24日は奥さんも姉妹の会で諏訪に出かけ、私もまったくのフリー。
天気も持ちそうなので、思い切って木曽路へ。
北アルプスも雲をかぶっています。
国道19号線で木曽町を通過した際、相撲場(木曽町民相撲場)に多くの幟が林立しています。
そういえば出羽の海部屋が木曽で合宿しているとニュースで言っていたな。
と思い立ち寄りました。
時刻は9時半ころ、多くの力士がぶつかりげいこをしています。
いました御嶽海!
やはり周囲の力士とは貫禄が違います。
前頭まで陥落してしまったけど、前場所は勝ち越し、来場所も10勝以上して大関復帰を目指してもらいたいものです。
木曽町を過ぎ、三岳王滝方面へ、道の駅を過ぎ赤いアーチ橋の手前で県道256号線をはずれて左へ、
県道473号線、
森林鉄道の橋脚を過ぎ、
知人である釜沼温泉大喜泉のご主人から情報収集、
旧御嶽街道、合戸峠から続く沢渡峠について聞きました。
彼も途中までしか行ったことがない、とのこと。かえって詳しい情報が分かったら教えて?
と言われてしまいました。
大喜泉へ行く途中を右上へ、
ここが沢渡の集落のようですが、ここの名前が峠の由来ですね。
民家が尽きると道は細く、草も繁茂しています。
林道沢渡線、わずかな踏み跡はありますが、心細さ満点です。
その先500m程、倒木が道をふさぎます。
細い木なのでどかそうとしますが、非力な私には無理!
ここからのアプローチはこれで断念。
沢渡には今まで住まわれていた何代にもわたる墓標がありました。
私が見たところでは現在も住まわれている家は1軒限り、先ほどの県道からも1km程、木曽町までも2~3kmの場所ですが、住むには不便でつらい場所なのかもしれません。
県道256号線、王滝方面へ、
日野百草丸を過ぎてすぐ、
正面に牧野ダムを見る位置に御岳湖を巻く道が、そこを左、
そこから20m程をまた左へ、
直角に曲がる道がそうか? 登っていきます。
ちょっとした広場に、左右に通じる道がありますが、
地図を見ると左ですが、草生す先に道路は見当たりません。
どうしよう? ちょっと踏み込んでみましたが、バイクでは無理。
一応両サイドからアプローチしたのでここで敗退。
今日の目的とした峠はここだけ、でも王滝まで来たのだから真弓峠も可能性を探ってみましょう。
その前に、前回気になっていた林道瀬戸川線、
1km程で砕石場に
その先を地図で確認すると真弓峠とは別の山塊のようです。 これも引き返します。
本来なら真弓峠に直登できるはずの鯎(うぐい)川合流点の氷ヶ瀬橋も中部森林管理局によって通行止め。
橋の先の道路は整備され、荒れてはいないようですが恨めしい。
ここまで来たのなら滝越まで行って、白巣峠へ行く途中から分岐する林道に期待を託してみます。
何度見ても心を洗われる滝越、左の鞍部が白巣峠方面、右の鞍部が三浦貯水池方面でしょう。
ちょうど昼時、前回昼食を喫した水交園は休業中。
食事ができるところは他にありません、持参のインジェリーで補給するだけで出発。
白川付知併用林道を行きます。
一度来たところは様子もわかっているためか、熊の恐怖もあまりありません。
直進が白巣峠、そこを左へ
水ヶ瀬小俣林道へ
ところが100m程でシャットダウン。
またもや中部森林管理局です。
先の道路もきちんと整備されているところを見ると行けそうです。残念!
真弓峠へのアプローチは、飛騨側から付知渓谷を入るルート、そして今回のルートと両側からアプローチしましたが全敗。
でもちょっとホッとしたことも事実です。
このまま順調に道が続いていたら峠に着くのは何時になるか?
おかげで昼食に早くありつけそうです。
帰りにもドラマが。
滝越へと下る途中で、左わきから突如灰色の物体が飛び出してきました。バイクの前を肉付きの良いお尻を振り振り走っていきます。
カモシカです! およそ30m程バイクで追いかけっこしたあげく茂みに飛び込みました。
あ~、こんなことならヘルメットにビデオを取り付けておけばよかった、とつくづく思いました。
でも熊でなくてよかった。ホッ~
私がカモシカに遭遇したのはこれで5回目?(6回目?)
