2011年10月

林檎の気持ち他

農家見学会に行って来ました。前回の佐久地方に続いて2回目、今回は中信地方=地元です。
何といっても長野県はりんごです、青森県に次いで2番目の産地ですが、ユニークな生産者がたくさん居ます。
こだわりのりんごの説明を聞きました、このリンゴの木、気づきますか?
りんごの瘤

真ん中に瘤があります。瘤から下は20年まえからのりんご、上は5年目のりんごの木だそうです。りんごは接木ができます、20年前の木は根が充分に張っているので土中から豊富に養分を吸い上げられます、上の若い木はたわわに実を付けます。
たわわなりんご

古い木がポンプの代わりをして養分を吸い上げ若い木の柔軟なルートを経て実へたっぷりと注ぎ込む、肥料も少しだけしか与えない方が、木を甘やかさない方が美味しいりんごがたくさんできるそうです。

このピンクのりんごはその名も『ピンクレディー』
ピンクレディー

オーストラリア産のりんごで、日本ではまだ数件しか栽培していません。小ぶりな実で、甘酸っぱく濃厚な味だそうです。残念ながら収穫は11月になってから、小ぶりで可愛く甘酸っぱい=バレンタインやホワイトディに最適です。

これはトマトのハウス、
トマト工場

ここはトマト製造工場でした。驚くことにトマトは土に植わっていません、
トマトの根

路地物が出る7~8月には生産しません、そのかわり9~翌年の6月まで10ヶ月間生産できます。細長い植木鉢?に
sugiparupu

この杉のパルプを詰め、苗を植えて液肥をやります。
RIMG0158

10℃以下にならないように温度管理をしていれば真冬でも大丈夫、ここのトマトは近隣のお客様にしか売らないそうです。


最後は塩尻のえんぱーくの5階で周りの景色を見ながら、なんと地元の食材をふんだんに使ったフランス料理のフルコースでした。食べるのに夢中で写真はこれだけ。
furannsu

塩尻で飼育している『シナノユキマス』の軽いプレゼ、野村農園のトマトクリームソース添え。
こんなコース料理まで出ましたが、今日の会費は貸切大型バスで移動して何と1000円、お得でした。

どぜう鍋

池袋へ行ったあと、浅草でどぜう(どじょう)鍋を食べてきました。
どぜう鍋は駒形に有名店があるらしいが、こちらの方が美味しいという情報を得て初めての味にチャレンジです。
どぜうの飯田屋
飯田や

5時開店でただちに入店、しかし1階は既に満員、2階へ通されます。
店内

早速頼んだどぜう鍋
どぜう鍋

大きなどじょう(10cm以上)がごぼうの上に載っています。そこにねぎをたっぷり載せて
ねぎ入りどぜう鍋
食します。
定番の柳川、これは私も食べたことがありました。
柳川

美味しかったのがどぜうの唐揚、下のごぼうは揚げてありカリカリです。
どぜう唐揚

串刺しにしたどぜうの蒲焼はうなぎよりあっさりとしてこれも美味い!
どぜう蒲焼

材料がどじょうなのにお値段はちょっと高め、でも良い経験ができました。店の雰囲気も下足番のいなせな兄ちゃんがいたりして江戸の下町風情が楽しめました。

せっかくの浅草なので浅草寺へお参り、
浅草寺2

大提灯も奇麗でしょ。
大ちょうちん

ベースやアコーディオンで古い歌を奏でる路上パフォーマンスも昭和の雰囲気を伝えています。
路上パフォーマンス

いつ行っても浅草は良いですね。

信州発、食と味覚フェア

15,16日は、池袋のサンシャインシティで『信州発、食と味覚フェア』が開かれました。当社も2回目の出店をしたので16日に行ってきました。
『長野県のグルメが今年もやってくる!』ということで都下の一般の方々もたくさん来場していました。
ポスター


去年に比べて今年は出店社が少なくあまり活気がありません。行政や観光協会などがブースでパンフレットを配っているのが目に付きました。
県の方に聞くと、来年は事業仕分でこのイベントも無くなるかも? と寂しい限りです。

