農家見学会に行って来ました。前回の佐久地方に続いて2回目、今回は中信地方=地元です。
何といっても長野県はりんごです、青森県に次いで2番目の産地ですが、ユニークな生産者がたくさん居ます。
こだわりのりんごの説明を聞きました、このリンゴの木、気づきますか?
りんごの瘤

真ん中に瘤があります。瘤から下は20年まえからのりんご、上は5年目のりんごの木だそうです。りんごは接木ができます、20年前の木は根が充分に張っているので土中から豊富に養分を吸い上げられます、上の若い木はたわわに実を付けます。
たわわなりんご

古い木がポンプの代わりをして養分を吸い上げ若い木の柔軟なルートを経て実へたっぷりと注ぎ込む、肥料も少しだけしか与えない方が、木を甘やかさない方が美味しいりんごがたくさんできるそうです。

このピンクのりんごはその名も『ピンクレディー』
ピンクレディー

オーストラリア産のりんごで、日本ではまだ数件しか栽培していません。小ぶりな実で、甘酸っぱく濃厚な味だそうです。残念ながら収穫は11月になってから、小ぶりで可愛く甘酸っぱい=バレンタインやホワイトディに最適です。

これはトマトのハウス、
トマト工場

ここはトマト製造工場でした。驚くことにトマトは土に植わっていません、
トマトの根

路地物が出る7~8月には生産しません、そのかわり9~翌年の6月まで10ヶ月間生産できます。細長い植木鉢?に
sugiparupu

この杉のパルプを詰め、苗を植えて液肥をやります。
RIMG0158

10℃以下にならないように温度管理をしていれば真冬でも大丈夫、ここのトマトは近隣のお客様にしか売らないそうです。


最後は塩尻のえんぱーくの5階で周りの景色を見ながら、なんと地元の食材をふんだんに使ったフランス料理のフルコースでした。食べるのに夢中で写真はこれだけ。
furannsu

塩尻で飼育している『シナノユキマス』の軽いプレゼ、野村農園のトマトクリームソース添え。
こんなコース料理まで出ましたが、今日の会費は貸切大型バスで移動して何と1000円、お得でした。