2013年02月
大阪の好きな味の一つに『うどんすき』があります。
昭和3年創業と言われる店が『美々卯』
ここのうどんすきは美味しい。
出汁は昆布と宗田鰹節で採った、昆布が効いた関西風。
上品に並んだ具材の数々

そしてうどんを

煮立った汁に入れて煮立たせます。
そしてメインイベントが

活きた車えび、トングは海老を固定するため、トングを外すと飛び上がります。
海老を挟んで鍋に投入、海老も危機感を募らせます。

そこを『えいっ!』とばかり、心を鬼にして入浴、トングに伝わる感覚に思わず心の中で手を合わせました。

こんな作法で食べるうどんすきですが、やはり汁の味が決め手です、また野菜もそれぞれ決め細やかな手を加えてあるので全て美味しく食べられ、なおかつ満腹、これはやはり合理性を追求した大阪と京都の繊細さを兼ね備えた食べものと感じ入ります。
我々信州にある『投汁そば』も言ってみれば同じようなコンセプト? そばで作れば『そばすき』では? そばすき=そば好き、これも良いですね。
昭和3年創業と言われる店が『美々卯』

ここのうどんすきは美味しい。
出汁は昆布と宗田鰹節で採った、昆布が効いた関西風。

上品に並んだ具材の数々

そしてうどんを

煮立った汁に入れて煮立たせます。
そしてメインイベントが

活きた車えび、トングは海老を固定するため、トングを外すと飛び上がります。
海老を挟んで鍋に投入、海老も危機感を募らせます。

そこを『えいっ!』とばかり、心を鬼にして入浴、トングに伝わる感覚に思わず心の中で手を合わせました。

こんな作法で食べるうどんすきですが、やはり汁の味が決め手です、また野菜もそれぞれ決め細やかな手を加えてあるので全て美味しく食べられ、なおかつ満腹、これはやはり合理性を追求した大阪と京都の繊細さを兼ね備えた食べものと感じ入ります。
我々信州にある『投汁そば』も言ってみれば同じようなコンセプト? そばで作れば『そばすき』では? そばすき=そば好き、これも良いですね。
福岡へ行ってきました。
経営の勉強のために行ったのですが、夜は博多の中洲研究。
中洲と言えばもちろん屋台、

那珂川沿いに立ち並んだ屋台に胸がときめきます、が思ったほどの軒数ではありません。
ここに並んだ屋台は14軒、他にも単独で数軒在りましたが、私は100軒位並んでいると思ったのに。
その1軒に入りました。コの字型のカウンターの端っこに陣取り、まずは牛たん焼とビールをオーダー。
端っこに座った特権?で舞台裏が良く見えます。
店主の後ろにはラーメンスープや麺を茹でる寸胴が並びます。

ビニールシートをめくれば焼き台が、私の牛たんを焼いています。

店主に聞くと水は水道が引いてあるとのこと、昼間は屋台を撤収、屋台は引っ張って近くの駐車場に仕舞うそうです。かなり大きな屋台ですが1台分のスペースで収まるそうな。
『タバコ吸っても良い?』⇒『良いけど灰皿無いから下に捨てて』だって! 見たら下の路上には吸殻がいっぱいでした。
こんなやり取りに期待がふくらみます。
これが牛たん焼、

食べて飲んでいる間に9人の団体さんが参入、それまでの私たちを加えて総勢14人になりました。
私はそれまでカウンターの端っこ、それでもカウンターに対座していましたが、『もっと詰めて』と言われて店主と同じ方向を向いて食べる羽目に、私のスペースは20cm×20cmと超狭! 他の人も一人分=30cm未満、肩と肩を寄せ合って和気あいあい、
これぞ屋台の醍醐味!
そんな写真も撮りましたがデータ紛失で残念です。
屋台の真ん中では湯気をあげるおでんが雰囲気を盛り上げます。