最初は、浅間温泉東奥の大正山。東斜面から下ってきたカモシカに出会い、こちらの動きを止めたらあちらはジーッと私を見ながら、それでも悠々と西斜面へ登っていきました。
2度目は、同じく浅間温泉東の山田沢。私が鳥獣除けのゲートを開けた途端彼と鉢合わせ。その間隙2m、一瞬見つめあいましたが、角で突っつかれる! と恐れた私が後ずさり。そのたじろいだ隙にいなくなりました。
三度目、(四度目?)はいずれも松本のアルプス公園周囲。確か彼は足の傷を負ってびっこを引いていました。
その次が島々谷。険路の曲がり角を曲がったとたん、向こうから彼が走ってきました。私はパニックを起こし、踵を返して走り下りました。ところがその後カモシカは私を追ってこず、アレッ?と感じましたが、この時は彼の後から釣り人が帰ってきたのでそのためと感じてホッとしたものです。
そして今回は彼と駆けっこ。隆々とした彼の背中からお尻への躍動を直接観察できて大満足!
王滝トンネルは幻想的
左へ行けば治山工事施工地、濁川保安林管理道とあります。ここも行ってみよう。
しかし、ここも50m程で終わり。
案内板に記されていたのは、
昭和59年9月14日に、王滝村を震源とした長野県西部大地震が発生、ここ濁川上流では高さ600mにわたって大崩落、崩落土は名古屋ドーム29杯分、それによって荒廃地が600haとなりました。
上流にあった濁川温泉の従業員をはじめ15名が犠牲になったとのことです。
濁川、名前のごとく険相の川。
下流側には慰霊碑が
三岳に戻り合戸峠三岳側をのぞいてみますが、やはり躊躇してしまいました。
いや腹がすき過ぎたためか?
1時半過ぎ、やっと昼食を摂ることができました。
そば処一竹、先日聞いたところでは木曽の車屋の分かれだそうです、期待が持てます。
天ざる1800円也、
そば、つゆ、天ぷらとも上出来でした。またボリュームも十分。
食べた感も味もGOOD!
浅間温泉に戻ると野球場駐車場でなにやら、明日はツールド美ヶ原ですね。
この日の走行距離218km、行動時間は8時間でした。
松本から信州の最西端王滝村まで、同じ信州とはいっても100km以上あるんですね。
天気も持ちそうなので、思い切って木曽路へ。
北アルプスも雲をかぶっています。
国道19号線で木曽町を通過した際、相撲場(木曽町民相撲場)に多くの幟が林立しています。
そういえば出羽の海部屋が木曽で合宿しているとニュースで言っていたな。
と思い立ち寄りました。
時刻は9時半ころ、多くの力士がぶつかりげいこをしています。
いました御嶽海!
やはり周囲の力士とは貫禄が違います。
前頭まで陥落してしまったけど、前場所は勝ち越し、来場所も10勝以上して大関復帰を目指してもらいたいものです。
木曽町を過ぎ、三岳王滝方面へ、道の駅を過ぎ赤いアーチ橋の手前で県道256号線をはずれて左へ、
県道473号線、
森林鉄道の橋脚を過ぎ、
知人である釜沼温泉大喜泉のご主人から情報収集、
旧御嶽街道、合戸峠から続く沢渡峠について聞きました。
彼も途中までしか行ったことがない、とのこと。かえって詳しい情報が分かったら教えて?
と言われてしまいました。
大喜泉へ行く途中を右上へ、
ここが沢渡の集落のようですが、ここの名前が峠の由来ですね。
民家が尽きると道は細く、草も繁茂しています。
林道沢渡線、わずかな踏み跡はありますが、心細さ満点です。
その先500m程、倒木が道をふさぎます。
細い木なのでどかそうとしますが、非力な私には無理!
