2012年07月

介護食ゼリー

からだに優しい食品づくり研究会の話題NO2.

嚥下障害者、高齢者用の介護食を研究している先生の講演と試食会。
介護食講演


ゲル化剤、増粘剤(キサンタンガム、カラギナン等)を駆使して介護食を研究している先生が、様々な味や食感、香り、を自由に演出できる?技を披露してくれました。

こんな食品、
介護食

これはカレーライス、
カレーライス

これは肉じゃがです。
肉じゃが


果物のゼリーは私たちにも一般的ですが、この果物は果実ではなく磨り潰した果実をもう一度整形したもの、カレーライスのライスも完全なお粥状態、肉じゃがの肉も野菜も磨り潰したあとで整形したものを入れてあります。

食品が持っている繊維を完全に切断して、歯で噛まなくても舌と上あごで小さい食塊にして、スムーズに食道へ導けるようにゲル化した食品です。

確かに嚥下障害を起こした人には有効な食品でしょうが、どれを食べても、味は違っても印象が同じになってしまう感じです。

また、カラギナンは発癌性などの危険が取りざたされていて、機能としては優れていても食品に多量に使用することが是か非かは議論が分かれるところです。

食品による窒息事故のメカニズム

『からだに優しい食品づくり研究会』という会に出ました。
最初のお話は、信州大学医学部付属病院高度救命救急センター長、岡元和文氏。
ドクターヘリ

救急現場から見た食品による気道閉塞というテーマでした。

以前話題になったこんにゃくゼリーの窒息事故などに関連して興味深い=目からうろこの話題を提供してくれました。

今まで常識的に流布されてきた頭の概念図、(下手な図で申し訳ありません)
今までの図

気管、食道共に開口していて、息を吸う時と物を食べる時、その上にある口頭蓋というふたが気管を開閉して気管に食品が詰まるのを防止してくれる。  ということでしたが、

実際は、
本来の図

気管は常に開口しているが、食道は閉鎖していて、物を食べたり飲んだりする時だけ開口して食品を胃へ送り込むのだそうです。

また、気管に物が詰まり易い人体メカニズムとして、鼻から気管への道と、口から食道への道が喉元で交差していること、これも人類進化の過程で作り上げられたこととはいえ不都合なことである、と解説してくれました。

現在、交通事故での死者は年間4900人、それに対して窒息事故での死者が9000人、その中での食品による窒息事故死者が5000人にのぼるそうです。

特に嚥下(飲み下す)障害のある高齢者には適切な食品を食べてもらわないと事故は少なくならない、そんな意義もあって今回の研究会での講演になりました。
次回のブログでは実際に嚥下障害用の食品を研究している方からの話を取り上げます。

すっぽん鍋

すっぽん鍋を頂きました。
すっぽん鍋

私は生まれてから2度目のすっぽん体験、鍋物は大好きですが、すっぽんは苦手です。

中に入っているキャベツとスープを少々頂いただけ。さすがスープは出汁が濃厚、美味しいと言うよりその濃厚さに圧倒されるお味です。

教えてもらったけど忘れてしまった大きな魚の活け作り、魚だけにギョッ!
ぎょ!

刺身は白味で淡白、味に印象が無いのが残念です。

世の中には色々なコンセプトのお店があります。このお店のコンセプトはは衆目を驚かせること、それに尽きると思いました。
あえて店名は公表しません。

オスプレイ?

わが社の近くに、陸上自衛隊松本駐屯地があります。

私が自衛隊の近所で車を走らせていたら、道路工事のような大きな騒音が、そして赤信号で止まった途端、目の前のビルの陰から大きなヘリコプターがぬぅ~っと全身を現しました。
30mくらいの高度でホバーリングをしたあと着陸、早速自衛隊の外周道路へかけつけると
ヘリコプター

輸送用の大型ヘリが着陸していました。

現在、岩国や沖縄、宜野湾ではオスプレイの配備強行を押し付けられて大論議になっていますが、松本も対岸の火として安閑としてはいられないと実感しました。

松本駐屯地ではヘリの発着が頻繁にあるわけではありませんが、駐屯地の周りには人家や工場が立ち並び、そこでの事故の可能性が無いとは言い切れません。

不平等な安保条約を押し付けられながら、それによって日本は護られているという詭弁のもとで、防衛庁から防衛省への格上げも、辺野古への普天間海兵隊の移転問題もオスプレイも既成事実の積み上げで、世界に誇るべき日本国の平和憲法をなし崩しに無力化させようとしているとしか思えません。

私たちの会社には経営理念があります、その理念を追求することが会社経営の使命です。
国の憲法と言うのは会社の理念と同じです。政府は、そして国会は憲法の理念を現実に生かしていく施政をするのが本来の任務のはず! 
国民のためにあるべき政治を省みず、政争にばかりうつつを抜かしている諸君、これではいけないと思いませんか!

事故った!

ショックな画像!
事故

昨日、東京方面へ高速を走っていたら、韮崎ICの先で事故発生、全車高速から降りよと言われて、次のICまで農道を走っていったら、高速に架かる陸橋の上からショックな風景が。

大型トラックと軽ワゴン車が絡む大きな事故を目撃してしまいました。
トラックは横転、軽は後ろ半分がありません!

幸い軽の後ろ半分は無くても運転席は損傷が少なく見えました。
軽の破損

無傷とは言え無そうですが、人命に係わる事故ではなさそうでした。

わが社でも自動車で高速を使い県外まで行くことが多いのですが、

事故にだけは気をつけないといけません。

皆さん安全運転に心がけましょう。



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