2024年11月

日本周遊の旅(御前崎⇒紀州路①)御前崎、伊良湖岬、鳥羽

11月6日から9日まで、御前崎から太平洋沿岸をトレースし、伊良湖岬からはフェリーで鳥羽に渡り、紀州路を太地町まで下り、そこから紀伊半島の山の中を十津川や吉野を経て、伊賀上野へというルートを描きました。

晴れの予想ですが、渋滞中の岡谷ジャンクションは霧に覆われています。
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双葉から中部横断自動車道を清水へ、そこから東名高速道路に。
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日本平SAに着いたときはスッキリ青空。
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吉田で下りて御前崎へ、
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国道150を御前崎へ向かいます。
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太平洋に出ました。
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御前崎港、
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南国ムードの道を、
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今日は太平洋も平穏です。
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御前崎に来ました。近くには浜岡原発があります。
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御前崎、そして灯台。
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海岸沿いの先には浜岡原発。
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国道150に出ましたが、ここからも浜岡原発に行けます。
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海岸沿いを一直線、
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昼食は「どんぐり」
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時間が惜しいので、すぐに出てきそうなランチ(980円)を頼みました。
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国道1号線に
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浜名大橋を越え、
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やっと国道42号線に入れます。
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国道42号線は浜松から伊良湖岬へ、そこから伊勢湾フェリーで紀伊半島の鳥羽に渡り、紀伊半島をグルーッと周り和歌山市まで続く国道。今回はこの国道を途中までたどる旅です。

伊良湖岬へ、
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15:10発の伊勢湾フェリーまで1時間近くの時間があります。
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車共々7600円。
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こんな感じで伊良湖岬から鳥羽へ渡ります。
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伊勢湾フェリーの歴史を見ていたら、創設に信州の飯田市も絡んでいるのを見つけました。
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いよいよ出航、私が一番目、他には数台の自家用車のみでした。
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伊良湖岬が遠ざかっていきます。
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と思ったら、1時間弱で鳥羽へ、
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接岸、フェリーのゲートが開き
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今夜は相差泊まり、
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相差は漁港らしい、今日の泊りは料理旅館かず美。
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お風呂は温泉、
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1階の大浴場と
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3階には露天風呂
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夕食には刺身以外に寿司も付いてきました。
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日本周遊の旅(奥会津②)馬坂峠、桧枝岐歌舞伎、舘岩、河相継之助、只見、六十里越峠

いよいよ11月、桧枝岐もよく冷えました。
まずは宿の前の道(トヤス林道)を馬坂峠へ、
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峠から向こう、栃木県側は土砂崩れで行けないようです。

しばらくすると舗装も切れ、宿のおかみさんが言っていたようにガタガタのダートに。
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心細い橋を渡り、
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あと20分で帝釈山、そこが峠のはずです。
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だいぶ空が開けて
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馬坂峠(1790m)到着、やはり車はここまで。
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いかにも峠らしく空に抜けています。
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栃木県の山々、
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ここからUターン、北には会津駒ケ岳が、
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トヤス沢の清流、
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村に帰り、歴史民俗資料館へ、
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義経千本桜、狐忠信
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村の産業だった曲輪の工程、
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山奥の開拓に使ったムコウジロ小屋の復元、
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漁労具のグー
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ズーを使った岩魚漁、昔の岩魚は大きかった。
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村役場
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役場の向かいにある桧枝岐小中学校講堂で開かれている文化祭に参加。
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ちょうど中学生の役者さんが登場。
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参加者勢揃いのご挨拶。
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30分ほど歌舞伎を堪能しました。

桧枝岐からは東の谷沿いの木賊(とくさ)温泉へ、
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トンネルを抜け、
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木賊の温泉街
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もう一つ東の谷沿いの舘岩地区へもトンネルで、
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湯の花温泉
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奥会津博物館舘岩館、
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昭和30年代、舘岩のスナップ、
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初めて見ました、コウガイという黍など雑穀を収穫する道具です。
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桧枝岐も舘岩も豪雪地帯の高冷地で米は採れません。粟や黍などの雑穀やソバが主要だったのでしょう。

