2014年05月

小谷の蕎麦

小谷温泉の宿ではそばは出てきませんでした。

宿へ行く途中にあった蕎麦屋へ食べに行きました。

細いわき道を登っていくと、小さな集落の中にそばの幟がいっぱい林立しています。
蕎麦屋はどこ? と探していくと、古い民家に小さな看板を見つけました。
IMG_0152


外観はいささかみすぼらしいのですが、中へ入ると
IMG_0155

蕎麦打ちの部屋と茹で釜が目に飛び込んできました。若いご夫婦が切り盛りをしているようです。

客席も山里の情緒を醸し出しています。
IMG_0158


お品書きも簡素!小谷村産のそば粉を使っているそうです。
IMG_0159


肝心の蕎麦は?と待っていると出てきました。手前がホタルの緑、これは更科。奥が深里、田舎蕎麦でしょうか。くるみだれにも挑戦、小さなすりこ木でくるみを潰すのは一苦労でした。
IMG_0164

いやー!なかなか美味しい、深里でも喉越しはざらつかず鄙には惜しい?蕎麦でした。

信州の秘湯③

温泉といえば食事が楽しみ。
でもここの料理は贅を尽くした懐石料理ではありません。
IMG_0182

40~50年前の旅館の料理みたいです、焼き魚も揚げ物も出来たてではありません。

その中で秀逸なのはやはり山菜、街中で買う山菜とは鮮度が違うというか、食感も香りも別物。
調理のバリエーションも様々です。

そして何と言っても忘れられない味がスイーツ、
IMG_0185

この旅館特製の草餅、ヨモギを練りこんだもちの中には自家製のあんこ、それが甘くなくてさっぱりといくつでも食べられます。
これをテイクアウトしたいと申し込んだのですが、その日に泊まるお客さんの数しかできないということでした。残念!

朝食も簡素ですがほのぼのと温かみを感じさせてくれるお味です。
IMG_0090

信州の秘湯②

ナトリウム炭酸水素塩泉、小谷温泉の泉質ですが、完全かけ流しの湯が滔々と流れ落ちます。
IMG_0076

浴室にはこの源泉の成分が固まって出来た太い柱がデ~ンと置いてあります。
IMG_0192


温泉の色は、
IMG_0102

源泉から出るまでは無色透明らしいのですが、空気と触れた途端にこの色に変化するそうです。

効能もバッチリ、
IMG_0074


さりげなく張られた元湯の知識、全然恰好を付けていません。これも好ましいですね。
IMG_0079


元湯のお持ち帰りもできるそうです。
IMG_0080

このお湯は持ち帰っても1年間は腐らないとか。

何しろ体が温まります。そのうえ湯上りでも肌がサラッとしていて気持ちいい!
源泉のお湯を飲むとお腹がすっきり、胃腸薬よりよく効きそうです。

信州の秘湯の中でも絶対おすすめ!

信州の秘湯

とても気に入っている秘湯へ行ってきました、今回で4度目の訪問です。
もちろん信州、松本から大町を超え白馬を過ぎて新潟県との県境にある秘湯、小谷温泉です。

国道から20分、山道を駆け上がっていくと
IMG_0143

見えました! 小谷温泉、大湯元山田旅館。

江戸時代に建てられた本館です。
IMG_0109

この建物は文化庁の登録有形文化財になっているとか
IMG_0108


宿のご主人たちの居間でしょか? 3mにもなる積雪にも耐える重厚さが分かります。
IMG_0212

廊下も昔の雰囲気を残したまま現在も使われています。
IMG_0207


そして昔の湯治場そのままの調理室
IMG_0204

今時珍しいガスの自動販売機もあって自炊ができます。
今回私は利用しませんでしたが自炊なら一泊5000円だとか。

何といってもお湯が抜群、元湯の源泉完全かけ流し。ナトリウム炭酸水素塩泉だとか。
IMG_0068

明治時代にはドイツの万国博覧会に、登別、草津、別府の湯と共に出展されたそうです。
IMG_0167

このお湯が発見されたのは弘治元年(1555年)川中島の合戦に来た武田信玄の家臣が見つけたそうです。
豪雪地帯ながら通年営業を江戸時代から続けてきたとは驚きの湯治場です。

長野しんきんビジネスフェア

長野信金のビジネスフェアに参加しました。
IMG_0061

年々充実度を増してきたこのフェアは数えて11回目、今回の参加者は205社、毎年なじみの企業さんが多かったですが、会場のビックハットの大きなスペースもほぼ埋まる状態でした。

わが社からも参加、
IMG_0058

おなじみの「山賊娘」も大活躍でした。

記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

hongokeiniku

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