国立民族学博物館(千里万博公園) 2022年07月08日09:16 

6月25日、この日はいよいよ国立民族学博物館(みんぱく)です。
今日が2回目の訪問、千里中央駅からモノレールで万博記念公園駅へ、
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高速道路の跨線橋を渡って公園へ、太陽の塔
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この日も朝からじっとりと暑い! その中を10分ほどで民族学博物館到着
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館内
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2F中央ホールから左へ、その後時計回りで回りました。
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左のAブロックはオセアニアから始まります。
オセアニア⇒南北アメリカ⇒ヨーロッパ⇒アフリカ⇒西アジア⇒南アジア⇒東南アジア⇒中央、北アジア⇒中国⇒東アジア⇒朝鮮⇒アイヌ⇒日本の文化の順番です。
ここを一回りするだけで世界一周文化の旅ができます。

前回はオセアニアを見ただけでしたが、今回はじっくり見ましょう。
ミクロネシア、カロリン諸島のサタワル島から、6名の乗員によって3000kmの航海をして日本に来た遠洋航海用のカヌー。「チェチェメニ号」、1975年沖縄海洋博の企画として渡来したものです。シングルアウトリガー式カヌーです。
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全てが木材由来でできていて、釘やカスガイは用いていない。
帆も帆布ではなく、植物繊維を編んで作っている。
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六分儀もナビもない時代、遠洋航海をするために編み出された航海法
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マーシャル諸島の海図。


ニューギニアの捕人具
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捕人の様子
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中南米は私たちが現在食べているものの発祥地
トウモロコシは中米で栽培化
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ジャガイモはアンデス、右上は凍結乾燥されたジャガイモ
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と、詳しく見ていくときりがないし、興味が尽きない。
今回はザーッと紹介。

不鮮明でいけませんが、コロンブス以前の新旧両大陸主要作物と家畜
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ヨーロッパ、パンの多様性
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東南アジア、移民エスニックのインスタントラーメン
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奴隷貿易と使用されていた足かせ
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一周するのに2時間半、それも駆け足で。展示品をじっくり見るだけで何回来なければいけないだろう、ここで昼食時。

みんぱくの前にあるピザハウスで食べたのは、
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万博公園の間伐材で焼いたマルゲリータ。

ここで暑熱と疲れを癒し、後半戦へ。
午後はビデオテーク、世界の様々な地域で暮らす人々の生活や儀礼、芸能などを記録したビデオを自由に視聴できます。
館内にはそのためのブースが十か所ほど設置されています。
そこでも2時間ほどを過ごしましたが、これも興味が尽きません。

午前中はよく歩きましたが、午後はビデオ鑑賞?だったので、この日の歩数は12000歩弱、これからも何回も訪れたいものです。







興福寺、JT生命誌研究館(高槻) 2022年07月06日20:45 

6月24日朝食時、レストランの窓からフッと目をやると、尖塔が目に入りました。
そうか、興福寺が指呼の間にありました。朝のうちに行っておこう!
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ちなみに朝食は最も軽めのメニュー フレンチトースト、
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興福寺を散策します。しかし今日も朝から暑い!
猿沢の池、中学の修学旅行での思い出は何故かこの池でした。
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五重塔
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目立たないところに建っていた三重塔、これも国宝
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その脇には放水銃、文化財を守る砦ですね。
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そしてこれも国宝、北円堂
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奈良から京都、そこでJRに乗り換え高槻へ。
奥さんは暑いので駅ビルの喫茶店で涼むそうです。
高槻の商店街を通って
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JT医薬総合研究所へ、徒歩10分ほど。
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ここから入ります。
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研究所の一画にJT生命誌研究館はありました。
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研究館はここの1階と2階です。
何が生命誌? 38億年前に誕生した生命が進化、多様化して現在に至る生命誌の歴史を一挙に体感できる施設です。胸ワクワク!

入館料は無料、時間があれば何時間でも、熱い最中はクールダウンするためにもありがたい。
残念ながらお客さんは数名、でも静かな中でじっくり見て回れます。

膨大な展示を全てアップしたいところですが、そうもいきません。
印象に残ったものだけにします。

骨の進化、進化の順にあげます。
ナメクジウオからカワヤツメへ
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ホシザメ(軟骨魚類)からコイ(硬骨魚類)へ
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ミナミアメリカハイギョ(魚に肺ができます)
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ウシガエル(両生類)からクサガメ(爬虫類)へ
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ニホンザル(哺乳類、霊長類)とニワトリ(鳥類)
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骨を見るだけでも進化の模様が分かります。

細胞の模型
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裏から見ると
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単細胞とか言いますが、一つの細胞の複雑なこと!

そして世界のオサムシ
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オサムシを漢字表記で「治虫」、読み名の通りですが、鉄腕アトムでおなじみの手塚治虫はご存じですね!
手塚治虫は幼少時からの昆虫少年、漫画家としてデビューするときから「てずかおさむし」とよむことを強く希望していたが、周囲からの違和感が大きく「てずかおさむ」となったらしいです。
オサムシは世界の分布していて、飛ぶことができない。
そこで世界のオサムシの分布を調べることで、大陸の移動とその中での生命の分布などが分かるらしい⁉ 私にはよくわからないが?
ということで、養老孟子先生が熱中しているゾウムシなどと同じように、生命の進化が分かるらしい。

出口(入り口?)の間際でこの本を発見!
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ここ、JT生命誌研究館に来たかった目的はこの人に会いたかったから。
それを志向したのが3年前、2020年までこの方はここの館長さんだったのです。
ここに来たら会えるとはもちろん思っていませんでしたが、2代目館長をしていた時に来たかった。
もちろん3代目館長の永田和宏さんもすごい人だと思います。
でも、ときめいたときにすぐに来られないコロナ禍が忌まわしいですね。

