2014年07月

鶏肉が口に入るまで

わが社が鶏肉を仕入れている岩手の会社へ行ってきました。

スーパーには鶏肉がパックに入って並んでいますが、それを作るためには鶏の命を育む農場の方、その命を頂いて鶏肉に加工する方など様々な人たちの努力が積み重なっています。

岩手の工場玄関には
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何とウエルカムボードが! 細やかな気遣いに感激しました。

鶏肉を作る工場も私たちの工場以上に衛生第一!
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工場内は機械の音がうるさいので耳にスピーカーを付けます。

完全武装はこの通り
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本来の見学コースは一番衛生的な所からスタートしますが、ブログ上では最初に生鶏が入ってくるところから始めます。

農場からプラスチックコンテナに入った鶏が入ってきます。一つのコンテナに6~7羽、
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夏場は暑くなるので羽数を減らします。天井には鶏に冷気をあてる換気フアンやミスト発生装置があって鶏が快適に最期を迎えられる工夫が。

この機械に足を固定し、頸動脈を切って放血します。
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その後、お湯に漬け、脱羽機で羽を取り除き、内臓を摘出、

上に鶏の中抜き屠体、下のお皿に内臓が入って出てきます。
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ここで県の衛生部の獣医さんが1羽1羽を検査します。ここで病気や異常のある鶏は排除されます。この工場だけで1日あたり64000羽の鶏を処理するのでたいへんです。
そのうえ異常の如何を種類別にカウント
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私たちが安心して安全な鶏肉を食べられるのもこのような地道な努力があってこそ。

これから中抜き屠体を吊るして肉にしていきます。
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胴体のムネ側とモモ側を分離して
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モモは「トリダス」という機械に通して肉と骨を分離します。
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これが分離されたモモ肉と骨、最初はこうなっていて~、と説明してくれました。
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これは違う工場のモモの骨抜き作業、「トリダス」は入っていなくて全て手作業で骨を抜きます。
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ムネは機械で骨から肉を剥がします。
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それをきれいに整形、
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骨や筋は全て除去します。その徹底ぶりには驚かされます。

これ以外に内臓を洗って製品にするところ、肉をカットするところなどありますが、鶏が肉になる概要を大雑把にご説明しました。



大田尭さん96歳「かすかな光へ」

大田尭先生=96歳、日本の教育を考えるうえで大きな功績を残されてきた先生がたどり着いた(まだ発展途上か?)人間の成長と教育のかかわりを訴えた映画「かすかな光へ」の上映と対談の催しに参加してきました。
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人間が社会の中で存在し、成長していくことに欠かせない「ちがうこと、かかわること、かわること」を現在の政治や経済情勢の中で分かりやすく対談をしてくれました。
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対談のお相手は哲学者の高橋哲哉さん、
今の阿部政権が推し進めている上から下へ、上意下達の政治姿勢に警告を発する内容でした。
なし崩し的に推し進めている集団的自衛権の問題、国家機密保護法案など、国民の大きな意向を無視した動きを教育の立場から警告、一人一人の国民が主体的に自分たちの未来を切り開いていくことを訴えていました。

しかし96歳になっても
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その情熱を燃やす大田先生の底力に感動しました。

松本いのちの映画祭

今週の土曜日=7月12日に「第1回 松本いのちの映画祭」が開催されます。
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チェルノブイリ原発事故の被害者を支援する人たちが主催する映画祭。

今回の映画祭に、私が長野まで見に行った「ある精肉店のはなし」も上映され、
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監督の纐纈(はなぶさ)さんも出演するそうです。

大阪市の貝塚市にある個人営業の肉屋さんのはなし。
牛を愛しんで飼い、その命を頂くことで生活の糧を得ている人たち、私たちの鶏肉屋も同じです。

肉を売るだけではなく、その内臓や脂、そして皮までを全て人の役に立つものに作り替えながら、たくましく地域に根差して生きていくというドキュメント映画です。

12日の9時半~ と19時半~ の2回上映です。会場はエムウイング、是非観に行ってください。

わが社に前売り券1000円があります。また1日通して観たい方は1日券1800円もあります。

イベリコ豚を買いに

イベリコ豚、一時スーパーにもたくさん出回った幻?の豚。
私も食べてみましたが脂が多いだけであまり感動しない代物でした。

新聞の書評欄に出ていた本が冒頭のテーマ。
興味を覚えて買ってみないで、図書館で借りてきました。流石に注目の本だけあり申し込んでから借りるまで1か月かかりました。
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作者は農業関係でも食品関係でもないノンフィクションライター。
その彼がわざわざスペインに出向いて純粋のイベリコ豚を買いつけ、有名なシェフや輸入業者、そして食肉加工業者を巻き込んで秀逸なイベリコ豚のハムを作っていく実話です。

その中には素人の視点で食品を開発していく過程での驚きと気づきが一杯散りばめられています。
私たち食品に携わる人間にも沢山の気づきをもたらしてくれる面白い本です。また日本と食肉文化の中心であるヨーロッパの肉に対する考えの違いにも気づきます。

それぞれの食文化の違いや伝統を考えさせられる一冊、是非一読をお勧めします。

浅間温泉ホタルの里

浅間温泉から、美鈴湖そして美ヶ原へ行く急な上り坂の途中を右に入ったところに「浅間温泉ホタルの里」があります。
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山間の休耕田を地元の有志の方々が10年以上の歳月をかけてホタルが住める環境に整えました。

そしてホタルが舞い始めるこの時期にホタル祭りが行われます。
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浅間温泉のホタルを守り育てる会と連携している、女鳥羽川の洞地区でホタルを守る方々も応援に駆けつけました。
その後皆で「ほたる」を斉唱、ホタルの宿は川端やなぎ~ から始まる懐かしい唱歌です

夕闇暮れなずむ山間の里で、
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いよいよホタルが登場しそうです。

いました!  (ちなみに右側の大きな光は浅間温泉の町の灯です)
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昨日は全体で80匹ほどが飛んでいたそうですが、今日は少し控えめです。
これから7月の中旬までここでもホタルの光が楽しめそうです。
出来れば蒸し暑い曇った夜が狙い目かも?

ホタルは見て楽しむだけ。手でつかんだり、懐中電灯やカメラのフラッシュで驚かさないこと!

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