4月から会長職になって、引き継ぎも一段落、いよいよ私の第2の人生に突入です。

先日『人生二毛作』というキーワードを教えてもらいました。
第2の人生ということですが、なぜ二期作でなくて二毛作か?
ここが大事、二期作は同じものを2回作ること、それに対して二毛作とは立脚する土壌は一緒でも、第1の人生に被らないことをやること。
今までと同じことをやるのでは、折角その気になった後継者と張り合うことになってしまう。
根っこやこれからの影響については関連しても、張り合わない、そして後継者の考えの及ばないことにチャレンジすることで、自分もわが社ももう一歩大きな視野が開けるのではないでしょうか!
作物も連作すると障害が出るそうです。

そんなことでまず手掛けたことがチキントラクターの見学。
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四賀で有機農業をしているKさんから情報をいただき、鶏を農地などで草やミミズ、虫などを食べさせ、そのフンを大地に返し、大地を豊穣にしてからまた作物を植える。
そんな循環型の養鶏を可能にするという巣箱です。

伊那の西箕輪で建築業をしている工房鬼六の藤田さんが作りました。
2年前に松本、神田のMさん宅へ納入しているということで見せてもらいに行きました。
Mさんは会社を退職した後先祖代々の農地で米や松本一本ネギを作っているそうです。

そしてこれがチキントラクター、
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これが一番大きなタイプ。屋根がきちんとかかっているほうが本棟、葦簀が日除けになっているほうは拡張オプションです。
今飼っているのはゴトウのさくらという鶏種、雄も入れているので有精卵が採れます。
Mさんは一か所に固定して飼っていますが、
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このように車輪が付いているので草を食べつくしたら草のある場所まで引いていくことが出来ます。

そしてこれが小型版
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中には餌の給餌器と給水器が設置
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そして草のある場所へ移動したら
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鶏たちは喜んで草をついばんでいました。

この方式は私が以前に読んだ『雑食動物のジレンマ』という本で、アメリカのポリフェイス農場というところでやっていることと同じです。
しかしこのチキントラクターは日本の風土の合わせて細かいところまで改良してあります。
しかも使っている木材は長野県産、それを防腐処理して使っています。

世の中は広いものですね、いろいろな工夫がいろいろな人たちによって考えられています。
藤田さんもこれを普及させるために日本全国を飛び回っているそうです。