それにしても「老いを愛づる」、今の私にピッタリです。
もちろん速攻で購買。

ところで中村桂子さん、この名前を知ったのはこの本、
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大田堯さんは東大教育学部の名誉教授、同友会に大きな影響を与えた教育者です。
私も「共に育つ」という本にあった「猿が2本足で立つようになったのはその気になったから!」というフレーズから社員教育を深く考えるようになりました。
その先生は教育学ばかりでなく、生物学人間の進化にも造詣が深く、2018年100歳で亡くなる前に中村桂子さんとの対談本が出たということに感銘を受けました。
そんな経緯でJT生命誌研究館をいつかは訪れたいと思っていたのです。

この日は暑くて蒸す中12000歩歩きました。













明日香の里漫遊 2022年07月05日17:13 

関西二日目の6月23日。

今日は明日香の里です。
レンタカーに乗り、カーナビの示すように左折します。
「あれ?」訳も分からないうちに高速に入ってしまいました。
泊まった奈良パークホテルは西ノ京にあります。そこは阪奈道路のインター入り口にもあたっていたのです。
ナビはそのまま行け! と示していますが、明らかに方向が違います。私は高速道に入る気などさらさらなく南へ行きたいのにナビは西へ誘導しています。
ナビは高速道へ入ったことを認識していて、生駒山を抜け、東大阪から松原、羽曳野を経由して葛城、そして橿原への大迂回路を示しています。
生駒山を抜けるまで降り口は無く、腹をくくってナビ通りに行くことにしました。
しかしそこは高速道、着時間は当初下道を行く際に想定した時間とそんなに変わりません。

ということで何とか橿原に着き、
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明日香へ
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明日香村雷(いかずち)このあたりが明日香(飛鳥)の里のようです。
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明日香と呼ぶにふさわしいまったりとした日本的な風景です。

今日の出発点はここ、飛鳥資料館。
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ここで情報を入手し、今日の順路を決めたいと思います。

橿原は藤原京、法隆寺は斑鳩、奈良は平城京、そして東大寺と位置関係が分かります。
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照明に映えるしび、
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昨日の東大寺にもありました。
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ここから出土した富本銭、
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私たちが習った日本最古の通貨は和同開珎(708年)でしたがこれは683年、日本最古の銅銭です。
キトラ古墳壁画の複製
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など興味あるものが満載ですが、そろそろ昼時、明日香の里を回らないと時間がありません。

まずは資料館前の「天極堂」という吉野葛料理店で腹ごしらえ。
吉野葛を練りこんだ吉野うどん
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そして葛ぜんざいをいただきました。
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ちょうど腹に充分と思ったのですが、ぜんざいは余分でした、午後は腹が張ってたいへんでした。


午後のいちばんは山田寺、資料館からすぐです。
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法隆寺より古いお寺がここにあったという。
蘇我倉山田石川麻呂が建立したとか、ここ明日香の地は蘇我氏の影響が強いところですね。

飛鳥寺への町並み
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ここにも飛鳥寺があったようです。
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次に行ったのが酒船石遺跡
酒船石は竹やぶに覆われた小高い丘の上、紫陽花が満開です。
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酒船石は、昔読んだ手塚治虫の「三つ目が通る」の印象が強いです。
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そして亀形石造物
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どうやら祭祀に関わる物らしいです。

次が石舞台古墳、この頃になると暑さと湿気で動くのもやっと。
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しかし石舞台はスケールが想定外、大きいです。
これは横穴式石室をもつ方形墳、
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その様子が中に入るとよくわかります。
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築造は7世紀の初め、古墳を覆う封土は無く、天井石が露出してこのようになりました。

そして蘇我氏の居城があった甘樫丘
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この麓に豊浦宮がありましたが、蘇我氏は天皇を見下ろしていたのです。

そろそろ帰ろう、その前にお土産を、と甘樫丘近くの道の駅に寄りましたが、めぼしいものは無し、蘇が欲しいと問うと、教えてくれました蘇の製造元を。
道の駅からすぐの西井生乳加工販売所、
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蘇を売っていました。
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昨晩の情報では、明日香の蘇は白っぽくて柔らかい、
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その通りでした。また裏書は
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乳脂肪分18%以上、ということは生乳を5分の1以上に煮詰めているのですね。弱火で7~8時間煮詰めるようです。

明日香から1時間半ほどで奈良に、今日の宿は奈良ホテル
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このホテルは明治42年に「関西の迎賓館」として建てられたそうです。
ここの夕食はフレンチらしく、今日の腹具合とはそぐわないので、夜は駅前に遠征。

様々物色していると、こんな小路に迷い込みました。雰囲気ありますね!
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そしてしもた屋風の「たかま家」に入りました。
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ここは「自家製麺、蕎麦酒場」と銘打っていましたが、
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炙り京鴨や鱧の天ぷら
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そして手打ちそばでした! とても満足。
今度奈良へ来てもこの横丁は良いですよ。一口餃子の店も繁盛していました。
こんなことも旅の醍醐味ですね。


というようなグルメ紀行はともかく、その後になって「アッ!」と気づいたのですが、今日の大阪廻りのコースも無駄じゃなかった! ということです。
この道、推古朝の時代に遣隋使として派遣された小野妹子たちが、堺から大阪湾、瀬戸内海を通って隋へ行き来した道ではないか!
今のように生駒山にトンネルが通っているわけは無し、難波に出るためにはこの道が最短ルートだったのです。

この日はレンタカーで巡ったせいか、かなり歩いたと思ったのですが9900歩でした。










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