〆に博多ラーメンをオーダー、

今までに食べた博多ラーメンの中で一番美味しかった!
折角勉強のために福岡へ行ったのに食っていただけ?
いいえちゃんと勉強もしてきました。

明太子を創始した『ふくや』の社長さんの話をじっくりと聞いてきました。
ふくやさんも中洲に店を構えています、屋台での実体験とふくやさんの話が絡まってより充実した学びとなりました。
もう一つの話題=信州松本空港からの福岡便は松本発が16時半⇒福岡着が18時、福岡からの戻り便は福岡発が10時半⇒松本着が12時です。
ということは昼間のビジネスで福岡に行くとすれば2泊しないといけませんが、夜の中洲へ行くなら1泊でOKということです。
皆さん信州松本空港をドンドン活用して夜の博多を楽しみましょう!?
経営の勉強のために行ったのですが、夜は博多の中洲研究。
中洲と言えばもちろん屋台、

那珂川沿いに立ち並んだ屋台に胸がときめきます、が思ったほどの軒数ではありません。
ここに並んだ屋台は14軒、他にも単独で数軒在りましたが、私は100軒位並んでいると思ったのに。
その1軒に入りました。コの字型のカウンターの端っこに陣取り、まずは牛たん焼とビールをオーダー。
端っこに座った特権?で舞台裏が良く見えます。
店主の後ろにはラーメンスープや麺を茹でる寸胴が並びます。

ビニールシートをめくれば焼き台が、私の牛たんを焼いています。

店主に聞くと水は水道が引いてあるとのこと、昼間は屋台を撤収、屋台は引っ張って近くの駐車場に仕舞うそうです。かなり大きな屋台ですが1台分のスペースで収まるそうな。
『タバコ吸っても良い?』⇒『良いけど灰皿無いから下に捨てて』だって! 見たら下の路上には吸殻がいっぱいでした。
こんなやり取りに期待がふくらみます。
これが牛たん焼、

食べて飲んでいる間に9人の団体さんが参入、それまでの私たちを加えて総勢14人になりました。
私はそれまでカウンターの端っこ、それでもカウンターに対座していましたが、『もっと詰めて』と言われて店主と同じ方向を向いて食べる羽目に、私のスペースは20cm×20cmと超狭! 他の人も一人分=30cm未満、肩と肩を寄せ合って和気あいあい、
これぞ屋台の醍醐味!
そんな写真も撮りましたがデータ紛失で残念です。
屋台の真ん中では湯気をあげるおでんが雰囲気を盛り上げます。

〆に博多ラーメンをオーダー、

今までに食べた博多ラーメンの中で一番美味しかった!
折角勉強のために福岡へ行ったのに食っていただけ?
いいえちゃんと勉強もしてきました。

明太子を創始した『ふくや』の社長さんの話をじっくりと聞いてきました。
ふくやさんも中洲に店を構えています、屋台での実体験とふくやさんの話が絡まってより充実した学びとなりました。
もう一つの話題=信州松本空港からの福岡便は松本発が16時半⇒福岡着が18時、福岡からの戻り便は福岡発が10時半⇒松本着が12時です。
ということは昼間のビジネスで福岡に行くとすれば2泊しないといけませんが、夜の中洲へ行くなら1泊でOKということです。
皆さん信州松本空港をドンドン活用して夜の博多を楽しみましょう!?
この頃のマイブーム、スーパーの簡単に出来るレディーミール(ちょっと手を加えるか温めれば食べられる食品)を買ってきて会社で調理そして昼食にするというもの。
今日は忙しかったのでレトルトで対応です。

名づけて『レトルト対決=中華丼他』
中華丼の具、一方は1パック75円、もう一方は189円、そしてレトルトご飯。また土佐の地鶏肉が入ったカレーうどんは278円そして驚きはうどん一玉19円。
作るのはお湯ポチャと電子レンジ、うどんだけは茹でました。

