遠路福岡からお出でいただいたお客様のご希望で諏訪大社を訪れました。
まっすぐに諏訪大社を目指しても面白くないし、信州の良いところも見てもらいたいと思い、三城からビーナスラインを通って、高原の秋を感じてもらいながら向かいました。

何回も走ったことがあるビーナスラインですが、私は走ることが楽しくて未だに見たことがない八島湿原を覗きました。残念ながらピンボケでした。
八島湿原

尾瀬の湿原ほどの規模は無いですが、霧が峰を背景に美しい風景展開です。
今度来た時は一周歩いてみたいですね。

諏訪大社についても新たに勉強しなおしました。
私は諏訪大社とは上社と下社の2つだと思っていたら、何と4つもあるのですね。

まずは上社本宮、
諏訪大社

厳かで敬虔な雰囲気一杯です。

本宮のそばには前宮があるということでしたが、教えてもらってやっとたどり着きました。この年になってその存在を初めて知った僕。
道路からは鳥居が見えるだけ、社殿は階段を上がった奥にひっそりと佇んでいました。
上社前宮

これはどこにでもあるお宮と変わりありません、と思っていたら、社殿脇に座禅を組んでいた人が
ほら貝

何と法螺貝を吹き始めました。本物の法螺貝です。山伏がこれを吹くことは物の本で読んだことがありましたが、実際にその音色を聞いたのは初めて。
朗々と鳴るその音色は腹の奥まで響きました。
服装こそTシャツ姿でしたが、かなりの熟練者、もしかしたら現代版山伏か?

とても良い体験ができました。