2023年10月

信州百峠(95)番外編 林道鉢盛山

9月23日は朝日村大博覧会があります。
朝日村にはウクライナとの縁もあり、ビーツの栽培もしているので、この日はボルシチ祭を開催するということで、本場?のボルシチを食べに行ってきました。
ボルシチはロシア料理だと思っていましたが、ウクライナ料理なのですね。
ちなみにキエフ風チキンカツも、今の呼び名ではキーウ風というのでしょうか? これも今まではロシア料理だと思っていました。

朝日村へ入ります
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また以前に、朝日村の鉢盛山へ入ろうと行ったのですが、林道ゲートで遮断されて目的を果たせなかったので、事前に村の観光協会にゲートのカギ借用を届けていましたので、林道鉢盛山線を走ろうとも思います。
朝日村図書館でカギを受け取り、
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カギのボックスに入っていたカギを受け取りました。
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朝日プライムスキー場方面へ
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大博覧会の会場は緑のコロシアム。
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いろいろなイベントをしていますが、目に留まったのはネクストクルーザー。
若い社員と一緒に体験試乗会、朝日プライムスキー場へ移動して試乗です。
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原付免許でOKのジープに似た電動車、エンジン付きの二種を試乗。
乗り心地はカート動力性能は原付並みで、一般道ではちょっと首をかしげますが、人の目を引き付けるには十分でしょう。

博覧会場に戻ってボルシチとおにぎりの昼食をいただきました。ボルシチは土の香りがしました。
そして午後は私のバイクと社員2名が乗るワンボックスで鉢盛山へ。

鉢盛山登山ルートはこんな感じ。
駐車場まで登ります。
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前回敗退した林道鉢盛山線ゲートを、今日は堂々と通過しました。
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ゲート以降はダートになります。
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野俣沢に沿った道です。
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道を横切る沢には丁寧に表示がされています。
細沢
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九一沢など
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野俣沢上流部の崩落のため河床が埋まりかけた部分もあります。
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大分上ってくると霧が濃くなってきました。標高1700m程でしょうか?
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ここが登山道入り口
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その先には岳沢が道をふさぎ、立派な岳沢橋が架かっていますが、
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橋から眼下を見下ろすと
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そして橋の向こう側で道は消えています。
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地図上ではこの先、鉢盛山の肩を抜けて木祖村の味噌川ダムへ続く道があるはず、そこには必ず峠が存在するはずですが、地図上に峠の表示はありません。
どなたか知っていたら教えてください。

橋の上流部には、水量こそ少ないが迫力ある滝がかかっていました。
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峠こそ見つけられなかったですが、この滝を見ただけで達成感十分。
朝日村も、もっとアピールすれば良いのに。

車でついてきた社員は、悪路に足回りを打ち付けたり、どこまで行くんだろうと不安になったりと散々のご様子、申し訳ない!


信州百峠(94)大石峠、目標の200峠までラスト1峠

小谷に引き続きの9月9日、昨日は午前中に帰着できたので、午後はゆっくり休みました。
今日は茅野で糸萱かぼちゃの収穫もあるとのこと。社員とパートさんも体験に行くそうなので、そこに立ち寄りながら、麦草峠の脇に見つけた大石峠を目指します。

茅野から
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佐久方面国道299号線を麦草峠方面へ、その途中に糸萱地区があります。
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私が行ったときにはかぼちゃの収穫は終わっていました。
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生産者の佐藤さんから紫蘇ジュースをいただき出発。

麦草峠手前、右が麦草ヒュッテ、左へ行けば大石峠です。
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その先の麦草峠の標高は2127m
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道路わきの径に、いくら何でもバイクでは無理、だいたいひんしゅくを買うどころか自然破壊になるので、熊鈴をつけて徒歩で峠へ。
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水の乏しい池を右に見て
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左大石峠の案内もあります。
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地図で見たところ峠までは500m程、何のこともないと思いましたが、かなりの登りや
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木道をたどり
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熊笹に覆われた石の道
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苔と大岩の道
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その先に大石峠(2152m)が静かに佇んでいました。
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この先は茅野方面へと道(踏み跡)は続いていますが、私はここで引き返します。
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今日の隠れた目的がもう一つ。今朝の信毎で見た記事です。
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峠と反対方面へちょっと入った場所にある麦草ヒュッテ。そこで新開発の苔をイメージしたアイスケーキが食べられそう。
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ちょうど昼食時、コンビニのおにぎりと一緒にいただきたいと思います。
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これが苔のアイスケーキ。先ほど歩いた苔むす峠路のイメージです。
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帰りはビーナスラインで行こう、とスズラン峠を経て、
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途中ラジコンカーレースを見物、
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大門峠から、
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和田峠
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武石峠を降りて
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帰ってきました。

