2024年03月

日本周遊の旅(伊豆半島②)石廊崎、波勝崎、西伊豆

3月17日、伊豆半島の2日目は最南端の石廊崎から西伊豆を周って帰ります。
昨日より少し雲量の多い空に浮かんだ河津桜?は葉桜になりかけ。
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道に迷って田牛方面へ出てしまいました。
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石廊崎オーシャンパーク
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この岬は石室神社の境内でもあるようです。
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石廊崎灯台の脇を岬へ、
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石室神社は岩に囲まれています。
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石廊崎に着きました、今回最大の目的地です。
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帰りは西伊豆を周ります。
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波勝崎には野生のサルがいるということです。
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波勝崎は左、だいぶ下っていく道です。
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波勝崎、
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猿の親子が毛づくろい。
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磯にはニホンザルが点々と寛いでいます。
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磯にある建物は、窓に鉄格子がはまっていて、中から猿に餌をやれるようになっています。
が、私は野生の猿に餌を与えることは疑問。
しかしそこには猿から人間まで、その700万年の進化を辿れる頭蓋骨が、
カニクイザル
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ニホンザル
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スマトラオランウータン
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マウンテンゴリラ
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チンパンジー
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そして人
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頭蓋箏の変遷だけでもその変わりようが分かります。

帰り道には弧猿が寂しそう、背中にエレジーを感じます。
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松崎町で給油と昼食確保、
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スーパーサンフレッシュで
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昼食はミニカツ丼といなり寿司
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新鮮そうな地魚の中でもお得だった鮮いわしをお土産に、氷をたくさんいただきました。

堂ヶ島を過ぎ
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土肥の温泉街を右折して修禅寺方面へ
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時間があれば戸田まで行きたかったのですが、西伊豆北側と東伊豆北側は次回のために取っておきます。
沼津、三島方面へ
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今日も国道1号線は大渋滞
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日曜日だから仕方ないとは思いますが、これから地方都市を抜ける場合は平日を選びましょう。

2日間の軌跡はこの通り、
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楽しく充実した一人旅でした。


日本周遊の旅(伊豆半島①)丹那、韮山、天城越え

八重山諸島から帰って半月以上になります。
その間、原因不明の喘息?、コロナやインフルではなさそうでしたが、咳をし過ぎたのか痔も出てしまいました。 自分ではさほど感じなかったものの、寄る年波にはかなわないといったところです。

活動できなかったひと時ではありますが、良いものを見つけました。
「わお!マップ」。
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愛媛の英公社という会社が発行している全国の地図ですが、奥三河の旅で見つけた地図が使い良いので調べて見つけたものです。
1~3日くらいの旅では、一つの県を全て回るには範囲が広すぎますが、その県の一部分を特集して観光からグルメ、旧跡、温泉まで網羅した地図は重宝します。
今回は静岡県の中から伊豆半島とそれに付随した沼津、三島をターゲットに周ってみます。
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3月16日、翌日まで快晴が続きそうなので出かけました。
東山山麓線には残雪が、
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中央道を大月で折れて河口湖から東富士五湖道路へ、
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富士山を右に見て
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須走から
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御殿場、
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函南へ
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最初に目指したのが丹那断層公園。
わお!マップで見つけた丹那断層公園をナビに頼ったら函南町文化センターへ導かれました。
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ここに断層公園があると思って職員さんに聞いたところ誰も知りません???
他部署の職員さんに聞いてもらってやっと判明。公園までは5km程もあるそうです。
パンフレットも備えてありました。
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また、なぜこんな地味な場所へ行きたいか?
丹那断層公園と聞いてビビッと走ったのが以前読んだ小説。
吉村昭著「闇を裂く道」
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大正から昭和にかけて15年ほどもかかった、当時日本最長のトンネル工事にまつわる小説です。
当時の東海道線は現在の御殿場線を走っていました。急坂が多く蒸気機関車を2台連結しなければ登れない難路でした。
それを小田原から熱海を経由して丹那盆地の下を掘って沼津に抜けるという路線ですが、トンネル掘削で、当時穀倉地帯だった丹那盆地の水が抜けてしまい一揆のような騒動が勃発。それに加えて昭和5年には北伊豆地震がトンネルも直撃。その際トンネル内に断層のずれが起こったというものです。
現在も静岡県知事がリニア新幹線に反対していますが、静岡にはそんな昭和の記憶があるのでしょうか?

