2011年11月

うんこツアー

何ともユニークというかおどろおどろしい名前のツアーに行ってきました。まずは実際見て、聞いて、嗅いできたことから、
①最初はし尿処理場です。
し尿に酵素添加

この地域の3000人以上の人のし尿が集まるところです。ここに一滴の酵素を入れて
臭くないばっき槽

曝気(ばっき)槽で空気を入れながら循環させます。
そうするとし尿が全て透明な水に! それに手を突っ込んだり、舐めてみても普通の水になってしまいました。それも活性水に。
おしっこに手を

私も舐めました! 少しえぐみは感じるもののにおいは全くしません。処理場の中も臭い匂いは殆んどしません。

②次はきのこを作るときに出る菌床を使った完熟堆肥です。
完熟堆肥

堆肥の山から湯気が立ち上っています。シャベルで掘ってみると、白いところが放線菌=完全に熟している証明です。ここは夏場でも蝿が寄ってこないそうです、代わりにミツバチが甘い匂いに誘われて来ると言う。

③次は牛舎です。約100頭の乳牛を飼育しています。
牛糞の山

牛糞の山、ここも殆んど臭いません。

④次は鶏舎です。10万羽飼育だということです。
完熟鶏糞

完熟した鶏糞を乾燥させています。
これが鶏糞?

これが鶏糞? 臭いも何もしません。
天然完全化学肥料

完熟鶏糞の内容分析、天然の完全バランス肥料!
鶏舎の中もきれいなもの、全く糞尿の臭いがしません。
臭くない鶏舎


門外漢の私にはよく分かりませんが、有機農業や畜産をしている人が多数参加した今回のツアーでは、それらの専門家が驚きの表情です。『こんなこと考えられない!』 

秘密は最初のところに出てきた『酵素』 し尿や菌床には水で割って噴霧、攪拌。牛や鶏には飲料水に混ぜて飲ませるそうです。たったそれだけ!

今日はここまで、次回は理論編です。

浅間温泉を考える

22日、住んで良し、訪れて良し~『浅間温泉を考えよう』=地域を考えるフォーラムが開かれました。
浅間フォーラム

予想を上回る100名近くの参加者に主催者の我々もびっくり! 地元浅間温泉の方々の関心の高さに驚きました。
白戸先生をコーディネーターに、2つに分かれた旅館組合の話を軸に、住民も加えたまちづくりへの方向性の話に熱いトークバトルが展開されました。
フォーラム出演者

90分のパネルディスカッションもアッという間に終わり、質問タイム。座長の私が質問をリードしなければなりません。何らかの質問が出るかと思いきや、手を上げた4名の方は質問というよりそれぞれの浅間温泉に対する思いを披瀝、皆さんの熱い思いが伝わってきます。
この頃はいろいろなフォーラムが開かれます。官製のこの手の催しは行政のアリバイ工作のようで全く面白くありませんが、今回は緊張もしましたが充実した内容になったと思います。
終了後、住民の方々から『よかった、よかった!』と声をかけていただき感激しました。

翌日の新聞でもカラーで大きく取り上げられました。
フォーラム記事

しかしこれがスタートライン、これからが正念場です。

信州黄金しゃもの一日

朝の寒気が身にしみる季節になってきました。
松本城の木々も葉っぱを落として、枝の間からお城が見えるようになると冬到来を感じます。
冬支度の松本城


今日は朝から夜まで『信州黄金しゃも』漬けの一日でした。
午前中は信州黄金しゃも研修会、前半の活動報告と、信州黄金しゃもの上手な飼育方法。
小松種鶏場の社長さんから基礎的なことを教えてもらいました。飼いかたの基本は充分に水と餌を与えること、そのためには適温に管理すること、そのためには鶏の動きを見ながら鶏の気持ちを察知することが重要ということでした。相手の気持ちを察することが重要とは人間も変わりありません。

午後は鶏病講演会。鶏を飼育する人や獣医さんが対象ですがおまけで付いていきました。
鶏病講演会2

このところ毎年発生する鳥インフルエンザ。今年もその季節がやってきましたが、県の農政部の人が一本調子に施策を説明するだけ、現場で具体的にどのように対処したらいいのか?そんな質問が飛ぶ消化不良な講演でした。
その次にはネズミ対策について、こちらは民間の研究所の所長さん、写真も駆使した分かりやすい講演でした。行政マンはもっと相手にわかりやすく納得しやすい表現力を学んで欲しいものです。

夜はホテルニューステーションの味庵『木葉』で、信州黄金しゃも協議会による、信州黄金しゃもや名古屋コーチンの味比べです。
黄金しゃも比較

まずは肉質の比較から、4人の生産者から集めた信州黄金しゃもと、養命酒の絞りかすを与えて育てた名古屋コーチンが並んでいます。
どれがどれだか分かりますか? 集まった殆んどの人が間違えました。

次いで味や香り、食感の比較です。うすく塩をして焼いたものと、蒸したものを各5品、
黄金しゃも食べ比べ

連続して食べると比較ができません。ちょっとした焼加減の変化でも味が変わります。私は残念ながら?名古屋コーチンが一番美味しく感じました。
肉の基準や焼き方を統一しなければこのような比較は微妙すぎて分かりません。また美味しさは人によっても変わります。生産者の思いだけでは通用しない現実がありました。

ヒーレー!オンパレード

おぎのや諏訪店で当社の山賊焼の販売をしました。おぎのや

峠の釜飯でおなじみの『おぎのや』です。山賊焼の売場は、
おぎのや山賊

これからの山賊焼の拡販の弾みになってほしいものです。

そこの駐車場で見た光景!
イギリスの名車、オースチンヒーレー、ヒーレーのクラブのミーティングでしょうか?
通称『ビッグヒーレー』
ビッグヒレー

ツートンカラーが魅力です。
ツートンヒーれー

また蟹目が可愛い『ヒーレースプライト』
蟹目のスプライト

大きなボンネットを開けるとエンジン丸見え
スプライト、オープン

ハードトップも可愛いですね。
スプライトハードトップ

私のS2000と並べてみました。
ヒーレーとs2000


1960年代のイギリス車は魅力いっぱい! 走る喜びを表現しています。

山賊焼とまちづくり

昨日、取材がありました。長野の地域情報誌『KURA』の12月号に本郷の山賊焼の歴史が掲載されます。
その時写した山賊焼、
KURA山賊焼

おかげさまで中信地方の山賊焼の知名度がグングンアップしてきました。新しくオープンするお店のメニューには殆んど山賊焼が入っているそうです。推測ですが中信地方で山賊焼を提供しているお店は150軒位になっているようです。
山賊焼がまちづくりの牽引力として力を発揮しています!

もうひとつのまちづくり、私たち同友会が取り組んでいます。
浅間フォーラムちらし

22日に行われる『住んで良し、訪れて良しの浅間温泉を考えよう』

信濃毎日新聞にも案内が大きく掲載されました。地元の期待もけっこう大きいのか?
信毎記事

観光客の落ち込みが続いている浅間温泉ですが、旅館と地域に住む人たちが一同に会して話し合う画期的なフォーラムです。是非お越しください。私が座長を務めます。

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