2025年01月

岬と峠紀行(東近江、関ケ原③)墨俣一夜城、大垣城、岐阜城

1月16日は晴れ上がりました。
アパホテルの朝食には鶏ちゃんが出ています。
飛騨のご当地グルメですが美濃でも出てくるとはさすがです。
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ホテル近くの大垣城は開館が9時、その前に秀吉出世のきっかけになった墨俣一夜城へ、
ホテルからは揖斐川を渡り、長良川河畔へ、
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本来の一夜城にはこんな立派な天守があったはずはありませんが、上に登ってみると遠くに金華山頂の岐阜城が見えました。
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大垣城は関ケ原合戦の西軍拠点になった城、戸田宇治鉄が礎を作ったこの城は昭和20年に空襲で焼失してしまった後で建造して資料館になっていますが城主が戸田氏です。
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松本城も戸田氏の城主時代がありましたが、両者の関係を探るまではいきませんでした。

岐阜城へは金華山ロープウェイで、
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途中には井戸跡、
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天守、
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天守の中は資料館、
それまでの井口という地名を信長が岐阜に変えた由来
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信長の南蛮具足
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天守から見える長良川
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麓には三重塔
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午前中を城巡りに費やし午後は帰るのみ。
東海北陸自動車道に乗って昼は長良川SAで
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味噌煮込みうどん
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東海環状自動車道から中央自動車道へと帰ってきました。

この日の走行距離は275kmでした。
三日間の軌跡が
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岬と峠紀行(東近江、関ケ原②)姉川、越前境、小谷城址、国友、関ケ原

1月15日、どうも空模様が良くありません。
事前の天気予報では三日間は大丈夫だと思って出かけてきたのに残念。

昨日行った余呉湖の先に越前との国境があり、その先は冬季通行止めだったことを思い出し、行けるところまで行ってみて、そこからUターンして関ケ原へ向かうつもりです。

まずは姉川の戦いの現場へ、
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浅井、朝倉連合軍と、織田徳川連合軍がぶつかった現場です。
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さほど広くない河川敷が舞台です。

木之本からさらに北へ、国道365号線を行くと県境から冬季閉鎖
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昨日訪れた余呉湖も霧の中、あの霧の向こうに賤ケ岳があるはずです。
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椿坂トンネルを抜けて、このトンネルの上が椿坂峠か、この辺で積雪1m程か。
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中河内の集落では積雪1,5m位? 除雪のダンプカーが忙しい。
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さらに上るとタイヤが空転して蛇行を始めます。
デフをロックして急坂を上ると正面が雪の壁、左が余呉高原スキー場。
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ここが県境、Uターンします。

高月観音の里歴委民俗資料館、木ノ本と小谷城址の中間にあります。
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湖北の観音様の所在図、多くの観音様が集中しています。
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小谷城址、昨日行った場所とは違います。
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ここから狭い車道が城址へと登っているので行ってみます。
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望笙峠
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車道はここまで、この先400mで天守跡へ行けますが、雪があるのと熊注意の看板で引き返します。
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道の駅浅井三姉妹の里、
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ここで昼食、とろろ汁と長いものかき揚げ+そば。
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近江名物のふな寿し、
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馬肉の燻製
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とりむねの燻製、
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お市の方や淀姫も食べた?小谷産和リンゴのジャム、
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などお土産を購入。

