2019年10月

女鳥羽の滝

我が家から歩いて20分、大村にある玄向寺は牡丹の花で有名、槍ヶ岳を開山した播隆上人が修行をした寺としても知られています。
そのお寺の上手の谷あいにかつて存在したという霊場女鳥羽の滝の掘り起こしをしようと活動を始めた若手民俗学者の市東さんに誘われて霊場の発掘?(実際は藪の切り払い)に昨日行ってきました。

玄向寺、
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子供時代、この右手にいちご園を経営する桃仙園があったり、保育園の遠足に来たりとなじみのあるお寺でした。この上流に霊場があったなどということは初めて知りましたが。

水野家廟所
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これも知りませんでした。
近くにいても知らないことがいっぱい!
この廟所も朽ち果てつつあったものをお寺の檀家さんが協力して再興したとか。
水野家の子孫は東京在住、今ではサラリーマンになっておりとても自力で維持は無理、そこで檀家さんの協力を得るということになったそうです。

その廟所の上流10分くらいの範囲に霊場が展開されています。
今日は廟所のすぐ上を開墾
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こんな石碑もありますが、昭和の時代にはこの滝の存在も知られていたようです。
しかしそれから三十有余年で樹木に覆われた、忘れ去られた存在になってしまうとは!

この斜面の樹木の伐採や草を刈ると昔の道筋が現れてきました。その間2時間、手足も腰もクッタクタ。

今日の作業はここまで、お昼には終わりました。
そのあと女鳥羽の滝を案内してもらいました。
滝への道標、
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二の滝
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御岳信仰の遺物、信仰されていた方々の位牌も安置されているということです。
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そして一の滝
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思っていたより大規模で迫力もあります。
今までに大量に繁茂する竹や樹木を伐採してここまで見れるようになったそうです。
まだ倒壊した石塔や大木の片付けなどやることがいっぱいありそうです。

その昔、修験者は岩盤からしみだしてくる水を樋に受け、滝に打たれて修行をしたそうです。
高いところから大量の水を体に受けてするのが修行と思ってきましたが、冬のさなかにチョロチョロと流れる微量の水を受けてする修行のほうが辛いそうです。
微量の水では体温がすぐに下がってしまうから、ということ。

松本平の里山にある霊場としては最大規模ではないか! という場所を再確認できて貴重な経験でした。

信州百峠(檜峠(沢渡側)、安房峠、野麦峠、月夜沢峠(奈川側)、境峠)

今日は9月30日、毎日の峠探訪で疲れが残っていましたが今日も晴天になりそう。 これは行かねば!
中信の地図を見まわして、そうだ! 有名な峠で未踏の地、安房、野麦両峠に今年は登っていません。

上高地方面へと出かけます。梓川の向こうは雲に隠れてちょっと不安?
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でも奈川渡ダムまで行くと雲に切れ間が、
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沢渡でひと思案、
そうだ、ここに檜峠の出口があるはず。
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地図を片手に、左へ登る道がある!

ありました、歴史の小径
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湿原にも行くようですが、私が目指すのは左手の道、たぶん檜峠の入り口です。
しばらく進みますが
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手ごわそうなので今日はここまで。
沢渡の足湯から見た檜峠、一応現場を確かめた。
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釜トンネルの分岐を左へ、安房トンネルの手前を右へ、
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安房峠に向かいます、中の湯温泉を過ぎて、
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尚もつづら折りの道を登っていくと、
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工事中です。
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そうです、ここが上高地乗鞍スーパー林道の安房側起点、奈川から白樺峠、乗鞍高原を経て白骨温泉までは以前に行きましたが、白骨で通行止めで断念した、その反対側です。
開通当初は有料林道だったのですね。
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この入り口から自動車で林道に入り込んだのは20年ほど前だったのか!? 筆舌に代えがたい凄い道でした。今にも崩れ落ちそうな断崖の下をか細い道が走っていました。片側が天まで覆う絶壁、片側を倉洞沢が走っていました。
今のバイクなら行けると思いますが、通行止めは正直ホッとしました。

晴天の空がV字に開きます。
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安房峠の長野側、
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そして岐阜側
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昭和3年道路竣成の地蔵尊
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ここからは穂高連峰の雄姿も圧巻です。
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家からここまで60kmもありました。

安房から奈川渡、そこから奈川の野麦峠へ
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川浦の工女の宿も現在閉鎖中
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奈川野麦高根線、県道39号線を進みます。
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いたるところで工事中
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以前、奈川の入山でもやっていた大規模送電線の建設工事です。
あの時交通整理の人が言っていた、東京電力と中部電力の間で、災害時などに電力をやり取りする送電網工事のようです。
野麦峠の直下ではもう完成間近、
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野麦峠への道はこんな感じ
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峠に着きました。
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安房峠からここまでが48km。

旧江戸街道の看板、
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飛騨から江戸へ行くにはここが最短だったようです。

峠のお助け小屋で昼食、
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野麦そばというのを食べましたがまたまた写真を失念。