前沢曲家集落で昼食、
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そば処曲家
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川沿いの紅葉を眺めながら食べたのは天ざるセット(1750円)
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嬉しいことに本格的?なはっとうが付いてきました。
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もち米とそば粉を合わせた生地をゴマや砂糖で合えてあり、もっちり食感もGOOD!でした。

国道401号線を只見へ、
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只見から会津若松方面へ少し足を延ばすと、
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只見線と只見川が並行して走る国道沿いに、
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河合継之助墓所が、
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明治元年8月、この地で河合は政府軍と戦い負傷しその後亡くなりました。
河合継之助記念館、
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彼が日本で初めて導入したガトリング砲、
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6本の銃身を束ねた機関砲です。
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私にも司馬遼太郎の「峠」の風景が蘇ってきました。
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幕末の戦闘シーンではよく耳にしたミニェー銃、
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継之助が戦闘の傷を療養し、亡くなった家も移築されています。
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河合継之助、幕末の風雲児は特異な風貌をしていました。
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同じ敷地内には山塩資料館。塩沢村という名も塩を表していますが、山の中で塩とは信州大鹿村の山塩とかぶるものがあります。
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明治時代の製塩の様子、
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山の中で製塩をするということは、海辺で天日で乾かすと違って膨大な燃料(薪)が必要だったのでしょう。
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只見駅
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平日は一日上下線合わせて6本の運行しかありません。
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それにしても長大な沿線。会津若松から新潟県の小出まで、特にこの先の只見ダムから県境越えでは長いトンネルと急傾斜が待っています。=私がこれからたどるルート。
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只見ダムが見えてきました。
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その堰堤も重厚、
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県境の手前、田子倉湖。
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その河畔には六十里越峠開道記念碑。昭和48年田中角栄の名があります。
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深い山奥まで延々と続くスノーシェード。田中角栄の日本列島改造論をそのまま表現したような道です。
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新潟県境を越え、
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ここで再び只見線と出会いましたが、この長大な山脈をくり抜いて走るトンネルも経験したいものです。
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その後小出から関越道に入り、塩沢石打ICで下り、国道353号線で山越えし、国道117号線に出て。
このまま家にも帰りつけますが、明日長野で開催される田中優子の講演会に出ることもあって、津南の越後田中温泉のしなの荘に泊まります。
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小さな宿ですが、地産地消にも熱心なようで、ビールは新潟限定の風味爽快ニシテ、お酒は苗場山。
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鶏肉団子が美味しかった!
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朝食も気が利いています。
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雪下ニンジン100%ジュースも新潟らしい。
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翌日は1時半から長野のキッセイ文化ホールにて佐久間象山塾、田中優子の講演を聞いてから帰りました。
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日本周遊の旅(奥会津①)枝折峠、奥只見、桧枝岐村

10月31日から11月2日まで2泊で南会津へ、主目的は桧枝岐村です。

朝6時過ぎに家を出て、飯山までは霧の中。
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栄村から
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新潟県に出るときはクッキリ快晴です。
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十日町で国道117号線から252号線へ右折し、
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堀之内ICを目指し、
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国道17号線に入り
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国道352号線を発見、尾瀬、奥只見方面へ。
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この国道も酷道として名が知られています。
この線を枝折峠に向けてただちに入るか? 奥只見シルバーラインを行くか?

シルバーラインを奥只見ダムまで行くことに、
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シルバーラインとは銀の道ということ。昔この奥に銀の鉱山があったそうです。
全長22kmほどのこの道のうち18kmほど、80%がトンネルです。
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以前は有料道路だったからか料金所をくぐっていきますが、この先どうゆうわけか二輪車通行止めとなっています。
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最初のトンネルに入ります、
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この後ほとんどが真っ暗闇、岩盤がむき出しになった荒堀のトンネル。
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30分ほどもかかって奥只見ダムサイトに出ました。
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奥只見レイクハウス、
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店内では魚沼市に残る歴史ロマン「尾瀬三郎物語」をアピール中、
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朝早く家を出たので11時というとちょうど昼時、鶏肉がたっぷり入ったそば900円。
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駐車場からスロープカーが登っていきます。
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ダムサイトから奥只見湖遊覧船が出ているようです。
私は枝折峠を越えて奥只見湖畔へ行く予定なので遊覧船は不要です。