複雑な県道をたどって行きました。
断層まで300m
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やっと出会えた丹那断層公園
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備え付けの地図では断層と東海道線のトンネルの位置関係が良くわかります。
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公園の地面には断層の食い違いが、そして奥にあるのは断層地下観察室。
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実際の断層面
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地形の立体模型も備わっています。
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ちょうど昼時、断層公園のほど近くにあった丹那そば亮月。自家栽培、自家製麺のようです。
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頼んだのがかけそば+自然薯揚げ+季節の炊き込みご飯+そばようかん=1650円
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腹にぴったりの量でした。

帰りがけに目にした箱根峠! 箱根峠とは天下の名峠。
知ったからには行かねばなるめー。
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県道11号線、熱海函南線の旧道を行く。丹那トンネルの渇水期、農民が陳情に行き来した道でもありそうです。
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途中には熱海峠や
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十国峠も
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丹那盆地から箱根峠までは20km程、やっとたどり着きました。
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峠を左右に走るのが国道1号線。ここを左折して三嶋方面へ。
北条氏と秀吉の戦いで落とされた山中城跡を過ぎ、
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三島の松並木を通り抜け、
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左折していよいよ伊豆半島へ、伊豆の国市。
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韮山反射炉へ行くついでに江川太郎左衛門邸も
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最初に着いたのが江川太郎左衛門英龍邸
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広大な土間口から入ります。
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幕末幕府の英達江川太郎左衛門、韮山反射炉を作った男です。
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この人が日本で初めてパンの製造にも着手しました。
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パン製造の目的は兵糧としてでした。
パン焼き窯と鉄鍋
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庭には菜の花が満開、雪が積もっている信州とは別世界です。
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韮山反射炉は江川邸から直線で2km程か。馬に乗って通勤するには快適な距離です。
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反射炉で作られた大砲各種。
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口径20ドイム(cm)モルチール砲(臼砲)
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世界遺産、明治日本の産業革命遺産。反射炉の補修や保護には地元の運動が実を結んだようです。
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反射炉の構造。
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国道136号線を南伊豆、下田方面へ。
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浄蓮の滝を過ぎ、
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道の駅天城越え
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ここで手に入れたパンフレット「天城越え」には天城山隧道(旧天城トンネル)の模様が。
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現在の国道から旧道に入り、トンネルまでは車で行けそうです。
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旧道入り口には道路案内が、トンネルの先は全面通行止め。
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踊り子歩道、18,5kmもあるそうです。
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すれ違いが難しそうな砂利道は深い轍が刻まれています。
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天城山隧道全長446m、右わきを登ると天城峠。
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重要文化財天城山隧道
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ここに来たからには川端康成の「伊豆の踊子」も読まねば。
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重要文化財で且つ登録有形文化財天城山隧道は造りも堅牢です。
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パンフレットの図案のように?撮影。
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反対側まで行きます。内部は水滴も落ち寒い寒い。
河津側
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ここで通行止めです。
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現在の国道に戻って、現在の天城山トンネル
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河津七滝ループ橋を下って。
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河津から下田へ
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以前に行った下田はスルーして、今日の泊りは急登の先、古民家の宿山海。
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こんな部屋でした。
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また風呂が4か所もあり、すべて20~40分の予約貸し切り制とは驚きでした。

今日は所期の目的地以外にも箱根峠、十国峠、熱海峠、天城峠と、有名な峠も踏破でき、満足のいく旅ができました。
また旅と小説(文学?)を絡めることも興味深いですね。




日本周遊の旅(八重山諸島⑥)その後

八重山諸島への旅を終えてそろそろ2週間。
帰る前から疲労感があり、帰った次の日には鼻水や咳が止まらず難儀していました。
コロナではなく風邪のようですが、ようやく正常に戻った今日この頃です。

