八重山諸島への旅を終えてそろそろ2週間。
帰る前から疲労感があり、帰った次の日には鼻水や咳が止まらず難儀していました。
コロナではなく風邪のようですが、ようやく正常に戻った今日この頃です。
昨日、久しぶりに図書館に行って新刊書コーナーを見ているとこの2冊の本に目が行きました。
戦雲(いくさふむ)要塞化する沖縄、島々の記録
与那國島で自衛隊の駐屯地を間近に見て、台湾との距離感も体験した後で出会った本ですので、沖縄諸島の戦争への緊迫感を一層強く感じます。
緊張が発火点を越せば、あののどかな島が戦争に巻き込まれることを肌で感じられるようになった気がします。
そしてイリオモテヤマネコ・水の島に生きる
偶然なことに、この本の著者は西表大原ヤマネコ研究所所長であり、
宿でもらったパンフレット
トラ・ゾウ保護基金にもかかわっている人ですが、この本の冒頭で、イリオモテヤマネコが発見されて約50年を振り返り「この半世紀の時間の中で、島の内外の人間が、経済的な利益を上げ快適に生活するために加えてきた環境への圧力は、イリオモテヤマネコが暮らす島の生態系のとって重大な変化をもたらしてきた。それは、さらにこれからも大きな攪乱をもたらすかもしれない。」と述べています。
ウクライナやガザで進行中の戦争も、そこに暮らす一般の人々はある日突然戦争が降ってわいてきたと思ったでしょう。太平洋の水没しつつある島々の人々も、自分の責任ではないのに暮らしていけなくなる現実に戸惑っています。
幸いなことに私たちの身近に戦争や環境破壊の影響が作用しているように思わなくても、視野を広げればこれらの兆候が押し寄せています。
私も単なる物見遊山の旅として終わらせるのではなく、これらのことをもっと身をもって感じねば、と受け取りました。
帰る前から疲労感があり、帰った次の日には鼻水や咳が止まらず難儀していました。
コロナではなく風邪のようですが、ようやく正常に戻った今日この頃です。
昨日、久しぶりに図書館に行って新刊書コーナーを見ているとこの2冊の本に目が行きました。
戦雲(いくさふむ)要塞化する沖縄、島々の記録
与那國島で自衛隊の駐屯地を間近に見て、台湾との距離感も体験した後で出会った本ですので、沖縄諸島の戦争への緊迫感を一層強く感じます。
緊張が発火点を越せば、あののどかな島が戦争に巻き込まれることを肌で感じられるようになった気がします。
そしてイリオモテヤマネコ・水の島に生きる
偶然なことに、この本の著者は西表大原ヤマネコ研究所所長であり、
宿でもらったパンフレット
トラ・ゾウ保護基金にもかかわっている人ですが、この本の冒頭で、イリオモテヤマネコが発見されて約50年を振り返り「この半世紀の時間の中で、島の内外の人間が、経済的な利益を上げ快適に生活するために加えてきた環境への圧力は、イリオモテヤマネコが暮らす島の生態系のとって重大な変化をもたらしてきた。それは、さらにこれからも大きな攪乱をもたらすかもしれない。」と述べています。
ウクライナやガザで進行中の戦争も、そこに暮らす一般の人々はある日突然戦争が降ってわいてきたと思ったでしょう。太平洋の水没しつつある島々の人々も、自分の責任ではないのに暮らしていけなくなる現実に戸惑っています。
幸いなことに私たちの身近に戦争や環境破壊の影響が作用しているように思わなくても、視野を広げればこれらの兆候が押し寄せています。
私も単なる物見遊山の旅として終わらせるのではなく、これらのことをもっと身をもって感じねば、と受け取りました。