所要時間は合わせて10分、時間が無くても作れましたが、価格差は一目瞭然具材の量が違います、価格だけを優先してもこの通り。
それと喉越しが良くてまるで介護用の流動食です。食べる満足というよりも腹を満たすだけの食事。
そしてレトルト臭というか嫌な感覚がいつまでも残ってちょっと不快。
時間や価格をとるか満足をとるか? 悩ましい選択です。
今日は忙しかったのでレトルトで対応です。

名づけて『レトルト対決=中華丼他』
中華丼の具、一方は1パック75円、もう一方は189円、そしてレトルトご飯。また土佐の地鶏肉が入ったカレーうどんは278円そして驚きはうどん一玉19円。
作るのはお湯ポチャと電子レンジ、うどんだけは茹でました。

所要時間は合わせて10分、時間が無くても作れましたが、価格差は一目瞭然具材の量が違います、価格だけを優先してもこの通り。
それと喉越しが良くてまるで介護用の流動食です。食べる満足というよりも腹を満たすだけの食事。
そしてレトルト臭というか嫌な感覚がいつまでも残ってちょっと不快。
時間や価格をとるか満足をとるか? 悩ましい選択です。
『照葉樹林文化と日本』という本を図書館から借りてきました。

なぜ?こんな分厚い本を借り出したか。
昨年の暮、信州自遊塾講座=農業の今、という講座に出席した時、講師の堀内寿郎先生が私が最も影響を受けた人として挙げた中尾佐助という人の本を借りてみたかったのですが、検索をしてもらいヒットしたのがこの本でした。
重い本を担いで帰ったからには一応目を通さないと、と思ってページを開いたら!
小難しい本かと思いましたがさにあらず。写真いっぱいの、そしてその内容にのめり込みました。
内容は多岐に渡るので割愛しますがその要旨は、
私たちの周囲でも良く目にする照葉樹林、

その分布は

インドの北からエベレスト山脈の南=ネパール、ブータンを抜けてミャンマーやタイ、ベトナムの北を通って華南そして日本まで広がっています。
その樹林帯に出来る作物をそこに住む住人は工夫して加工して食べていました。その一連の歴史は私たちの食文化の歴史に繋がります。
そんな雄大な人間ドラマを語ってくれるのがこの本でした。
『身土不二』という言葉がありますが、中尾さんという人はこれを立証した人でした。
私たちは現在世界のどこからでも金さえ出せば何でも取り寄せて食べることが出来る時代にいますが、本来の生活というのはその土地に出来るものを工夫しながら摂取することが基本です。
そんな原点を確認できる素晴らしい本でした。

なぜ?こんな分厚い本を借り出したか。
昨年の暮、信州自遊塾講座=農業の今、という講座に出席した時、講師の堀内寿郎先生が私が最も影響を受けた人として挙げた中尾佐助という人の本を借りてみたかったのですが、検索をしてもらいヒットしたのがこの本でした。
重い本を担いで帰ったからには一応目を通さないと、と思ってページを開いたら!
小難しい本かと思いましたがさにあらず。写真いっぱいの、そしてその内容にのめり込みました。
内容は多岐に渡るので割愛しますがその要旨は、
私たちの周囲でも良く目にする照葉樹林、

その分布は

インドの北からエベレスト山脈の南=ネパール、ブータンを抜けてミャンマーやタイ、ベトナムの北を通って華南そして日本まで広がっています。
その樹林帯に出来る作物をそこに住む住人は工夫して加工して食べていました。その一連の歴史は私たちの食文化の歴史に繋がります。
そんな雄大な人間ドラマを語ってくれるのがこの本でした。
『身土不二』という言葉がありますが、中尾さんという人はこれを立証した人でした。
私たちは現在世界のどこからでも金さえ出せば何でも取り寄せて食べることが出来る時代にいますが、本来の生活というのはその土地に出来るものを工夫しながら摂取することが基本です。
そんな原点を確認できる素晴らしい本でした。
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