でも会場には長野県下のいろいろなキャラクターのゆるキャラ縫いぐるみが闊歩していました。
サンゾクック

右は去年からおなじみの『あるくま君』、左は乗鞍高原で頑張っている『サンゾクック』、私たちがやっている山賊焼を乗鞍でも取り上げていただいた山賊焼関連では唯一のゆるキャラです。子供たちにも好評でサンゾクックの後ろを子供たちが行列していました。

当社のブースです。
本郷

去年より山賊焼が都心でも浸透したのか、お客様の評判はかなり良かったので、ホッとしました。

最近読んだ本

この頃は図書館にはまっています。
図書館って良いですね、たくさんの本があるのはもちろん、ちょっと興味を惹いても買うまでの決心が出来ない本でもたやすく借りて読めますし、自分の好みでなさそうな本を借りて目次や前書きを読んで好みに合いそうなら読めばいいし、合わなければ返すことも自由です。そのうちに好みでなかったジャンルに興味を覚えることもあります。視野が広がると言うか得した気分になること請け合いです。

この頃こんな本を読みました。
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最後の証言というところに惹かれて借りました。
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太平洋戦争の中で神風特攻隊は有名ですが、まだ20歳前の若者が何千人とこの作戦で命を落としています。
今までの私の認識では、彼らは自ら御国のために果敢に特攻に飛び立っていった格好良い存在という印象を持っていました。
しかしそれは彼らの生の声ではなく、彼らの上官、上司の証言だった。現在その上官もこの世に存在せず、特攻に生き残った彼らも90歳前後になって、重い口を開き始めた真実を収録したのがこの本です。
今を考えてみても、先の原発問題、安全神話に口をつぐんでいた人たちが、重大事故が起こってから内部の告発や今までとは正反対の報道がされています。
真実とは何か?を考えさせられました。

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もう1冊がこれ、長野県の東の端北相木村での早期縄文遺跡の発掘記録です。
先日私は農家見学でその近くまで行ったので興味を持ちました。
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その中で彼らの手仕事の精巧さに驚きました。鹿などの骨を利用して縫い針や釣り針を作っているのです。縫い針には1mmにも満たない小さな穴が開けられています。現在の何でも買えば済む私たちの暮らしでは考えられない根気と技術を1万年以上前の彼らは持っていたのですね、人間って素晴らしい。

塩釜

面白い料理の作り方を見学できました。
豚肉の塩釜です。塩釜とは、肉や魚を塩で包んで蒸し焼きにする料理です。

蒸し焼きという料理方法は、人間がまだ容器(土器)というものを発明する前から存在した料理法で、自然界に存在する大きな葉っぱなどに食材を包んで焚き火の下に埋めてその余熱で調理をしたことから始まったそうです。今でもニューギニアなどにはそのような調理法があります。

今回は豚のヒレ肉を使って塩釜を作りました。
まずヒレ肉の表面をフライパンで焼いて肉汁を封じ込めます。
塩メレンゲを作ります。たくさんの塩の中に卵の白身を入れてメレンゲの角が立つまでかき回します。
塩メレンゲ作り

塩メレンゲをホテルパンに引いて塩釜の底にします。豚肉を置いてその周りにも塩メレンゲを塗ります。
塩メレンゲを塗って豚の塩釜

前後左右上下全てを塩メレンゲで包み込みます。
塩釜塗り

そしてオーブンに入れます。           待つこと30分、
塩釜完成

完成です、裏側はこうなっていました、底に敷く量が少なかったか、肉汁が染み出ています。
塩釜の裏


カチカチに固まっています。そして割ってみると、
塩釜を割ってみると

美味しそうに出来ました。周りの塩からの塩分で少し塩辛かったですがジューシーでした。

塩釜という調理法もなかなか考えられた方法だと感じました。塩に卵の白身を混ぜることで、白味の蛋白質が熱で固まる性質を利用して塩自体を固め、蒸し焼きにする。
卵の白身以外では、パン生地に塩を混ぜて、塩パン包焼という調理方法もあるそうです。人類の美味しいものを食べたいという欲求はあらゆる調理法を編み出すものですね。




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