2024年06月

信州百峠(105)大弛峠、朝日峠、彩甲斐街道

6月8~9日は奥さんが実家へ行く日。
それに合わせて計画したのが、車で行ける日本最高地点の峠=大弛峠。その峠の西に見つけた朝日峠も徒歩限定ですが行きたい。
そこから山梨市へ下って雁坂峠を抜けて秩父へ、二日目は国道299号線を辿って十石峠を越え信州へ帰還するという計画です。

国道254号線を佐久へ、
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佐久からは国道141号線を佐久穂町韮崎方面へ
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左国道299号線は明日戻って来るルート、今日は直進します。
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小海線の踏切を越えて南牧(みなみまき)村へ、明日戻るルートの近くには同じ綴りの南牧(なんもく)村もあるので混同しないように。
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左川上村へ、
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小海線の信濃川上駅で一服、
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右金峰渓谷方面へ
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道際に看板、金峰山川発電所見学会とあります。
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好奇心から道を下っていきます。
長野県企業局の金峰山川阿知端下砂防堰堤
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ここから水を落として回すS型チューブラ水車
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企業局には計画中も含めて29の発電所があるようです。三峰川の美和発電所もその一つ。
ここは運転開始が6月1日、ちょうど良い時期に出会わせたものです。
パンフレットやダムカードもいただきました。
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今までに2度来た道なので自信がありましたが道に迷って林道地蔵線?
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そうそうこっちです。秩父多摩甲斐国立公園
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その先、左へ行けば大弛峠です。
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と、その時大きな雄叫びが! ちょうどスマホを見ていたのでスマホが狂ったと思いきや、
背後の檻の中にはロボットウルフ、熊などが進出しないように設置されているのでしょうか?
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林道川上牧丘線を一路峠へ、最初は良い道!
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橋を渡るとダートに
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その後は大岩の転がる極悪路! そのうえ急坂でローかセカンドしか使えません。
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私の悪戦苦闘を尻目にオフロードバイクは軽やかにに登っていきます。
絶対的なパワー不足とサスペンションのストロークや柔軟性欠如、タイヤも小径で段差を乗り越えられません。などと愚痴を垂らしながら、
でもそろそろか?
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その時上から時速5kmくらいでおっかなびっくり下ってきた軽ライトバンのおじさん、不安げにこれからの道中模様を聞いてきました。
「これじゃ厳しいですよ、腹打ちしないように気を付けて」と言いましたが、その後ろのバイクのお兄さんは不満顔です。5kmじゃ林道走りの醍醐味無いでしょう。
5年ほど前、新聞配達用のカブで来たときは、途中オーバーヒートで3回程エンジンを冷やしながら来ましたが、今回は一応ノンストップでたどり着けました。

大弛峠(2360m)は大渋滞、こちらのダートが川上村林道川上牧丘線、その先の舗装路は山梨県営林道川上牧丘線。村営と県営の差がクッキリです。
麓のロボットウルフからここまで約13km、所要時間が45分。
それでも平均時速17kmほどで登った勘定です。
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峠に愛車を置いて朝日峠へ、ここからは徒歩です。
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聞いたところ峠までは30分ほど。
最初は急登
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足場も悪い!
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そのうち尾根道に出て、まだかなまだかな、と思いますが、
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大岩を回り込めば
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眼下に峠らしき窪地が、
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朝日峠(2433m)に着きました。
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ここで昼食と決めていたので、登山者が往来する中で愛妻おにぎり。
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ここには里から伸びる旧道が来ているようですが登山道以外は分かりません。
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往路40分、帰路が30分程、距離は片道2kmくらいでしょうか。
大弛峠との標高差たったの73m、でも疲れた。

大弛峠の鳥観図にも旧道が乗っています。
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山梨側への下降はいたってスムーズ、
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でもステップに足を乗せていると攣りそう、左足が痛くて曲げられません。
幸いなことにカブは下りでの左足操作が不要、足裏が路面をこする感覚も爽快です。
牧丘の千貫岩、200万年前の剣が峰火山の溶岩です。
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国道140号線に
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花かげの里まきおか
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敷地内には室伏学校、明治8年建設の山梨市文化財、
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重要文化財松本開智学校は明治9年ですので、こちらが古い、でも価値は国の重要文化財と市の文化財の差、年代以外にどこに違いあるのでしょう?