道の駅近くには浅井歴史民俗資料館
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小谷城址の構造がよくわかるジオラマ
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長浜市街地近くには国友、国友といえば戦国末期に鉄砲鍛冶の里として有名ですが、ここも流れる姉川には国友河原の合戦跡
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そして国友鉄砲ミュージアム
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五十目玉大筒など火縄銃コレクションが数多。
しかし地元の人曰く「火縄銃のコレクションでは松本城にかなわない」とか。
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目を引いたのは東洋のエジソン=国友一貫斎という名職人がいたこと。
一貫斎の反射望遠鏡
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空気銃も作っています。
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北近江から美濃の関ケ原へは30km程、
最初に行ったのは大谷吉継の墓所、ここから林の中を470m。怖くなって途中で引き返しました。
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関ケ原ウォーランド、ちょっと感心しない観光施設。
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石田三成陣所跡、ここは三成の家臣島左近の陣。
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三成は関ケ原敗戦の後伊吹山へと逃れていますが、この陣所は伊吹山を背にしているのでその説に必然性はあります。
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不破の関資料館、壬申の乱でもここが登場しています。
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またここが関東と関西の境目、東西日本の雑煮の違い。
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不破の関といえば中山道、この近くを旧中山道が通っているということなので行ってみます。
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ここも旧中山道今須峠、
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今須宿
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中山道を東海道本線が貫いています。
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そして「ブラタモリ」でも紹介された近江と美濃の境。
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今日も又、ここでスマホがフリーズ。
この後は関ケ原の駅前観光交流館と岐阜関ケ原古戦場記念館へ行ったのですが、写真は無し。
交流館ではお土産として
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みそ入りせんべい、関が原産ブルーベリージャム、そしてどん兵衛きつねうどん東西食べ比べ。

宿は大垣駅前のアパホテル、窓から見える大垣駅。
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夕飯は駅前の屋台すし
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お隣は新時代という居酒屋、寿司の後ちょっと寄ってみました。伝串という鶏皮を使った串が1本50円と格安。脂を絞った後の尻皮を刺しています。
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駅ビルにあった美濃美匠では手作りおはぎをデザートに、
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そしてお土産に美匠和菜
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この三枚の写真は翌朝スマホが立ち直ってから撮ったもの。


この日の走行距離は175kmでした。



岬と峠紀行(東近江、関ケ原①)安土城跡、彦根城、賤ケ岳、余呉湖

2025年の新春を迎えました。
今年から「日本周遊の旅」を改題して「岬と峠紀行」とします。
日本周遊の旅では何となく物見遊山のイメージが強く、いまいち私の目的とはそぐわないのでは、と思ったからです。
日本列島の地図のイメージをたどるなら岬と海岸線を結んでいけば良いわけですが、日本には奥深い山々や内陸部もあるわけで、それらをたどっていくなら峠というわけです。また博物館や資料館見学も欠かせません。
また投稿日はいつも旅行日よりかなり遅れますので、これからはブログへのアップ日ではなく、実際に旅をした日に改めますのでよろしくお願いいたします。
というわけで岬と峠紀行の第1回目をはじめます。

1月14日、今回は天下分け目の関ケ原と、交通の要衝でもあり数々の合戦が行われた東近江を訪ねます。

中央道から名神高速道路を経て近江八幡を目指します。
関ケ原を通り越し、
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伊吹PAで最後の休憩を取り、
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八日市で高速を降りました。
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目指すは安土、
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安土城考古博物館で情報を仕入れようと思いましたが休館日。
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1kmほど離れた安土城址へ、
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ここの城なび館も休館、火曜日は全て休館なのか?
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いざ安土城址へ、もともと安土城はこの南面だけが開かれていてそのほかは琵琶湖で囲われていたとか。
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段差の大きな石段に苦労しながら登ります。
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これは16日に岐阜城で見た安土城の想像図、石段のカーブや石垣の配置でそれとわかります。
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信長も眺めただろう安土の城下、
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石仏も石段の中に組み込まれ、
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仏足石も単なる石材として使われていたとか
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神をも恐れずというか無神論者の信長らしい仕様です。

本丸への道、
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本丸から天守へ、
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天守閣の礎石が明らかな天守跡、
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天守を降りて總見寺方面へ、
總見寺跡から見た琵琶湖、
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三重塔
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大手道の左わきが羽柴秀吉邸、
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右側が前田利家邸
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急な石段で足が悲鳴を上げましたが、1時間ほどで周れて満足でした。

次に目指すが彦根城、
その前の腹ごしらえには近江ちゃんぽんを
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近江ちゃんぽん、スープが澄んでいて美味しかった!
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松林からの琵琶湖は海に見えます。
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彦根城の前に遊覧船で竹生島へ行こうか?と思いましたが、
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往復で3時間ほどかかるようなので今回はパス。