昨日、久しぶりに図書館に行って新刊書コーナーを見ているとこの2冊の本に目が行きました。

戦雲(いくさふむ)要塞化する沖縄、島々の記録
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与那國島で自衛隊の駐屯地を間近に見て、台湾との距離感も体験した後で出会った本ですので、沖縄諸島の戦争への緊迫感を一層強く感じます。
緊張が発火点を越せば、あののどかな島が戦争に巻き込まれることを肌で感じられるようになった気がします。

そしてイリオモテヤマネコ・水の島に生きる
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偶然なことに、この本の著者は西表大原ヤマネコ研究所所長であり、
宿でもらったパンフレット
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トラ・ゾウ保護基金にもかかわっている人ですが、この本の冒頭で、イリオモテヤマネコが発見されて約50年を振り返り「この半世紀の時間の中で、島の内外の人間が、経済的な利益を上げ快適に生活するために加えてきた環境への圧力は、イリオモテヤマネコが暮らす島の生態系のとって重大な変化をもたらしてきた。それは、さらにこれからも大きな攪乱をもたらすかもしれない。」と述べています。
ウクライナやガザで進行中の戦争も、そこに暮らす一般の人々はある日突然戦争が降ってわいてきたと思ったでしょう。太平洋の水没しつつある島々の人々も、自分の責任ではないのに暮らしていけなくなる現実に戸惑っています。
幸いなことに私たちの身近に戦争や環境破壊の影響が作用しているように思わなくても、視野を広げればこれらの兆候が押し寄せています。
私も単なる物見遊山の旅として終わらせるのではなく、これらのことをもっと身をもって感じねば、と受け取りました。

日本周遊の旅(八重山諸島⑤)波照間島、まとめ

2月24日は八重山最期の日、朝起きて波照間の町内を散策。

波照間小学校の128期卒業制作、5人の卒業生です。
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日本最南端教育の森
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島で唯一のガソリンスタンド
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古い井戸もあります
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時間があったので竹富町史波照間島をゆっくりと、
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新八重山仮名の発音表記一覧、様々で微妙な発音があって驚きです。
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中央権力に翻弄された受難の歴史の島
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政治犯の流刑地か
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畜産業
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家畜統計
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昨日頻繁に見たヤギは241頭、波照間島の現在の人口は450人ほどと聞きました。

商業
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酒造業
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八重山酒造組合名簿
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9時50分が船出の時間
帰りのチケットは2人で8440円
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今日はダイヤ通りに船が着岸しました。
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波照間島の行動履歴はご覧の通り、昨日は短時間ながら一応島を一周しましたし、町も見て回れました。
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また八重山諸島の行動履歴。
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だいぶ疲れが蓄積してきました。
これからは石垣空港で八重山そばの昼食、飛行機で福岡へ、夕方福岡着で餃子居酒屋で夕食を食べましたが、写真を撮るのも失念。

25日朝一で松本へ。
松本行きは雪のため小牧空港へ行くかもしれません。
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福岡も雨、最初から最後までヒリヒリと緊張を味わうたびです。
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滝雲の上を飛行し、
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松本は白一色
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でも何とか松本空港に着陸できて、
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最西端の島、ヤマネコの島、最南端の島の周遊が終わりました。

家に帰って、共同売店のことを調べる中でこんな本に出合いました。
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「共同売店の新たなかたちを求めて」ー沖縄における役割・課題・展望ー
まだ読んではいませんが、信州百峠をする中で過疎地の暮らしや買い物難民問題を見たり、今回の離島の生活の中でも生きること、暮らしを守ることがいかに大変かを感じてきました。
地域のケアシステムの一形態として共同売店を捉えると、そんな課題に回答を与えるヒントになるかもしれませんね。









日本周遊の旅(八重山諸島④)西表島から波照間島へ

2月23日はあいにくの雨、
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今日は西表島から波照間島へ直行便で行く予定でしたが、その便が欠航となりもう一度石垣島へ引き返して波照間島へ行くしかない状況に。
波照間島へ着く時間が2時間ばかり損することに。