国道141号線を秩父へ
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道の駅みとみ
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雁坂トンネル有料道路へ
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料金は原付70円。原付二種でも同じかな?
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事前に調べたところ、このトンネルは原付OK,でも自転車や歩行者禁止らしいです。

延長6625mの雁坂トンネル。
一般国道では東京湾アクアトンネルに次ぐ2番目の長さ、山岳トンネルでは日本一、しかも原付が走れるトンネルとしては国内最長! それも70円で。
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ほぼ直線路をひた走ります。
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出口には彩甲斐街道出会いの丘、その碑にも「彩甲斐街道記念碑」
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どうやら国道140号線は彩甲斐街道と言うらしい、埼玉と甲斐の国を結ぶからですね。
雁坂トンネルの断面図
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中心部では大きな土圧がかかっていることでしょう。

秩父市へ
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栃本関所へ1,5km、
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ここは秩父往還、信州路と甲斐路の分岐点、甲斐へは雁坂峠、信州へは三国峠でしょうか。
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建物は幕末の物のようです。
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左中津川の標識がありました!
中津川渓谷を遡れば三国峠、それこそ関所の信州路への表記と符合します。
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次回は中津川渓谷を遡って三国峠に近づけるだけ近づきた。

三峰神社も次回の楽しみに取っておきます。
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道の駅大滝温泉、そこにあった秩父市立大滝歴史民俗資料館はカギが閉まっていました。
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大滝は名のごとく大滝で売り出し中、温泉も湧きます。
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秩父の象徴武甲山、
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今日の宿はルートインホテルグランド秩父
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宿の温泉は大滝温泉から運んできたものでした。

宿から歩3分の鮨キッチン粋で夕飯、
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お通しも豪華で旨い!
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だるまいかの刺身と桜エビのかき揚げを頼んで(写真忘れ)
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カウンターには見慣れないウヰスキーが、
Ichiro,s Maltとあるのであのイチローの名を冠したウヰスキー? と思ったら店主から訂正が入りました。秩父に蒸留所があり、創始者が肥土伊知郎と言うそうです。知らなかった!
とても価値が高いと自慢げ。

宿の隣の古民家? はと見れば、
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秩父セメント創業の地
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渋沢栄一も創業に関わったセメント会社がここにあったのです。
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この地から武甲山は目と鼻の先、渋沢は切り刻まれる前の武甲山を見て何を思ったのでしょう。
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飲みの最後に寿司とも思いましたが今日は簡単ライトにハンバーガーの夜食を食べてお休みなさい。
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信州百峠(104)長門町、星糞峠

5月26日はちょっと曇り空、渋御殿湯近隣を散策します。
宿の奥には神社や
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渋の湯ホテルの残骸、
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堰堤を渡ると
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天狗岳への案内
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そして登山路が続いています。
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白樺湖大門峠を越えて長和町へ、
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仏岩、険しい道を30分とありますので諦めます。
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道の駅マルメロの駅ながとのマルシェ黒曜
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そして菜の花館を見て回ります。
菜の花館には山賊焼や山賊焼バーガーが、
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有難いことです、わが社の山賊焼もラインアップ。
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パンフレットを物色、黒曜石ミュージアムを発見、その中に星糞峠の文字が。
確かブラタモリで放映していました。
峠の文字が目に入ったら行くしかありません。
もう一度国道152号線を引き返し、
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県道155号線に右折、
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鷹山ファミリー牧場もここにあります。
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明治大学黒曜石研究センター
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その奥にあるのが黒曜石鉱山展示室 星糞館
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ここで熊鈴をお借りして
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ゲートをくぐって星糞峠へ
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岩陰から熊が出てきそうですが、
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木段を上り、
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20分程で星糞峠(1483m)へ、信州204峠目でした。
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星糞峠の現在位置
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縄文時代に長野県には黒曜石原産地が集中し
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それが全国へと広がっていきました。
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星糞館に戻り、展示の一部。
星糞という言葉の由来
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石器時代の道具と現代の道具の比較
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旧石器時代の石器づくり
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など。

