鳥、鶏、とり、トリ、TORI

日本周遊の旅(奥三河)設楽城跡、鳳来山東照宮、長篠城址、設楽ヶ原、鶏の奥三河

2月10日も快晴、穂高連峰がくっきり見えます。
1月30日に天竜川沿いの三遠南信を周ってきましたが、今回はその西側の奥三河を新城まで下りたいと思います。
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前回と同じく飯田山本で高速を降り、まずは駒場で満蒙開拓平和祈念館
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そして武田信玄ゆかりの長岳寺、
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三方ヶ原の戦いの後、新城の野田城を経て甲斐へ帰る途上でここ駒場で信玄は亡くなったとの説もあります。
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駒場の街
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平谷スキー場も暖冬で雪がわずか!
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根羽村のネバーランドではつるし雛の展示が、
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史跡信玄塚を経て
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根羽から売木、津具方面へ
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津具は右へ、県道10号線を行きます。
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県境を越えて津具高原グリーンパークにて奥三河の概要をチェック、
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奥三河の位置関係は信州の南、こんな関係です。
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津具の街は静かです。
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町に一軒だけあったマルツマーケット
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総菜売り場
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田口の塩鶏?
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味つけ肉の売り場が充実しています。
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花祭りの聖地古戸
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路傍にはこんな鬼面も、
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名古屋コーチン飼っています、お静かに!
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前回通過した設楽城址を見学、
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城下の証と思われる地名城市(しるいち)を経て
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城址の麓には小さな駐車場が、そこには設楽城址案内
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こんな坂道を登っていきます、熊が怖いので手をたたきながら。
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堀切跡
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設楽城跡
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鎌倉時代に設楽氏によって作られ、戦国時代に伊藤氏によって現在の形にされたといわれています。

本郷を通過、
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そろそろ昼時、レストハウストーエイにて昼食。
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季節のおすすめ、麦とろろ飯定食(チキンカツ付き)1300円
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食堂隣の物産店には、ここも鶏肉の味つけ「東栄チキン」
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製造元は丸トポートリー
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鳳来寺山パークウエーへ、
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鳳来寺東照宮へ、
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道のどん詰まりには料金所、料金は550円。
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東照宮へは駐車場から約10分
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鳳来寺山と姿の良い松が、
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東照宮への急な石段を登って
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東照宮、三代将軍家光が、鳳来寺山を家康誕生ゆかりの地として、祖父報恩のため建築をはじめ、家綱の時に完成。国の重要文化財に指定されています。
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鳳来寺山から下って飯田線と並走、
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道の駅もっくる新城で情報収集。
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ここでも鶏の味つけ肉を強烈アピール!
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案内所にはこんなパンフレットも。「新城市鶏ガイド」
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鶏とろ、半身揚げetc
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パンフレットには味つけ肉の老舗の記載も、「鳥長商店」
住所は長篠、ちょっと戻りますが長篠城址を見学するにも好都合です。

鳥長商店、旧道の狭い道筋にひそやかに佇んでいました。
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お品書き
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小さいけど清潔なお店です。
近在のお客さんが生の味つけを買っていましたが、わたしは旅先のため冷凍を宅急便で送ってもらうことに。
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各300~350gで500~600円、お手頃です。お勧めのNo1は「かわきも」
先ほどのパンフレットを見せたところ女将さんもお客さんも初めて見たとのこと。

道を抜けるとすぐ長篠城跡
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長篠の戦いで有名なのは何といっても鳥居強右衛門、城内から豊川越しに見た強右衛門磔死の地。
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後でその場まで行ってみました。立派な碑が建っていました。
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城脇を飯田線が走っています。
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長篠城址史跡保存館
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ここでもやはり強右衛門と長篠の戦いの展示が大半です。
保存館前には土塁も。
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城址のそばに馬場美濃守信春の墓があるとのこと。
馬場美濃は武田家の中で私の一押しの武将です。これは行かねば!
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馬場美濃は松本城の前、深志城代として松本に滞在したこともあります。
無謀にも設楽ヶ原で決戦に臨む勝頼を諫め、崩れたった武田軍の殿を引き受けて討ち死にした悲劇の武将です。

