昨年で閉鎖された『浅間温泉国際スケートセンター』
スケートセンター

1969年、前回のブログのような芸者さんがたくさん居た頃の、華やかなりし浅間温泉の郊外=美鈴湖の湖畔にできたスケートセンターです。
http://www.matsumoto-tca.or.jp/convention/sports06.php
一時は記録製造リンクとして全国のスピードスケートのメッカとして君臨してきたリンクですが、現在ではスピードスケートといっても室内リンクが当たり前、氷のコンデションを整えるにも風の影響を防ぐにも室外リンクは時代遅れになってしまいました。

そこへ先日、久しぶりに行ってきました。
夏草の茂るリンクを見るとは無しに見ている中で、閃きました!

400mの幅の広いオーバルコース、そしてまだまだ使える管理棟、照明もついています。何より良いのはその立地=付近に人家は無く山に囲まれていること=音が出ても大丈夫。

何を想像したのか? そうです、自動車やレーシングカートのミニサーキットです。
ツインリンクモテギを知っていますか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%82%E3%81%A6%E3%81%8E
栃木県の茂木にあるサーキットです。このサーキットはインディレースもできるオーバルコースと、曲がりくねったテクニカルコースの複合コースです。

400mオーバルコース+テクニカルコースを併設して皆が楽しめるサーキットを作ったら面白いと思いませんか?

自動車とは違いますが、7月1日には浅間温泉からこの美鈴湖を経由して美ヶ原まで『ツールド美ヶ原』という自転車レース(ヒルクライム=山登り)が開催されます。
http://j-cycling.org/utsukushigahara/
浅間温泉、美鈴湖、美ヶ原を自動車と銀輪レースのメッカにしよう!

美ヶ原へ登るヒルクライムも自転車だけではもったいない、アメリカの有名な温泉地=コロラドスプリングスでは、長い歴史を誇る自動車のヒルクライムレース、『パイクスピークヒルクライム』が有名です。
浅間温泉と周辺の山々を有効に利用してこんな壮大なアイデアは如何ですか?

ここの周辺の山道の道端にはお地蔵さんや花を捧げたところが幾箇所かあります。これは夜中に山道を使ってサーキット代わりに走った若者の亡くなった場所? 
日本ではレースに対する理解度が薄く、スピードを出せば何でも暴走族になってしまう悲しさ。若者が(私も)思い切って走れる場所が欲しいものです。