ダム建設当時?の朽ちた柱から奥只見ダムを望む、
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ダム側のトンネル入り口、このトンネルはダム建設の資材を運び込むために掘られたものを、その後も観光用に使っているということです。
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黒部ダム建設時に使った大町トンネルが現在も観光用に使われているのと一緒ですね。

シルバーライン入り口、国道352に戻り、左の大湯温泉方面へ、
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細い国道です、尾瀬まで65km、酷道っぽい雰囲気が出てきました。
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だいぶ高いところまで上りました。
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スノーシェードも草生して、
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三島由紀夫文学碑、奥只見ダム建設現場をモデルにした「沈める滝」を書いたということです。
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枝折峠(1065m)到着
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ここは滝雲や雲海で有名なようです。
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ここから東へ、奥只見湖畔の曲がりくねった×2乗くらいの九十九折を桧枝岐村へ向かいます。
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魚沼の山々を背に下っていきます。
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銀山平、銀の道
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江戸時代に銀の鉱山が発見され、最盛期には1万数千人が行き来したという場所です。
シルバーラインの銀山平入り口、
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奥只見湖には外輪遊覧船ファンタジア号が浮かんでいます。
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この先が九十九折の難所、
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沢の水が橋もないために道路上を流れる洗い越しがいたるところに出現します。
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この洗い越しは特に水量豊富、
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上手を見ると沢から大量の水が降ってくるようです。
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これでは少しの降水でも通行止め必至でしょう。

奥只見湖に別れを告げて、
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恋ノ岐乗越を過ぎ、
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鮮やかな紅葉の中を
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福島県桧枝岐村に入ります。
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御池から沼山峠への道がありそうです。
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尾瀬御池ロッジから先へ伸びているようですが、路線バス以外は入れませんでした。
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板倉群、釘や柱を使用しない倉庫建築、
落し貫板倉、
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井籠造り板倉
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柱を使わず厚板を井籠式に組み上げた技法、
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ここが桧枝岐村の中心地、
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道の駅案内所には
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何とハコネサンショウウオが、
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生きています。この地方ではサンショウウオを食する習慣があったようです。
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桧枝岐村の郷土料理、裁ちそばとはっとう。
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桧枝岐歌舞伎の舞台はここから、
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橋場のばんば、子供を水難から守る水神様、良縁づくり、悪縁切りにも霊験があるとか。
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歌舞伎伝承館、
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これが歌舞伎の舞台、上演する際には左側に花道が開かれます。
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桟敷席に当たる石段が周囲に周っています。
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昭和46年の上演時の様子。
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今日の泊りは民宿「檜扇」
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宿から歩1分にある源泉かけ流しの公衆浴場「燧の湯」単純硫黄温泉で源泉温度63,5度。
柔らかくほッとする温泉です。
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夕飯は地のものが、楢茸、栗茸、むかごなど、
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裁ちそばも出ました。
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ちょっと不格好ですがおかみさん手作りのはっとうも出してくれました。
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おかみさんの話では明日、村の小中学校の文化祭があり、中学生が歌舞伎を演ずるとか、
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この村では歌舞伎を後世に伝えるために小さい時から歌舞伎にかかわってもらうとか、他地区から来た若者も大いに関わっていると、出してきたのが地元のフリーペーパー
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長野県の大鹿村でも歌舞伎がありますが、若者育成の話を聞いたことがなく心配になりました。

また私が楽しみにしているのが宿の図書館? そこの蔵書によって宿主の興味が分かります。
山人の賦
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桧枝岐風土記、
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借りていきたかったのですが、大事な蔵書なので諦めました。
後に松本の図書館で山人の賦の1巻を発見、さっそく借りてきます。

この日の走行距離は319km。充実した一日でした。

明日はこの宿の前を走るトヤス林道を馬坂峠まで上り、小中学校で歌舞伎を見てから只見目指して北上する予定です。












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