ここからのアプローチはこれで断念。
沢渡には今まで住まわれていた何代にもわたる墓標がありました。
私が見たところでは現在も住まわれている家は1軒限り、先ほどの県道からも1km程、木曽町までも2~3kmの場所ですが、住むには不便でつらい場所なのかもしれません。
県道256号線、王滝方面へ、
日野百草丸を過ぎてすぐ、
正面に牧野ダムを見る位置に御岳湖を巻く道が、そこを左、
そこから20m程をまた左へ、
直角に曲がる道がそうか? 登っていきます。
ちょっとした広場に、左右に通じる道がありますが、
地図を見ると左ですが、草生す先に道路は見当たりません。
どうしよう? ちょっと踏み込んでみましたが、バイクでは無理。
一応両サイドからアプローチしたのでここで敗退。
今日の目的とした峠はここだけ、でも王滝まで来たのだから真弓峠も可能性を探ってみましょう。
その前に、前回気になっていた林道瀬戸川線、
1km程で砕石場に
その先を地図で確認すると真弓峠とは別の山塊のようです。 これも引き返します。
本来なら真弓峠に直登できるはずの鯎(うぐい)川合流点の氷ヶ瀬橋も中部森林管理局によって通行止め。
橋の先の道路は整備され、荒れてはいないようですが恨めしい。
ここまで来たのなら滝越まで行って、白巣峠へ行く途中から分岐する林道に期待を託してみます。
何度見ても心を洗われる滝越、左の鞍部が白巣峠方面、右の鞍部が三浦貯水池方面でしょう。
ちょうど昼時、前回昼食を喫した水交園は休業中。
食事ができるところは他にありません、持参のインジェリーで補給するだけで出発。
白川付知併用林道を行きます。
一度来たところは様子もわかっているためか、熊の恐怖もあまりありません。
直進が白巣峠、そこを左へ
水ヶ瀬小俣林道へ
ところが100m程でシャットダウン。
またもや中部森林管理局です。
先の道路もきちんと整備されているところを見ると行けそうです。残念!
真弓峠へのアプローチは、飛騨側から付知渓谷を入るルート、そして今回のルートと両側からアプローチしましたが全敗。
でもちょっとホッとしたことも事実です。
このまま順調に道が続いていたら峠に着くのは何時になるか?
おかげで昼食に早くありつけそうです。
帰りにもドラマが。
滝越へと下る途中で、左わきから突如灰色の物体が飛び出してきました。バイクの前を肉付きの良いお尻を振り振り走っていきます。
カモシカです! およそ30m程バイクで追いかけっこしたあげく茂みに飛び込みました。
あ~、こんなことならヘルメットにビデオを取り付けておけばよかった、とつくづく思いました。
でも熊でなくてよかった。ホッ~
私がカモシカに遭遇したのはこれで5回目?(6回目?)
最初は、浅間温泉東奥の大正山。東斜面から下ってきたカモシカに出会い、こちらの動きを止めたらあちらはジーッと私を見ながら、それでも悠々と西斜面へ登っていきました。
2度目は、同じく浅間温泉東の山田沢。私が鳥獣除けのゲートを開けた途端彼と鉢合わせ。その間隙2m、一瞬見つめあいましたが、角で突っつかれる! と恐れた私が後ずさり。そのたじろいだ隙にいなくなりました。
三度目、(四度目?)はいずれも松本のアルプス公園周囲。確か彼は足の傷を負ってびっこを引いていました。
その次が島々谷。険路の曲がり角を曲がったとたん、向こうから彼が走ってきました。私はパニックを起こし、踵を返して走り下りました。ところがその後カモシカは私を追ってこず、アレッ?と感じましたが、この時は彼の後から釣り人が帰ってきたのでそのためと感じてホッとしたものです。
そして今回は彼と駆けっこ。隆々とした彼の背中からお尻への躍動を直接観察できて大満足!
王滝トンネルは幻想的
左へ行けば治山工事施工地、濁川保安林管理道とあります。ここも行ってみよう。
しかし、ここも50m程で終わり。
案内板に記されていたのは、
昭和59年9月14日に、王滝村を震源とした長野県西部大地震が発生、ここ濁川上流では高さ600mにわたって大崩落、崩落土は名古屋ドーム29杯分、それによって荒廃地が600haとなりました。
上流にあった濁川温泉の従業員をはじめ15名が犠牲になったとのことです。
濁川、名前のごとく険相の川。
下流側には慰霊碑が
三岳に戻り合戸峠三岳側をのぞいてみますが、やはり躊躇してしまいました。
いや腹がすき過ぎたためか?
1時半過ぎ、やっと昼食を摂ることができました。
そば処一竹、先日聞いたところでは木曽の車屋の分かれだそうです、期待が持てます。
天ざる1800円也、
そば、つゆ、天ぷらとも上出来でした。またボリュームも十分。
食べた感も味もGOOD!
浅間温泉に戻ると野球場駐車場でなにやら、明日はツールド美ヶ原ですね。
この日の走行距離218km、行動時間は8時間でした。
松本から信州の最西端王滝村まで、同じ信州とはいっても100km以上あるんですね。