11月7日は5時起きして朝風呂は大浴場。
20241107_054356


日の出前に相差漁港へ、
20241107_061019

日の出時にちょうど帰港した漁船。
20241107_062008

高い岸壁に苦労しながらの荷揚げ、
20241107_062619

網の中にうごめく伊勢海老を発見しました。
20241107_062504

今日も大漁です!
IMG_9094


朝食も盛りだくさん、
20241107_074940

伊勢海老の味噌汁も付いてきました。
20241107_080243

今朝の新聞を見るとトランプの返り咲き!
20241107_085451

宿の女将さんは若いころ海女をしていたそうです。
20241107_085827

そのころ獲った最大級のアワビを見せてくれました。
20241107_090614

でかい!

朝の散策で発見しましたが、この港には鯨崎があるそうで旅の初めに行ってみました。
IMG_9096

海女小屋「おぜごさん」、海中へもぐって冷えた体を温めるためにもこんな小屋が必要だったのでしょう。
IMG_9099

ウバメガシの林を抜けていくと
IMG_9103

鯨の供養塔
IMG_9106

今日は太地町へ行く予定ですが、このあたりにも鯨が寄ってきたのでしょう。
恋路が浜
IMG_9111


町内にある相差海女文化資料館へ、
IMG_9119

早速海女さんの潜りが、
IMG_9120

海女文化を世界遺産に!
IMG_9123

磯めがね
IMG_9125

これが発明されたのが明治10年ころ、それによってアワビの収穫量が大幅に増えて一時禁止されたこともあったとか、
収穫するアワビの大きさも10,6㎝以上のものに規制し、乱獲を抑えたそうです。
IMG_9126

アワビを岩からはがすカギノミ、
IMG_9127

この鯨崎沖では駆逐艦「春雨」が座礁しました。
IMG_9122

資料館の庭には立派な枝ぶりの昇竜の松。
IMG_9133


志摩半島の突端、大王崎を目指します。
IMG_9143

岬へといざなう遊歩道には真珠などの宝石店が、
IMG_9152

波切九鬼城址、海賊の九鬼氏の城だったのでしょう。
IMG_9154

大王崎灯台
IMG_9159

この灯台には入れます。
IMG_9161

このレンズは現役、
IMG_9173

灯台わきには資料館、
建設当時のレンズ、
IMG_9178

このレンズはフレネルレンズといって遠くまで光を届けるため精妙な角度に作ってあります。
IMG_9199

私が小さいころ流行った流行歌に灯台守を唄った「喜びも悲しみも幾歳月」というのがありました。
IMG_9185

1917年にここで座礁した巡洋艦「音羽」
IMG_9188

全国には登れる灯台が15基あるそうです。
IMG_9190

周遊の旅に加えてみましょうか。

伊勢道から紀勢道へ
IMG_9210

奥伊勢PAで昼食、
IMG_9213

松坂牛うどん(1050円)と鯛むすび(210円)
IMG_9214

一旦高速を降りて国道42号線を新宮へ
IMG_9217

熊野古道松本峠、
IMG_9218

世界遺産「花の窟」
IMG_9223

今回は熊野はスルー、和歌山県との県境、新宮へ入ります。
IMG_9231

那智勝浦新宮道で太地へ
IMG_9234

太地町で再び国道42号線に合流、
IMG_9235


立派な太地駅の内部、
IMG_9240

道の駅たいじでくじら博物館の割引券をもらって
IMG_9241

親子くじらのモニュメントを過ぎ、
IMG_9244

太地町くじらの博物館
IMG_9250

入館料は1800円、くじらやイルカのショーも見れます。
中へ入るとドドーンとセミクジラの骨格、
IMG_9251

熊野太地捕鯨史
IMG_9255

寄贈された鯨の生殖器のはく製、
IMG_9259

広い空間では背美鯨が古式捕鯨で獲られています。
IMG_9278

古式捕鯨の勢子船、
IMG_9366

その舟板と水押、
IMG_9284

昭和初期からはここ太地から南氷洋へ鯨獲りがたくさん出かけていました。
昭和13年に砲手として出漁、船団第2位の成績を上げた細野傅次郎の祝賀会の様子。
IMG_9286

太地の捕鯨を題材にした吉村昭の「海の絵巻」
IMG_9343

捕鯨砲の変遷
IMG_9293

古式捕鯨の銛
IMG_9416

銛を打った鯨に飛び乗りとどめをさした手形包丁
IMG_9413

船同士で通信するためのささやき筒、今でいうスピーカーです。
IMG_9422


3時半からはイルカショー、
IMG_9451

カマイルカです。
IMG_9468

大ジャンプ
IMG_9475


博物館の向かいには捕鯨船第一京丸、
IMG_9483

鯨を母船に引き込むクロー
IMG_9499


太地町を周ります。
漁協スーパーでお買い物
IMG_9573

冷凍の鯨各種
IMG_0373

地酒ならぬ地酢「金蘭酢」
IMG_0351


梶取崎へ
IMG_9572

その間際にあった燈明崎、この名前にビビッーときました。
太地の古式捕鯨では鯨を発見するための山見台がここにあったはず、
IMG_9583

この突端が岬です。
IMG_9588

何と吉備真備もここで難破しています。
熊野灘は難破の名所と言われていますが、駆逐艦や巡洋艦そして遣唐使の吉備真備までが!
IMG_9595

山見の狼煙台
IMG_9628

鯨を発見するとここから狼煙で合図を港へ送ったそうです。
山見跡
IMG_9674

ここに常駐して鯨を発見していました。
IMG_9645


太地漁港、
IMG_9691


今日の泊りは太地らしい白鯨
IMG_9701

元は国民宿舎だったようです。

夕飯はもちろん鯨のフルコース料理
20241107_180439

ドドーンとフルコースでした。
20241107_180523