2012年01月

台湾見聞録③(台北アミューズメント)

今回も台湾の続編、夜市からです。

夜の台湾には昔日本でも見られた懐かしい風景が少し台湾風にアレンジされて健在です。

たとえば、
海老すくい

金魚すくいならぬ海老すくい。金魚なら金魚鉢に入れて可愛がりますが、海老の場合は食べちゃうのかな?

次は射的。壁に埋め込んだ風船めがけて引き金を引いていました。
射的


続いては弓です。やり方は同じ、景品も似たり寄ったり、日本ではお祭りの夜店以外ではお目にかかれない代物ですがここでは毎晩店を開いていても営業が成り立つようです。
弓箭


昔懐かしいアナログのパチンコもありました。
パチンコ


この頃の日本のアミューズメントはデジタル化されて、それなりの建物の中できらびやかに営業、禁煙席や女性優先席などを設けて居心地良くして一日中楽しむこともできますが、ここでは野外のテントの下、勝負もすぐに付くようですので、たくさんの人が行き来する夜市でしか成立しないかな? と思いました。

台湾見聞録②(台湾のキティーちゃん)

台湾は正月商戦が始まっていました。
正月飾りの中の一品、
ミッキーマウス

ミッキーマウスの正月飾り、この顔は中国本土のイミティーションと違ってきちんとデザインの使用許可手続きを踏んだもののようです。

19日は帰国日、桃園国際空港から帰路に付きます。
思わず目に飛び込んできたものが、
キティー

何とキティーちゃん。台湾のエバ航空がキティーちゃんのキャンペーンをしています。そういえば空港ロビーにもキティーちゃんがあちこちに居ましたっけ。
乗客が皆写真撮影に夢中になっています。キティー飛行機


キティーちゃんマニアにはたまらない光景のようです。航空券にもキティーちゃんでした。

飛行機に乗り込んでみると、
キティー席

座席も同じく。

客室乗務員のエプロンもキティーちゃんでした。
その徹底振りに驚きです。
キティーちゃんのお陰で貴重な外貨が日本に入り我々を潤してくれるのでしょうか。

台湾見聞録①(山賊焼のルーツは如何に)

ブログを更新しない期間がアッという間に2週間。ブログを再開するということは大きな決心がいるものだと改めて感じました。
この間、私は先週17~19日に台湾、その後お客様の新年回り、台湾で食べ過ぎて(何と一晩で10件、20数品の食べ物を夜市で物色など)胃腸がダウン、その後は展示会見学などがあり、ブログを書く暇? もありませんでした。

今回台湾へ行ったのは『山賊焼のルーツを探る旅』、山賊焼に良く似た鶏料理があるということで行ってきました。
台湾は旧正月の直前、どの店も正月の飾りつけを施し、赤と金色で満ち溢れていました。
台湾正月展示

これはカルフールの正月用飾りつけの売場、凄いカラーコーディネートです。
正月で売場が埋まるためか? エスカレーターの隙間にも商品が満載です。
エレベーターの隙間も売場


初めて目にした噛み煙草屋さん、
噛みタバコ屋さん

買って口に入れると何とも言えないえぐみが口に広がります。噛んだ後は唾が真っ赤になります。

そんな街をさ迷いながら士林の夜市へ。
士林通り

この混雑凄いでしょう! この辺には学校も多いので若い人で一杯です。

今回の旅行の主目的がこのお店、『豪大大鶏排』 山賊焼に良く似た『大鶏排』の元祖と言われる店です。
豪大大鶏排店

しかしガイドさんに聞いたところ、この料理は15年程前に出来上がったものだということで、山賊焼の発明?=戦前、よりズっと後にできたもの、何と山賊焼のルーツを探る旅のはずが初日で夢打ち砕かれ現象になりました。
しかし私はめげません。せっかく台湾まで来たのだから、あらゆるものを吸収して帰ります。
まずは元祖の徹底分析、揚げ方の秘密にフォーカス!
豪大ダイナミック揚げ

何ともダイナミックな揚げ方です。2槽のフライヤーで2度揚げ?しています。しかしきちんとしたマニュアルは無さそう、経験と勘といい加減さ?でどんどん揚げていきます。
バックヤード?(店は屋台なので裏へ廻ると丸見え)へ行くと味付けをした肉が山積み、
豪大バックヤード

肉の向うの囲いの中では粉付けの真っ最中、
豪大粉付け2

ガラスも粉で真っ白けです。

豪快な換気扇で臭いをあたりへ撒き散らしています。
豪大換気

袋だけは今風でかっこ良い。
豪大袋

揚げた後にコショウなどを振りかけてくれます。
豪大調味料


そしてお目当て『元祖大鶏排』がこちら、
豪大大鶏排

タバコと比べてみてください。大きさ偉大さが分かります。

しかしこのお店は偉大です。常にお客様が30~40人の列を作り、揚げる人、粉付をする人、売り子さん(この人は行列の交通整理も兼業です)の3名で効率良くお客様をさばいています。
何件かの大鶏排を食べましたが、味は最高、薄味ですが大きな肉をあっさりと全部食べられます。衣もさくさくしています。むね肉を使用していますが、あばら骨が付いた、日本ではお目にかかれない特殊なカットです。
繁盛店にはその確かな理由があることを再認識しました。


