コロナ禍で世の中が逼塞状態です。
東京などでは外出制限、そして公園などは過密状態。
ストレスが溜まりますね、そして体も動かせない。

私は去年からスマホに万歩計アプリを入れました。
去年の7月が15,3万万歩 8月が13,5万歩、 9月が13,8万歩、 10月が11,7万歩、 
11月が17,1万歩、12月が11,3万歩でした。意識しないで歩いていればそんなもんでしょう。

そして新年に決めたことが、月あたり20万歩を目標にしよう!
なぜか?  1日に1万歩を歩くことが健康に良い、というような説がありましたね。
でも毎日1万歩はきつい!
そこで2日に1日は1万歩=月あたり15万歩、そして1日に3千歩なら意識しないでも歩いている。
ということで、15万歩+3千歩×15日=20万歩が無理のない線か、という計算です。

そして1月が22,4万歩、 2月が22,9万歩、 3月が21,3万歩と20万歩をクリアーできました。

4月に入り、コロナの緊張もますます強っていますが、今日で20万歩を突破しました。
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走行距離も140km、松本から山梨の大月位ですかね。塵も積もればです。

歩数や距離と共に楽しみなのが季節の移ろい。特に春は格別です。

山の小径にも新芽の芽吹き
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そして草も萌え始めました。
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桃の花?
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この日は浅間温泉から北洞を目指しましたが、南洞からの大滝山
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山一つ越えた北洞を目指す途中の山腹には古い祠?
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大日不動尊か? 後光が射しているようです。
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そして北洞からは常念岳が
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初めて目にした北洞への開道記念碑
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春の風物詩の田起こし
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水も張って田植えの準備
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もちろん桜ですが、ちょっと盛りを過ぎたかも。
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もう一つ、この春目覚めたのが河原歩き。
山道であれ、遊歩道であれ、舗装路であれ毎日のように歩いていては飽きもきます。
身近にあっても歩こうと思わないのが河原。
こんな整備された草地なら散歩も気持ちよいですが、
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この川を上流まで遡ったらどうなるか?
ということで橋の下をくぐって
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しばらく行くと芝生から雑草ぼうぼうの草地に、
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ここからが正念場、お滝です。
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小学校の低学年時、本郷小学校にプールがありませんでした。
水泳の授業はここ、お滝でやりました。

一級河川 女鳥羽川
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いよいよ荒れ地です、ワイルドですね。
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でも気持ちよさそうなビーチ?もあります。
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河原の典型的な風景、石ゴロゴロ
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そして今の時期、農業用水の取捨もたけなわ。
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水路が様々に変化して、ちょっと気を抜くと
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もっと上まで踏破するには長靴無しでは無理でした。

いつもは歩かない場所にも新たな発見がありました。
山の小径は傾斜がきつくて難儀ですが、河原歩きもそれに勝る歩きにくさ。
大岩ゴロゴロから足を取られる砂地もあり、見た目平坦な河原の歩き難さは山以上。

昨年から始めた峠走破の際に疑問に思っていたこと=昔の人は平坦そうな川沿いの道を作らず、なぜ険しい山の道筋を選んだのか?
坂道は登りでは苦労ですが、降りは楽ちん快適。また馬や牛に荷物を積んで石ゴロゴロの河原を歩くことは実際問題として不可能、牛馬の足を折ってしまいかねません。
また山はどれも変形ながら三角錐。土砂崩れは山の常備の一つに石から始まり、崩落に連れて山肌の広範囲な土砂を巻き込んで広域化します。
川も増水すると上流から下流域まで全て流されます。
よって、なるべく山の上部に道を作れば土砂崩れで流される道の距離は短くなる=復旧が短時間で終了、となるわけです。
古からの輸送路であった街道や峠も、その当時の経済に依存していたからには復旧に時間を取られず、安定した輸送力を求められていたことは明らかです。
こんなことも頭で考えただけでは分かりません、 自身の足で歩いてみると実感一入でした。

ついでに、河原にはこんな石が転がっていました。
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足で一撃を加えると
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堆積岩が風化して脆くなり、そのうちには砂になってしまうのか?

もう少し温かくなればバイクで峠探訪始めたいのですが、この頃の信州はコロナに加えて地震も心配ですね。

ということで私の健康、ストレス解消法でした。