大原のやまねこレンタカーでダイハツタントを借りて、
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あまり見どころがなさそうな南海岸へ行ってみることに。

このレンタカー、ナビはついていませんがいろいろおしゃべりをしてくれます。
制限速度を40km以下に、学校の付近は30km以下で、ヤマネコが出て来るので注意! などなど世界自然遺産の島らしい配慮がされています。
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宿にはこんなパンフレットも置いてありました。
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南岸はどこまでも行けるわけではありません。大原から5km先で道路が無い状況です。
左忘勿石(わすれないし)? 
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忘勿石之碑案内、
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ジャングルの入り口にゲートが
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密林を下っていくと
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浜に下りた途端忘勿石之碑、立派な碑です。
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案内文には
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昨晩宿で見た本の中にありました。
終戦直前、波照間島からこの地へ軍令で強制疎開された人々がマラリヤに罹患し多くの人が亡くなったというものです。墓標で見るだけでも84名の犠牲者です。
碑の傍らに識名信升先生が実際に刻んた忘勿石の刻字
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晴れていれば波照間島も望見できそうな美しい砂浜にも悲しい思いが潜んでします。
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何気なく来てしまった所で、今まで知らなかったことに直面するということも旅ならではです。

その先には日本最南端南風見田キャンプ場
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ただここで通行止め、がっかり。
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しかし右脇を見てみると
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1965ヤマネコ発見の地
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1965年5月5日、大原中学校の生徒が遠足中に傷ついたヤマネコを発見、戸川幸夫などがその骨を鑑定して新種として認定されました。
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感激です! 私が昔読んだ戸川幸夫の「イリオモテヤマネコ」
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その発見の場に立てたということで西表島に来た甲斐がありました。
観光案内にも書いてないので神様のお導き?

ここで引き返すことに。
次は西表野生動物保護センターへ、
来るときは気づきませんでしたが、工場の門前のポスターを発見。
西表糖業株式会社、
昨日旅館で見た虎屋の「おもかげ」
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製糖工場です。今がサトウキビの収穫期、中に入って
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事務所に行くと、虎屋の羊羹も販売していました。
東京でなく西表のお土産とはいささか面白いですが購入。
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大原、大富を経て前良川の岸辺、古見のサキシマスオウノキ群落、
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川辺にマングローブが密生しています。西表島は日本のマングローブ林の70%近くを占めています。
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子ネコ出没中
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西表野生動物保護センター
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野生動物の交通事故を防ぐ取り組み
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館内は無料、そして写真撮影OK,
島内の野生動物発見地や事故現場が網羅されています。
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出現地が白、事故現場が赤で表示。
イリオモテヤマネコもかなり犠牲になっています。
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レンタカーにも音声案内が付いているように、貴重な自然遺産を守る取り組みをしています。
イリオモテヤマネコ
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イエネコとの比較、耳の先が丸い、鼻が大きいなど形質的にもだいぶ違います。
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他のネコ科との食べ物の違い、
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哺乳類から鳥類、昆虫に至る幅広い食性が、今まで生き残ってきた秘訣か。


ゆっくり見ていると船に遅れます。
大原港へと戻る途中の路面を注意してみると
片勾配の側溝
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車が走ると音が出る路面
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などここらしい野生動物保護への配慮が。

ここでもランチをやっている店を探すのも大変、大富共同売店で弁当を購入して港で食べるのが無難。
ハンバーグ弁当
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ミニチャンプル弁当、どちらも製造元は石垣市でした。
船で送られてきた貴重な弁当です。
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石垣行の船が入港
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ここで西表島の走行経過を確認。
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全島踏破どころか全体の四分の一以下、でも再訪する目的もできました。


