2012年09月

秋満喫

信州の暑い夏もようやく終わって、急速に秋の気配が漂ってきました。

久しぶりに、おにぎり持参で散歩に出ました。
散歩道

この道を右へ入ると私のなじみの散歩コース、山沿い、川沿いを緩やかに登っていくコースです。

家族総出で稲刈りをしていました。
刈入れ

はぜ掛け

ススキが秋を強調しています。
すすき

早落城もいつもより侘しげです。
早落城

何と言っても赤とんぼ、この頃はめっきり少なくなった感がします。
赤とんぼ

春に劣らず秋の花も満開、心なしか春の花より清楚です。
秋の花


水辺公園で昼食、
水辺公園

川筋を渡る風も爽やか、水の色も春や夏とは違う気がします。
秋のせせらぎ


大石家

たまに、無性に食べたくなるラーメン、
大石や

石芝にある大石家、

これが大石家のラーメン並盛、今日はラーメンライスを頼みました。
大石やラーメン

並盛750円、ライス漬物付で100円、麺の量が心持ち少ないのでこれで満腹です。
麺の大盛は+200円なので、こちらの方がお得。

それだけでなく、このラーメンとライスの取り合わせには隠れた効能が。

その秘密の一つがこのチャーシュー、
分厚いチャーシュウ

何と厚さが1cm以上、1,5cm近くあるものが3枚入っています。またメンマも美味しく、蒲鉾の陰には刻みねぎもたっぷりと盛ってあります。

そしてもう一つはスープの味と量、麺が少ない割りにスープはたっぷり。
麺を啜って、ご飯を口に運び、チャーシューをおかずに、そしてスープを喫してご飯粒を飲み下すローテーションが私流の食べ方。
刻みねぎも豊富なのでスープの具材として兼用できます。

スープの味も和風で淡白、老人?好みのラーメン店。
クリンリネスもきちんとしていて端正なお店、店主の心持ちが伝わってきて爽快に食べられます。

新、浅間の奥座敷

浅間温泉の枇杷の湯、400年以上も続く名湯です。
枇杷の湯

創業は戦国時代末期、豊臣秀吉の武将=石川数正(元々は徳川家康の武将だったが秀吉に篭絡?されて豊臣方に寝返った?)が松本に移封され、松本城の元を作ったとされますが、その石川氏の一族がこの旅館を作ったそうです。

その後、秀吉は亡くなり、関が原の戦いを経て、世は家康が支配する江戸時代になりました。そんな情勢の変化の中、石川数正、康長親子も無事ではいられず、御家断絶。
石川氏に繋がる枇杷の湯は苗字を石川から小口に替えて現在まで生き残ってきたということです。
そんな日本史にも関る大変動を生き残ってきた枇杷の湯も15年ほど前、旅館を日帰り温泉に衣替え、古き良き風情を生かして好評を得てきました。

そんな枇杷の湯の、今まで使っていなかった客室をリニューアルして懐石料理の店『草創庵』がオープンしました。
草創庵

永らく『ホテル玉乃湯』の板長を務め、松本調理師会の会長も歴任した、草間民安さんのお店です。

枇杷の湯の玄関を、左へ行くと浴場、右側がお店になります。
枇杷の湯入口

手を充分に入れた風情のある中庭に面して、
中庭

座敷や小部屋が並んでいます。縁側に立て付けられたガラス戸のガラスも、現代の平板なガラスではなく、戦前にでも作られたらしい微妙に凹凸のある古風なものです。建物全体には大正ロマンも感じます。

そこで草間さんの腕を振るった懐石料理を頂いて来ました。
先付

全ての料理の写真を撮りたかったのですが、食べて飲んで、話をしをしているうちに忘れてしまいました。
最後の〆には手打そばも出てきて、とても満足な会食でした。

たいまつを作ったぞ! (たいまつ製造マニュアル?)

10月3日の『浅間温泉たいまつ祭り』で担ぐたいまつを作りました。

今年は麦わら52束分、荒縄は太いもの4束を準備。
たいまつ材料

使う道具はガチャ、ロープ、シャベル、編上げ用針金、はさみ、そしてブルーシートのみ。
道具


まずはブルーシート(最後に掃除を手軽にするため)を敷いて、等間隔にロープを並べます。
今回は2m幅にロープ6本。
ブルーシートにロープを

ロープの端から20cm張り出した形で麦わらを敷き詰めます。
麦わら敷き1


形を整えながら両側からロープを持って丸くします。
両側から締め付け

ロープにガチャを掛けて引き締め、
ガチャで締める

たいまつを起立させて荒縄で巻き固めます。
縄を締める

全部で7箇所を巻き固め、
まずは下側5段

横に倒して網掛けを作ります。
網掛け開始

網掛けの端を上まで編上げて、
網掛けを上まで

網掛け終了、裏側はくもの巣状。
網掛け完了

こんなに大きな(高さ2,4m)たいまつが完成しました。
こんなに大きい

ばんざ~い!

9人でおよそ2時間半、お疲れ様でした。

ピンとキリとの珍道中

全く不釣合いなバイク2台でビーナスラインをツーリングしてきました。
MVvsカブ

おなじみ、私のスーパーカブの隣に鎮座するのは、mvアグスタ
http://ja.wikipedia.org/wiki/MV%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF
誇らしげなエンブレム
MV


バイクのフェラーリです。価格はカブの15台分、排気量は私のカブ(110cc)の10倍、最高スピードは320km(mvの専属レーサーが実際に走らせてチェック済み)ちなみに私のカブが80kmですから4倍です。
320kmも出るのですからブレーキも超一流品! ブレンボです。
ブレンボ


そんな不釣合いなカップルが、松本から山辺、三城を抜けてビーナスラインで美ヶ原、そこから霧が峰、白樺湖へと走りましたが、

松本を出発して1kmも行かないところで信号待ちをしていると、ガッサンと鈍い音が後ろでします。慌てて振り返ってみたら、何とmvアグスタが横転。mvのライダー茫然自失、速いけれど超重い車体を2人がかりで起こします。

山辺から三城への道は細くて曲がりくねっています、そんな道はmvには合いません、ビーナスラインに着くまで相当な悪戦苦闘をしたようです。

その後、美ヶ原の駐車場でmvに乗ってみましたが、このバイク、まずは日本人の短足には少々きつい、おまけにハンドルは超短くて下のほうに付いています。ということは超前傾姿勢を強いられます。またギアが繊細なので私が履いていたトレッキングシューズではギアチェンジもままなりません。
彼がこけた理由の一端が分かりました。
ピンとキリでは正反対。

そんなこんなの珍道中でしたが、天気も良くてとても楽しいツーリングでした。


彼の名誉のためにどこの誰とは明らかにしません、あしからず。


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