9月14日、土曜日ですが予定がなく急遽思い立ちました。
何を思い立ったのか?
この頃ダムめぐりが続いていることを知人に話したところ、それじゃこの本を読めば、と勧めてくれたのが「湖水誕生」曽野綾子の小説です。
それも地元大町のお話、何度か行ったことのある高瀬川に作られた高瀬ダムと七倉ダムを建設した男たちのプライベートも含めた苦闘の物語です。
この辺りは「黒部の太陽」でも知られたダムの宝庫、大町でまとまる高瀬、篭、鹿島の三川を回ることにしました。
穂高から高瀬川沿いを北上、
高瀬渓谷、葛温泉へ、
上記2基のダムが東電の管理、そして一番下流のここ大町ダムは
国交省の管理で、発電ではなく水の管理を専らとするダムです。
地元の伝説に由来した龍神湖、
建物の右奥には大町ダム情報館が、
下から大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムと並んでいます。
地形図を見ると、蓮華岳、針の木岳をはさんで左(信州側)に高瀬川、右(富山側)に黒部川が案外近い距離で並行に流れているのが分かります。
明治時代にはこの山塊を猟師の遠山品右衛門なども跋扈していたのです。
上流の七倉ダムへ、高瀬川の濁流が岩を食みます。
左岸にはダム工事に使われたものなのかスノーシェードの遺跡が見えます。
葛温泉には高瀬館はじめ3軒の旅館があり、その少し上流には七倉山荘もあります。
七倉山荘で一般車両通行禁止、この道県道槍ヶ岳線はこの先へも続いていますがここからは予約したタクシーか工事用ダンプ?しか入れません。
次回は源泉かけ流しのここに寄って、タクシーで上流の高瀬ダムへ行ってみたいものです。
下流に戻り篭川を渡って扇沢へ、
11時過ぎ、ここ扇沢駅から黒部ダムへも行けますが、
私の目的は黒部ダムカレー、
ところがメニューを見ると山賊焼も幅を利かせています。
山賊焼カレー、
山賊焼ラーメン(ミニカレー付き)
もありましたが、私のチョイスは山賊焼サンド(コーヒー付き)1300円、
私の昼食にはちょうど良いボリュームで山賊焼もなかなかに美味しかった!
下って大町エネルギー博物館、
大正11年に建設された高瀬川第一発電所の水車ランナー
同じく水力発電機
また珍しいものとして戦中に日本中を走っていた薪ガスで走るバス、
薪ガス発生炉は大町の会社が作っていました。
次に行は鹿島川を遡ります。
鹿島槍ガーデンは岩魚釣りの名所、
爺が岳スキー場を抜け、
県道325号白馬岳大町線は直進、
鹿島川の流れを渡ると、
そこで通行止めでしたが、
ここから鹿島槍ヶ岳や白馬岳へ登れます。
大谷原登山口、
先ほどの三差路を右へ曲がると鹿島槍スキー場へ
初めて対面する中綱湖、
簗場駅を経て国道147号線に出て、
次に向かうのは黒部ダムや高瀬ダム建設の物資の集積所である北大町駅、
今は大町文化センターなどが立ち並んだ町並みに変貌しています。
ここで興味が、ここから扇沢へは建設用道路が引かれていたはずです! 小説にはそう書いてあったような?
大町温泉郷や黒部ダム方面へ行くと鹿島川にかかった鹿島大橋に、
その橋の橋柱を見てみると、
そこには昭和32年7月竣工と書いてあります。
黒部ダムの着工は昭和31年、着工した際は富山から立山を経由しての着手ですから、その翌年破砕帯で有名な関電トンネルを大町側から掘り進めたことと符合します。
つまらないことに納得して帰路につきました。
帰りはアルプスあずみの公園を経て帰路につきました。
走行距離は165km
所要時間は8時間でした。
走った軌跡は
何を思い立ったのか?
この頃ダムめぐりが続いていることを知人に話したところ、それじゃこの本を読めば、と勧めてくれたのが「湖水誕生」曽野綾子の小説です。
それも地元大町のお話、何度か行ったことのある高瀬川に作られた高瀬ダムと七倉ダムを建設した男たちのプライベートも含めた苦闘の物語です。
この辺りは「黒部の太陽」でも知られたダムの宝庫、大町でまとまる高瀬、篭、鹿島の三川を回ることにしました。
穂高から高瀬川沿いを北上、
高瀬渓谷、葛温泉へ、
上記2基のダムが東電の管理、そして一番下流のここ大町ダムは
国交省の管理で、発電ではなく水の管理を専らとするダムです。
地元の伝説に由来した龍神湖、
建物の右奥には大町ダム情報館が、
下から大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムと並んでいます。
地形図を見ると、蓮華岳、針の木岳をはさんで左(信州側)に高瀬川、右(富山側)に黒部川が案外近い距離で並行に流れているのが分かります。
明治時代にはこの山塊を猟師の遠山品右衛門なども跋扈していたのです。
上流の七倉ダムへ、高瀬川の濁流が岩を食みます。
左岸にはダム工事に使われたものなのかスノーシェードの遺跡が見えます。
葛温泉には高瀬館はじめ3軒の旅館があり、その少し上流には七倉山荘もあります。
七倉山荘で一般車両通行禁止、この道県道槍ヶ岳線はこの先へも続いていますがここからは予約したタクシーか工事用ダンプ?しか入れません。
次回は源泉かけ流しのここに寄って、タクシーで上流の高瀬ダムへ行ってみたいものです。
下流に戻り篭川を渡って扇沢へ、
11時過ぎ、ここ扇沢駅から黒部ダムへも行けますが、
私の目的は黒部ダムカレー、
ところがメニューを見ると山賊焼も幅を利かせています。
山賊焼カレー、
山賊焼ラーメン(ミニカレー付き)
もありましたが、私のチョイスは山賊焼サンド(コーヒー付き)1300円、
私の昼食にはちょうど良いボリュームで山賊焼もなかなかに美味しかった!
下って大町エネルギー博物館、
大正11年に建設された高瀬川第一発電所の水車ランナー
同じく水力発電機
また珍しいものとして戦中に日本中を走っていた薪ガスで走るバス、
薪ガス発生炉は大町の会社が作っていました。
次に行は鹿島川を遡ります。
鹿島槍ガーデンは岩魚釣りの名所、
爺が岳スキー場を抜け、
県道325号白馬岳大町線は直進、
鹿島川の流れを渡ると、
そこで通行止めでしたが、
ここから鹿島槍ヶ岳や白馬岳へ登れます。
大谷原登山口、
先ほどの三差路を右へ曲がると鹿島槍スキー場へ
初めて対面する中綱湖、
簗場駅を経て国道147号線に出て、
次に向かうのは黒部ダムや高瀬ダム建設の物資の集積所である北大町駅、
今は大町文化センターなどが立ち並んだ町並みに変貌しています。
ここで興味が、ここから扇沢へは建設用道路が引かれていたはずです! 小説にはそう書いてあったような?
大町温泉郷や黒部ダム方面へ行くと鹿島川にかかった鹿島大橋に、
その橋の橋柱を見てみると、
そこには昭和32年7月竣工と書いてあります。
黒部ダムの着工は昭和31年、着工した際は富山から立山を経由しての着手ですから、その翌年破砕帯で有名な関電トンネルを大町側から掘り進めたことと符合します。
つまらないことに納得して帰路につきました。
帰りはアルプスあずみの公園を経て帰路につきました。
走行距離は165km
所要時間は8時間でした。
走った軌跡は





































