私は『浅間温泉そば作り体験同好会』の不良会員です。会員になったのは3年前ですが、毎年、そばを植えることから花見、刈入れ、製粉、そしてそば打ち、忘年会まで半年を通しての行事のなかで1~2回しか参加できません。
今回はそば打ち講習会へ久々に参加しました。

まずベテランの会員さんからたっぷりと打ち方の講習を受けます。
同好会で育て、収穫したそば粉を8、強力小麦粉を2の割合に配合した二八そばです。
強力粉


粉の半分ほどの水を準備して、まずは1番難しい『水回し』、水の半分ほどを入れます。
水回し1

そば粉と水を混ぜ合わせます。これが難しい、全体に行き渡るようになりません。
水回し2
砂粒のようなそばが全て小石粒位になれば水回しはOK,これで一つにまとめられます。
きれいにまとまる

上手にやればこね鉢もこんなに奇麗、余分な粉は付いていません。

充分に菊練りした後、こね鉢の曲線を利用して円錐形にまとめ、円形に整形します。
円錐形に

丸く伸ばす

大きく丸く


そしていよいよ延し作業、麺棒を使って丸く、そしてひし形に、そして長方形に延ばしていきます。
いよいよ麺棒で

広く方形に


いよいよそば切り、こま板を軽く押さえてリズミカルに押しながら切っていきます。
そば切り

ベテランのこま板には微妙な工夫が! こま板の断面を少しだけ湾曲させてあります。この微妙なカーブが秘訣だそうです。さすがにそば打ちは奥が深い!
ちょっとした工夫


続いて自分でやってみます。水回しは先生から何度も修正されて、
私の練り

やっと練りに入りましたが、最後の水が多すぎてこね鉢の表面が曇ってしまいます。
またまた先生の出番、そば粉を少し添加して修正してもらいました。
やっときれいにまとまりました。水回しはとても難しい!
きれいにできました

それからも難行苦行、パスタのように太いそばやソーメンのように細いそばができましたが、自分では大満足。

夕飯に投汁(とうじ)蕎麦を作って家族で味わいました。