「羊のように大人しく」という慣用語は
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こんな子羊にピッタリの言葉です、が、そんな言葉を覆す出来事に遭遇、痛い思いをしました。

信大の農場デビューを果たしたその日、先輩院生がある羊を捕まえようと放牧場を駆け回っていたので、新参者の私もちょっと助太刀と柵を乗り越えて入りました。
餌を与えても警戒して近寄らず、手綱をはめようにも逃げ回ってどうしようもない2歳児=絵馬(エマ)でした。
一度は私をかすめてスルーしてしまい、今度こそ!と身構えて飛び込んできた彼女をGET!
と思った瞬間、(それから数舜記憶が飛びました)
気づいたら草地にひざまずき、口の上から出血が、メガネは飛んで茫然です。

先輩から聞いたところでは羊の勢いにぶっ飛ばされて柵に張った金網にぶつかったそうです。
幸い大事に至らず口の上の怪我と、GETしようと羊の首に回した右腕がしびれた程度、ちょっとむち打ちの気もありました。

そんなじゃじゃ馬ならぬ丙午(ひのえうま)ならぬひのえ羊が
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肉用羊サフォークの絵馬です。憎々しいというか堂々たる面構え。

同期の羊と比べても
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見てください、毛並みも肉付きも立派なもんです!

農学部に入ったということを身をもって感じることができた一コマでした。