック、イニシャルは(D)
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黒みがかった褐色の毛並みですが、肉質が良くさしが入りやすい品種です。

いわゆる三元豚というのがこの三種、L×Wの雌の豚(最初に紹介した若い雌豚がそうです)にDの雄豚を掛け合わせるとできるのだそうです。
ここでは自然繁殖ではなく、人工授精で妊娠させます。そしてあの愛らしい子豚が生まれます。
母豚の元で2週間、それからは肥育するため兄弟だけになります。
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肥育舎
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表です。

裏側は
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そして100日ほどの若豚、私が現れたので向こうの隅っこで固まってますが、少し慣れるとこちらへ寄って来てくれます。
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この農場で生後半年ぐらい暮らし、私達が食べる豚肉になります。
この農場では1週間に80頭を出荷しているということです。

ここはいわゆる近代的なウインドレス豚舎ではありません。
分娩をする豚舎だけは糞尿が下に落ちるようになっていますが、それ以外は全て木のチップを床に厚く敷き詰め、それに糞尿を吸わせるようにしています。
出荷した後で、この敷材を堆肥に加工、
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豚舎も堆肥もほとんど匂いがしません!
この堆肥は近所の農家が喜んでもらっていくそうです。

三澤さんは獣医師さん、今じゃ豚のことしか分からないと笑っていましたが、二代続いたプロの技を見せてもらいました。

生きている印

この頃、南信の中川村出身の写真家、宮崎 学の写真集を見るのがマイブーム!
自分で考案、自作した自動シャッターを付けたカメラで自然の息吹を写し取っている人です。
もちろん被写体は南信の動物たちが主役です。
その中では自然と文明のせめぎあいが赤裸々に表現されています。

そのような写真集の中の1冊、テーマは「死」
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自然界で文字通り野垂れ死にした動物たちが、自然に帰るまでを克明に写し取った写真集。
表紙の「死」は日本鹿、それがタヌキや微生物に食べられ、
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微生物に分解され、そして植物が芽吹くまで
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を写し取っています。
木立の様子や間隔を見れば、同じポイントで写した写真ということが分かります。

そんな目で雪の降った翌朝に散歩をしてみると
イヌ科の動物か、タヌキ?
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これは何じゃいな?
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長さ2CM位か? ネズミのようです
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というような生きている目印がたくさん付いています。
こんな足元を見ながらの山歩きも結構楽しいものですが、
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雪景色の絶景を満喫するのも乙なものです。


新世界らしい!

大阪城から見えた通天閣
それでは通天閣と新世界へ!
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空気がまるで違います、女子供ではやばそうな雰囲気を醸し出す新世界。

ここへ来たからにはやっぱりビールと串カツ、真昼間からごめんなさい。
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串カツ、食べた後で写真を撮ったのでボリュームはいまいちですが美味しかった!
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そして肉吸い=肉うどんからうどんを抜いたこれも大阪名物。

満腹になって通天閣へ
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そこにはパトカーと消防車、物々しい雰囲気=新世界らしいか?
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通天閣脇の公衆便所に消防士や警官の姿が。
鍵のかかった便所の中に人が倒れているとか、テロの恐怖もある今日この頃ですが、さすが新世界、野次馬いっぱいで、物見高い大阪人は肝が練れています!

新年の富士宮焼きそば

新しい酉年2017年となりました、新年あけましておめでとうございます!
お客様へ新年のご挨拶に廻っています。

山梨から静岡方面へ行ったとき、
新年にふさわしく富士山の麓、朝霧高原を通りました。
富士山

この日は見事に晴れて絶景が望めました。

新年になって、今までのカメラを転んだ際に壊してしまい、新しいバカチョンカメラを買いましたが、これがズーム40倍、その性能を試そうと撮った写真が
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100m向こうに留まっていたカラス。
酉年最初の鳥の被写体になりました。
でも100mにしては鮮明に撮れているでしょ! くちばしの太さから見てハシブトカラスでしょうか。

静岡方面を巡って、夕方になり小腹が空いたころ富士宮を通りました。
ここはやっぱり『富士宮焼きそば』を食べないと!

と、立ち寄ったお店が『うたちゃん』
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ちょっと広めの玄関の土間に作ったようなお店です。
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営業時間は18時半まで、入ったのが10分前、もうお客さんが来ないと思って店じまいをするところでした。

早速富士宮焼きそば5人前をオーダー。
まずは豚肉
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そして富士宮焼きそばの特徴である油かす。
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豚の脂からラードを搾った残りがこれ!

イカも入れて炒めます。
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そこにキャベツをドッサリ、
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ネギと
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これも静岡名物の桜えび。
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これらを炒めてから、

これも富士宮焼きそばの特徴、蒸麺に
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富士山の伏流水を少し入れて麺を炒めて
具材と混合、
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お店独自ブレンドのソースを
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炒めて絡めて
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冴えた手さばきで5人前に分けて
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さあどうぞ! の前に青のりをふりかけ
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紅ショウガを載せて、
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旗まで立ててくれました。

そしてサイドメニューに頼んだ、神奈川県は厚木名物シロコロホルモン
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B-1グランプリの本家と二番手を一軒のお店で食せました。

B-1グランプリの旗手である富士宮焼きそばですが、15年位前から全国的にブームになり、一時はお客さんが引きも切らずの大盛況! でしたが、この頃はそのブームも一段落。
地元だけの名物だった昔は、地元の労働者が酒を焼きそばのつまみで飲んでいったが、今では飲酒運転の罰則が厳しくなったおかげで殆ど途絶え、観光客も減ってたいへんだよ。

とこぼしたおかみさんですが、最後に名刺をドッサリくれて、長野でも宣伝してよ!
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右にかいてある『うみや!』は印刷屋さんのミスプリ、本当はうみゃー=美味しい、と書いてもらいたかったのだそうな。
皆さん是非行って食べてください。

B級グランプリも今では下火、我らの山賊焼は一過性のブームに終わるのではなく、10年後、20年後にも地道に、そして確実に拡充発展するようにならなくてはいけないな!
と、決意を固めた新年でした。


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