石垣港沖には豪華なクルーズ船
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港には具志堅用高さんがお出迎えです。
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直ちに波照間島行の双胴船に乗り込みます。
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やはり外海は波が高い、船外を見ていると鳥が海に突っ込んでいます。
アジサシ? 魚を取っているようです。
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2時間弱で波照間島へ、最南端の島波照間島へようこそ。4時を回っています。
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波照間島船客センター
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領海、EEZを支える日本最南端の有人国境離島、ものものしいモニュメントですが、緊張感を感じます。
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与那国島はおっとりした空気感でしたが、この島はピリッとしています。

港にはレンタカーが出迎えているはずでしたがいません。
電話をすると少し歩いたところに事務所があるからそこへ来て、と言われて行ったけど無人?
もう一度電話をすると駐車場にNboxがあり、室内にキーがあるからそのまま乗っていって良いよ。
ここは何かピリッとしません。
確かに狭い島ですから勝手に乗っていってもどこかで見つかるからかな?

夕暮れには2時間もありません、明日も予定変更で9時過ぎには出なければ。レンタカーも今日に2時間だけのレンタルにしました。

ニジ浜、西表島の南岸忘勿石あたりが霞んで見えます。
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農林水産省補助事業
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ヤギの親子やサトウキビ畑を見ながら島の対岸へ
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日本の最南端の地と思って行ったところは広大な貯水池
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後で聞いたところこの島で水対策は重要、昔は日照りで大変な苦労を味わったようです。
その横には底名溜池展望台、この先は広大な太平洋です。
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その先でもヤギが、
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日本最南端平和の碑、日本最南端の地に着きました。
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波照間の碑
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日本最南端の碑、日の丸が掲示されています。設置したのは神道青年全国協議会
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天候もありますが、最南端の地に立ってみても高揚がないな。

その東には波照間島菱空観測タワー、残念ながら閉館中。
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そのまた東には波照間空港がありました。
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現在定期便は飛んでいないと思っていましたが、今年1月から石垣空港との間を月水土曜日に往復1便飛んでいるそうです。機材はツインオッター、15人ほど乗れる軽飛行機です。ちなみに大人で片道14000円船の3倍以上です。

育てよう土 われらの力で
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ここにも農林水産省補助事業、最南端の地で台風もくれば渇水にも脅かされる中での農業は過酷でしょう。
宿で読んだ竹富町史 波照間島には
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土地改良事業の概要が、ほとんど全島にわたって土地改良を受けています。
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集落近くには先島諸島火番守、
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琉球王朝時代に作られた海上を監視して烽火を上げたと伝わるもの。
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登ってみると遠く西表島も見えます。

町の中心ムシャーマ公園
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その前には名石共同売店
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100mほど離れたところにも南売店
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ご当地の物を求めるなら共同売店、
日本最南端の証
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島泡盛の泡波ミニチュアボトル
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もちきびと和三盆糖
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今日の宿はホテルオーシャンズ
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旅に出る前に悩んだのがこの島での夕食。
ホテルは朝食のみ、夕食は近くの居酒屋で、それも予約を取らなければ休みの可能性もあると。
近在の居酒屋に電話を入れてもズ~ッと不在、電話に出たと思えば5日前からしか受け付けないとつれない返事。
やっと取れた予約がここ味〇(みまる)。当たりでありますように!
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良かった、この日も予約で満席です。
店内には島泡盛の泡波がぎっしり。
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メニューと
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お品書きも勢ぞろい。
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島魚三種盛、真ん中のソデイカのねっとりとして旨いこと!
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店の名物緑のギョウザ、与那国でも出会った長命草入りのギョウザです。
皿の脇にあるのが長命草。
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新鮮なカツオのなまり節
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ふチャンプル、豚肉の代わりにお麩が入っていますが、これがあっさりした肉のような食感で美味かった。
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女将さんの背中の味〇のロゴに感謝です。
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ヘリコプタークルーズもありますよ。
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お値段とボリユームの感覚で言えばほぼ松本並みの水準でした。

灯火の無い帰り道
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宿のフロントには、地域で協力しあう姿勢が、
あんまマッサージ
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星空ツアー
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ヘッドスパ等々、
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旅に出て四日目、そろそろ疲れが溜まりだしました。おやすみなさい。











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