彦根城では駐車券が1000円、その上城の中は点検中で入れず。
どうしようかと迷いましたが、国宝六城の最後のピースがはまることを考えると行かないわけにいきません。
城への石段を登ります。
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と、ここでスマホがフリーズ、何としてもリセットしてもスマホが動きません。
カメラがないのでスマホで写真を撮ってきましたが、これでは彦根城の天守も撮れません。
ということで散々な彦根城になってしまいました。

気を取り直して賤ケ岳へ、
その途次で急にスマホ復活、顔を出した伊吹山は雪景色。
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伊吹山ドライブも考えていましたが、これでは上れません。
これも暖かくなったらのお楽しみに。

木之本へ、賤ケ岳の戦いでは、秀吉が大垣城とここ木ノ本の間を大急ぎで駆け回りましたが、明日行く大垣とここの間の距離感を体感するのも醍醐味です。
史跡賤ケ岳へ、
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国道8号線の脇にある山道を行くと賤ケ岳合戦の地
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ここからリフトに乗ると賤ケ岳へ行けそうです。
ここも冬季閉鎖、山道には雪も積もっています。
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ここも暖かくなったら再訪です。

木之本の街に戻ると余呉湖への標識が、
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余呉湖も賤ケ岳合戦の物語に出ていたので行ってみます。
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もうすぐ日もくれます。
この後、福井県境まで行こうかとも思いましたが明日の楽しみに。
帰り際に寄った浅井氏の居城だった小谷城址もひっそり、
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今日の宿はGRAND MERCURE 長浜の琵琶湖沿いのホテルです。
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部屋からは琵琶湖が一望、
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夕食はバイキングでした。
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我が家のクリスマス

これも去年のこと。

12月22日が我が家のクリスマス会でした。
今回は女衆が頑張って手作りクリスマス。
ラザニアとサンドウィッチは奥さんが、悪魔風ローストチキンとキッシュは妹の作、
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悪魔風ローストチキンは迫力があるでしょう!
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どれも美味しくいただきました。

日本周遊の旅(房総半島②)九十九里浜、勝浦、和田浜、野島崎、洲崎

19日は晴れの予想だったのに雨!
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太平洋沿岸には津波に備えた避難塔が、
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この雨と強風の中九十九里浜ではサーフィンをする人も、
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九十九里有料道路を走って
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ここも私鉄のいすみ鉄道始発の大原駅ですが、脱線事故のため長期休業中。
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いすみ鉄道は小湊鉄道と接続して市原まで行くのですが、この先数キロのところからは不通です。
地方のローカル線はどこも経営が厳しいですね。
ちなみに銚子電鉄のぬれせんべいはここの売店で買いました。

勝浦海の博物館にも立ち寄り、
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地魚料理味久で昼食、
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ここの刺身定食1700円の美味しかったこと!
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鴨川シーワールドは平日休館でした。
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今日の目的地の一つが和田浜、沿岸捕鯨の基地があるところ、
和田浜道の駅
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隣接の建物には鯨資料館「勇魚文庫」
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屋外には大きなマッコウクジラの骨格が、
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和田浜漁港で鯨の水揚げがないか探しましたがありません。
でも和田の集落を迷っていると外房捕鯨㈱ ここが沿岸捕鯨をしている会社です。
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事務員さんに聞いてみると、捕鯨は夏場が中心とのこと、残念。
また直営店の「くじら家」も今日は休業でした。
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先ほどの道の駅で買い求めたつち鯨の刺身を正月に出したところ皆から大好評。
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赤身と白い脂身を重ねたものです。

防風林の中を走ります、北緯35度最東端の地、
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房総半島の突端野島埼灯台、
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洲崎神社の長い石段を上ると、
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霊峰富士遙拝所
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私に富士は見えませんでしたが、隣にいた人は見えたとか?

洲崎灯台、ここが東京湾を出入りする船の安全を担保します。
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今日の泊りは休暇村館山、
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夕飯はバイキング、新鮮な地魚を期待しましたが残念でした。
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この日の走行距離はちょうど200km。

20日の朝は東京湾の向こうに富士山が、
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あとは家へ帰るのみ、東京湾アクアラインを通って
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空港周辺の大渋滞を潜り抜け
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家路につきました。

この日の走行距離は323kmでした。
3日間の走行距離合計は940kmでした。
三日間の軌跡は
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