旧和田村側に下ります。
昼食は十割手打ちそば黒曜で
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野菜点セット大盛り2250円。
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で満腹、そのまま三才山トンネルを抜けて帰路につきました。

2日間の軌跡は
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この通り、思いがけない峠を二か所も行けたのは幸いでした。





信州百峠(103)北八ヶ岳、雨池峠、奥蓼科温泉

このところ天気の良い週末はどこかに出かけている気がします。
5月25~26日は奥さんの要望で茅野のバラクライングリッシュガーデンへ、
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そこに奥さんを置いて、私は北八ヶ岳ロープウェイに乗りに行きます。
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乗り場は広大な駐車場が広がっています。
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冬場はスキー場になっています。

ロープウェイは往復で2600円、
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眼下に雄大なパノラマが、
7分で山頂駅へ
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駅を降りると坪庭(2237m)、30~40分で一周できる散策路です。
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案内のパンフレットの右上に
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雨池峠と記してあります!

単純に山頂駅周辺を散策しようと思っていましたが、坪庭1周+雨池峠までのコースに変更。
横岳神社
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坪庭は溶岩ゴツゴツ、
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ハイマツが、
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ここの標高は2200m、通常ハイマツは樹林帯を抜けた2500m以上の高地に生えるものですが、ここでは高山性の樹林と共生している珍しい場所とか。

三分の二周したところから分岐が、
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木道を進んでいきます。
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縞枯山荘を過ぎ、
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木道の先が峠のようです。
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雨池峠(2242m)着、信州の峠203番目の峠です。
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峠の先、雨池まで行こうか?とも思いましたが、奥さんをピックアップする時間との兼ね合いで諦めます。
この先は木道が下りになっています。
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昼食は山麓駅まで下りないと食べられません。
山頂駅にあったパン屋で買ったあんこ入りクロワッサン小腹を満たし、
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ふと足元を見ると新鮮な足跡、どんな小動物が通ったのでしょう。
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縞枯山の上には飛行機雲、
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山麓駅の山菜そば800円、
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その後奥さんをピックアップして国道299号線を麦草峠(2127m)へ
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雨池峠から麦草峠へは稜線を辿っての登山道があります。
その一角の大石峠へ
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北八ヶ岳山頂駅とは全く違う樹林や苔に覆われています。
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大石峠(2152m)は去年の9月にも来ました。
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今日の泊りは奥蓼科温泉郷 渋御殿湯、
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渋辰野旅館、渋の湯ホテルは現在ありません。

天下の霊泉渋御殿湯
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大正5年の渋御殿湯、湯治宿です。
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細長い宿の建物の東と西の端にそれぞれ湯殿があります。
西の湯はカラン付き、ここでは体を洗うことができます。
湯槽は二つ、一つが源泉で単純酸性硫黄泉、白濁しています。泉温26℃
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もう一方は普段木製の蓋で覆われています。
入るときは蓋を開けて、ここは温泉ではなく井戸水を加温して適度な温かさ。
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温泉利用の注意
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東の湯は湯槽が3つ、
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手前右は普通の加温槽、
奥が渋御殿湯(26,3℃)西の湯と同じようです。
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左が渋長寿湯(31,1℃)
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このお湯は足元から噴出する一風変わった温泉です。
この三つの温泉に交互に入ります。

夕食は質素ですが我々には充分。
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この宿は天狗岳への登山口にあります。
この宿も癒しの宿というより山小屋のような立ち位置のようです。
廊下には部屋でラジュスやコンロで火をたかない、などという注意書きもあります。

今日の収穫は新しい峠に出会えたことでした。
車の走行距離は125kmでした。









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