お助け小屋の近くの建物の屋上で昼寝、空が秋の気配を湛えています。
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何と、その建物は野麦峠の館、
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「日本唯一、峠の資料館」と銘打っています、入らない手はありません。
入館料500円也を払って中に入ると、
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何と、3階をぶち抜いた大きな空間が、この3階の屋上で昼寝をしていたわけです。

杣仕事の展示
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工女の姿、マネキンではちょっとは滑稽です
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工女たちが辿った野麦街道
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立体的に見ると、
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霞沢岳、焼岳の向こう側に、安曇の小倉から東峠、徳本峠、上高地を抜ける中尾峠が位置します。
峠の文字の由来、
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峠という漢字は和製漢字、本来は存在しない漢字と聞きましたが、こんな漢字もあるのですね。
野麦とは
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笹の花のことだった。
この資料館は岐阜の運営、
長野側での扱いは
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県の史跡でした。
長野側に残る旧街道
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奈川へ降りていく途中、
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ありました、清水牧場、

この道を入ると月夜沢峠へ行くとか、
ここの上が清水牧場
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ここのご主人、奥様は信大農学部にも関りがある人、私もちょっと世話をした羊のフライスランドの提供元です。
ここでは乳牛がブラウンスイス、乳用羊がフライスランドです。家畜の種類にもこだわっています。
羊にも様々あります、肉用は私も突撃されたサフォーク種、コリデールなどは羊毛種と用途別多々あるということです。
自然保護にも熱心で、このあたりまで足を延ばす山野草ハンターに頭を悩ましているお話を聞きました。

残念ながら有名なフレッシュ系チーズはほとんど品切れ、
クワルクというドイツのフレッシュチーズと飲むヨーグルトを購入
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このチーズ、レシピにあったハード系パンに乗せてジャムをトッピングが美味しい! 毎朝の定番になりそうです。

月夜沢峠へ向かいますが、500m程で通行止め
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奥様が張った山野草盗掘防止でしょう。 ここでUターンとします。

次に向かうのが境峠、
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峠頂上、
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向こうは木祖村です。
ちょうど国有林へ入る林道の工事中
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振り返ると松本側に林道入り口が、月夜沢峠へと抜ける道のようです。
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頂上の標高1486m
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木曽川源流の里木祖村
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今日の道は快適な舗装路ばかり、木祖村へもアッという間に下り降り、道の駅で見つけたのが
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山賊バーガー、TVに出たそうですが知らなかった。

今日の走行距離が195km、所要時間が8時間30分でした。











信州百峠(善知鳥(うとう)峠、勝弦(かっつる)峠)

このところ天気が良い日が続いています。
ということは昨日に続いて峠探訪、今日は9月29日、近くの峠は制覇したか?と思いましたがまだブログにアップしていない峠として善知鳥峠と勝弦峠へ。

善知鳥峠へは難なく行けます。国道153号線を飯田方面へ、旧伊那街道とはいっても現在も中信と南信を結ぶ幹線道路です。
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ここは太平洋と日本海を分ける分水嶺、
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水のわかれ
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という石碑も、そして旧伊那街道の旧道もありました。
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分水嶺のモニュメント
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水が枯れていてちょっと侘しい、左へ行く水が日本海、右へ行くと太平洋にそそぐということです。

峠を越えて小野宿へ、小野神社を左へ、県道254号線に入ります。
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勝弦峠方面
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見当をつけてこの道かな?
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こんな道を登っていきます。
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溜池があり
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ここにもありましたしだれ栗、
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以前のしだれ栗公園はここより一つ南の水系、ここに繁茂することもうなづけます。

しばらく行くとチロルの森へ出てしまいました。どうも本来の峠への道よりひとつ南の道を来てしまったようです。
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脇の林道を南へ入っていくと「日本土真ん中」? 
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日本のど真ん中は各地にあります。私の住んでいる浅間温泉にも本州中央の地の碑がありますし、一説によると佐久にもあるそうです。どのように計測するかで変わってくるのでしょう。

勝弦峠に出ましたがそれらしい目印はここにしかない。
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しかし以前に走った牛首峠への案内
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そしてここが勝弦峠、
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右へ行くと塩尻、手前が岡谷側、左が塩嶺王城パークライン、

岡谷側へ降りると鳥居平やまびこ公園
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そこにありました! 勝弦峠古戦場の案内
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左上の丸の中周辺で武田氏と小笠原氏の戦いがあったようです。
公園脇にあった林道鳥居平線へ、
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岡谷まで下って、また峠を登り返し、塩嶺王城パークラインへ、
諏訪湖が一望
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こんなに各方面が望めるのかな?
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そして中央アルプス、牛首峠方面
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この稜線はバードウォッチングには最適らしく、鳥を求める人も散策していました。

以前に通った小野峠
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を過ぎてしだれ栗公園、そして小野へと下りました。

前回食べられなかったタイガーのラーメンに舌鼓
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大盛をお願いしたら凄い量、申し訳ありませんが少し残しました。

走行距離は86km、所要時間は寄り道もあって5時間40分でした。


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