新年、風雪の洗礼

今週は県内外のお客様のところへ赴いて新年のご挨拶をしています。
昨日は新潟へ行きました。新潟は大雪が降るという予報でしたが、案の定行きも妙高あたりから雪が深くなってきました、しかし例年より少ない模様だったのでそのまま新潟へ直行しました。
4時にご挨拶と商談を終え、帰路につきました。雪も小降りになったし今年は順調、と楽観視。
高速へ乗った途端! 西山ICから柏崎ICまでが事故で封鎖です。この間を2時間費やします。
柏崎から高速に乗れてやれやれ、と思った途端、今度は上信越道の信濃町⇒中野区間が事故で通行止め。何ということだ! 北陸道は海風が強く、車が左に持っていかれます。1度は大きくお尻が流れ、あわやスピン寸前、しかし普段の修練?が実を結び上手に、冷静に?立て直しました。
上越へ近づくと今度は上越高田⇒中野区間まで通行止めが拡大しています。妙高で吹雪が激しくSTOPになったようです。

時間もすでに8時、新井の道の駅でラーメンを食べ、妙高越えへ備えました。この先の一般国道も封鎖になったらこの新井のスーパーホテルまで戻って1泊する覚悟もしました。
大型トラックののろのろ運転の後ろを妙高への登りです。
妙高への道

高速が吹雪で閉鎖されることも頷ける猛吹雪、ワイパーもすぐに凍りつきます。登りなので停まってしまったら2度と動けそうにありません。
途中のセブンイレブンの軒先もこの通り、
この嵐

道路際の積雪は優に2Mを超えています。急な坂道では後輪がスリップ、慌てて助手席に乗っていた社員に後席へ移ってもらいスリップを食い止めました。

小林一茶の故郷柏原では前が詰まって動けないまま1時間以上の停滞です。
一茶館

その内、カーナビにこの先も通行止めのサインが、迂回路を検索すると今いる場所を左に曲がれば行けそうです。勇気を奮って突っ込みます。しばらく行くと狭い上り坂、登り切る直前に前方から除雪車が! 交わす事など不可能です、しょうがなくバックで坂を降りました、除雪車が道を明けてくれたので再度登ろうとしても後輪がスリップして断念。しょうがない、もとの国道へ戻ろう。
しばらくすると車が動き出し、中野ICへたどり着いたのは日付が変わってからでした。
会社へ戻ったのは午前1時半、何とも波乱に満ちた新年のご挨拶でした。

振り返ってみると、一昨年も同じく新潟で雪に遭遇、上信越道が完全封鎖で関越道回りで帰ってきて、やっぱり帰社は午前様でした。
昨年は大雪の中を山形の鶴岡まで大遠征、月山の猛吹雪に挑戦しました。
これからも毎年1月は風雪に鍛えられる月になるかも? これも1年を飾る大イベントかもしれません。大いに楽しみ!

正月に読んだ?本

この正月、わが社は年中無休なので1日にも出勤した社員もあり本当にご苦労様でしたが、私はゆっくりと休ませてもらいました。
充分に時間が取れるこの機会にと、図書館から本を借りて読破しようと試みたのですが、
正月に読んだ本

酒を飲むのと孫の相手に忙殺されて熟読したのは2冊のみ、あとは斜め読みで終わってしまいました。
写真で分かるように、私は経営者のくせに経営の本が苦手です。昔は歴史小説一辺倒でしたがこの頃はジャンルが少し広がってきました。これも図書館のお陰と感謝しています。
これらの本を自分で買ったら幾らになるか? 雑学の知識を自分の力で生きていく知恵に変える! それを会社や地域のために役立てる、そんなことで図書館にもご恩返しができるのでは?と思います。

読書と違って、酒には充実した日々でした。正月明けに雑ビンのごみ収集日があり、私がビンをまとめましたが、何と! ワインのビンだけで12本ありました。暮に地元の安いワインの飲み比べをしようと買い求め、正月2日にはそれも底をついたので新たに3本買いました。それが全て無くなりました。もちろん私一人で飲んだわけではありません。
この頃しみじみ思うのは、美味しいワインが安くなったこと。また長野県産のワインの充実には感激です。聞くところによると、地球温暖化で、相対的に甲州のぶどうの品質が落ち、寒冷な信州のぶどうの品質が上がったとか。
1000円以下のワインでも充分美味いということは幸せなことです。

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