信州百峠(93)小谷村の新潟県境、湯峠、乙見山峠

久しぶりの投稿です。
長らくの念願だった、小谷村の林道が開通したことを確かめ、1泊2日の小谷です。
9月7日、この日は晴れ、でも明日は微妙ですがバイクでゴー!
大町から糸魚川方面へ
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小谷村役場へ寄ります。
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目的の一つは林道情報、こちらは事前の調べと一致して大丈夫そうです。
もう一つ、わが社では、小谷村の雪中キャベツを2月に商品化しましたが、村の担当者が変わったとここと、名刺交換だけでもと思いましたが不在のため名刺を預けてきました。

ちょっと早いお昼を小谷の道の駅で
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温かいそばの大盛り、1350円
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バイクの場合、車のように車中で食休みというわけにいかないので、軽めにしておきます。

一旦新潟県へ、その名も新国界橋
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橋の脇には慰霊碑が、
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この橋は1994年11月に完成しました。が、翌年7月に土石流で流失。
その復旧工事をしていた1996年12月6日、再び土石流が襲い、14名が犠牲になった慰霊碑です。
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新潟県にちょっと入った葛葉峠も、不安定なこの地の構造に起因しています。
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葛葉峠も新潟県側からしか入れなくなっています。
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いよいよ今日の起点に着きました。大糸線平岩駅
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姫川温泉街を抜け
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この先が林道姫川妙高線、今まで行けそうで行けなかった湯峠を目指します。
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塩の道千国街道、大網地区
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現在地から右端の小谷温泉までの林道です。
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大網古宮諏訪社
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廃校? 小谷村小中学校大網分校
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いよいよ林道
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日影は路面に濡れ落ち葉、滑ります。
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ここを行けば地蔵峠への塩の道か? 入りたいですが、今日の目的は湯峠、あきらめます。
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二又で向こうから来たカブと遭遇。安曇野市から、やはり林道開通を知って駆け付けたそうです。
同じような趣味人もいるもんだ。
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その二又の脇にあった石碑
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自然道場序章、何と玉井架裟男とあります。
玉井先生は信大の名誉教授、リンゴで育った信州牛や安曇野ワインの発案者として知られています。
30年も前ですが、私も1度お会いしたことがありますし、松本大学の白戸先生の恩師にもあたります。
信越国境の深山で出会う不思議さを感じますが、ご縁も感じます。

昼なお暗い
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かろうじて軽トラックなら通れる道
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いよいよ狭くなってきました。
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雨飾山大網登山口
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破損の激しい舗装路から、いよいよダートに、不安はますます募ります。
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しかし空は明るくなってきました、そして鉄の扉が見えます。
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湯峠到着!
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湯峠(1257m)全景
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鎌池、小谷温泉方面へ下ります。湯峠の次は乙見山峠です。
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鎌池、
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そして今日の宿雨飾荘の先を左折します。
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心細い舗装路の先は荒れたダートです。
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そして乙見山峠(1700m)、
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前回来たのも3年前の9月でした。その時は時刻も遅く、バイクの荷台が振動で壊れてここで敗退。
今回は妙高方面へ行けるところまで行ってみよう。

なかなか手ごわいダートが続きます。
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衝撃で手首が疲れたころ、笹ヶ峰キャンプ場に到着
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火打山、妙高山の登山口でもあります。
時刻も4時近く、ここで引き返します。一路雨飾荘へ、

雨飾荘には森の中の露天風呂も、夕食の後で入ろうか?しかし今回は寝てしまって試しませんでした。
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こんな部屋です。期待以上の宿でした。
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夕食のお品書き
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食事処のカウンターには数々のワインやお酒、そして小谷野豚の骨付きモモの生ハムも。
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ここの下にある山田旅館とは違う泉質のお風呂も快適です。
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そんなこんなで一夜が明けました。

今日の走行距離は162km、所要時間は8時間30分程でした。

そして翌8日、朝起きた時点で雨!
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これは大変、雨仕舞をきちんとしなければ、それと防寒対策。
昨日着た下着も重ね着して、パジャマも下に着こみます。そしてカッパ。
靴の覆いはありますが、手袋は使捨てをグローブの上に。
腹を決めて出発。わき目もふらず我が家を目指すのみです。

幸い雨の勢いも大したことなく、大町を過ぎたころには小降りに。
気温も暖かかったので凍えることもありませんでした。
2時間ちょっとで無事帰着。




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