日経新聞の「私の履歴書」
この前までここに掲載されていた石毛直道さんの半生を読んでピン!ときました。

その後その著作を読み漁っています。
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まず読んだのは「食の文化を語る」
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そして「日本の食文化史」

京都大学で社会人類学を学び、世界各地を調査探検して歩き回り、どこへ行ってもその地域の人々の中に入り込み、彼らのの食事を一緒に食べて、世界中の食べ物を一番多方面で食べたのは自分だろう! と豪語するという素晴らしいスーパーマンです。

そんな経験の中から出てきたのが「食文化研究」
人間の発展段階を辿る中で、食というものがどのように変化してきたのか?

彼が説くのは「食文化の発展段階」

①人類誕生以来つい最近まで人類は、「生きる、生き抜く」ために食事をし
           ↓
②つい最近、日本でもほぼ戦後から、「腹いっぱい食べる」こと=飽食に
           ↓
③そしてバランス「栄養」に目覚め
           ↓
④それからは「美味しさ」を追求=グルメ
           ↓
⑤現在の私たちは「健康」に気遣った食事に目覚めています。

そしてこれからはどんなキーワードが出てくるのか??

私はこれからの食のキーワードは「環境」ではないか!? と思います。

思い返せば私が育った頃、 そんな遠い過去ではなくてせいぜい50~60年前。
やっと腹いっぱい食べられるという時代でした。

人類の誕生以来2万年以上の中で、たった50年です。
その50年の中で私たちは②~⑤へと急激に食生活を変化させてきました。

その中で確かに美味しいものを腹いっぱい食べて、健康談義も交わしながら、金さえあればどんなグルメもできてという世界に生きていますが、

このままで私たちが生きている「地球」が持つのかな?
何でも食べられるけど、地元の農業や畜産、そして林業などは衰退の一途、この矛盾の中で果たして未来永劫人類が生き続けて行けますか?