馬場信春の墓近くには中央構造線、長篠露頭が、
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次に行ったのが設楽原歴史資料館、設楽ヶ原を望む高台(勝頼の戦地本陣跡)にあります。
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伝説の信玄砲、明日行く野田城から武田信玄を狙撃し死に至らしめた?という伝説があります。
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火縄銃の展示は圧倒的、稲富流の銃から幕末のゲベール銃、明治時代の村田銃まで、ガンマニア必見です。
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村田銃新旧
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火縄銃七つ道具
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銃弾の玉鋳型
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馬場美濃以外にも武田家の多くの武将が命を落としました。
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資料館の麓には馬防柵の案内と甘利信康の碑、
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現在の連吾川、
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連吾川を渡ると長篠、設楽ヶ原合戦屏風絵図が、
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真ん中を流れているのが連吾川、左徳川織田連合軍、右が武田軍。実際の地形と絵図を見比べると当時の様子が手を取るようにわかります。
再現された馬防柵
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徳川軍兵になった気分で馬防柵から武田の本陣を望みます。
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鉄砲構えの復原
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徳川の馬防柵は進退が自由にできる構造、機能的です。
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織田の馬防柵は防備一辺倒、戦いに出る意欲が感じられません。
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武田の騎馬武者の視点?で見た馬防柵。
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家康の本陣跡
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その隣にある東郷中学校の庭には平成の馬防柵が、
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今日は新城泊り、新城駅。
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泊りはホテルルートイン新城、
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夜はホテル近くの「いちや」で、
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紋甲イカの刺身、鰯のたたき、鴨そばで一杯でした。










上野 国立科学博物館

せっかくの、そして久々の東京へ来たからには、ということで翌17日は上野の国立科学博物館へ。
上野公園をさ迷っていたら、正岡子規記念球場に行きつきました。
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日本で野球を広めた人としての正岡子規は知っていましたが、球場まであったとは!
記念碑もちゃんとあります。
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そこをまっすぐ北?へ行くと
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実物大(30m)のシロナガスクジラのオブジェが目を引きます。
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これが国立科学博物館
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書きたいネタはたくさんありますが、特に注目は鶏。
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日本在来の鶏種が展示されていました。
特に注目は東天紅
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そして小国
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なぜ注目かといいますと、私の名刺を飾る二種だから。
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隣には彼の忠犬ハチ公の実物剥製が。
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昼食に入ったレストラン(上野精養軒)ではボロネーゼを。
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ここから見える光景はクジラの骨格。
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反対から見ると巨大なマッコウクジラが。
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ゴジラならぬティラノサウルス
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世界の野生動物も数多。
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これ以外に最新の科学技術の展示も盛りだくさんでしたが、4時間では走り回って一巡するのが精々でした。
改めて来たいと思います。


信毎元旦号、トップに畜産の記事

新しい兎年、新年あけましておめでとうございます。
今年は私も年男、干支を六周したことになります。

そんな元旦の信濃毎日新聞トップに「新、信州豚 世界を狙う」
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私が覚えている限り、信毎の元旦巻頭に畜産の記事が出たことはありません。
それも長野県畜産試験場の神田場長が仕掛けた、新しい豚の挑戦です。

畜産については、いつの間にか後進県になってしまった信州の快挙です。
今年も頑張りましょう!

合鴨農法(その3)

合鴨農法のその後、
合鴨が泳ぎ回っていた田んぼが刈り取りを終わって
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合鴨さんも手持無沙汰、
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これで彼らもお役御免か?
これからは農家の人が言っていた鴨鍋になる運命が待っている⁉

近隣の田んぼも借り入れの真っ最中です。
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稲刈り機も立派になったものです。
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機械で刈り取った田んぼと、ハゼ掛をしている田んぼ、
稲穂だけを回収し、機械乾燥する米、ハゼ掛をして、天日干しをして食べる米、隣り合った田んぼでも、その持ち主によってか、自家消費の米か、市場に出す米かによって収穫の様相も様々です。
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合鴨農法 (その2)

7月1日にアップした岡田の合鴨農法、
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大水やキツネに奪われて苦労していた合鴨農法も軌道に乗ったようです。

まだ雛だった合鴨も大きく育ちました。
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雄、雌の違いも目立ってきて
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雄には眩しいほどの青い羽根が出てきました。

稲も立派に育ち
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これ以上圃場の中を自由にされると稲穂を食べられてしまうようで、現在隔離中。
そのかわり配合飼料を与えているようです。

この農家さん、今回は八反の田んぼのうちここだけを合鴨農法でやったそうですが、来年はもう少し増やしたい、と言っていました。
今までは八反の田んぼに、農薬や肥料など80万円ほどを農協に払っていましたが、合鴨農法ではほぼゼロ。
合鴨の雛1羽が680~750円かかりますし、電柵などの経費も掛かるし、キツネなどに奪われることもあるが農薬を使わないことがとても良い、と言っていました。

そのうえ、もう少し肥育したら仲間と一緒に鴨鍋をつっけるのが楽しみだそうです。
この方はそばの栽培もやっていて、鴨鍋と手打ちそば最高ですね!



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