チキントラクター!? 2017年05月04日17:36 

4月から会長職になって、引き継ぎも一段落、いよいよ私の第2の人生に突入です。

先日『人生二毛作』というキーワードを教えてもらいました。
第2の人生ということですが、なぜ二期作でなくて二毛作か?
ここが大事、二期作は同じものを2回作ること、それに対して二毛作とは立脚する土壌は一緒でも、第1の人生に被らないことをやること。
今までと同じことをやるのでは、折角その気になった後継者と張り合うことになってしまう。
根っこやこれからの影響については関連しても、張り合わない、そして後継者の考えの及ばないことにチャレンジすることで、自分もわが社ももう一歩大きな視野が開けるのではないでしょうか!
作物も連作すると障害が出るそうです。

そんなことでまず手掛けたことがチキントラクターの見学。
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四賀で有機農業をしているKさんから情報をいただき、鶏を農地などで草やミミズ、虫などを食べさせ、そのフンを大地に返し、大地を豊穣にしてからまた作物を植える。
そんな循環型の養鶏を可能にするという巣箱です。

伊那の西箕輪で建築業をしている工房鬼六の藤田さんが作りました。
2年前に松本、神田のMさん宅へ納入しているということで見せてもらいに行きました。
Mさんは会社を退職した後先祖代々の農地で米や松本一本ネギを作っているそうです。

そしてこれがチキントラクター、
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これが一番大きなタイプ。屋根がきちんとかかっているほうが本棟、葦簀が日除けになっているほうは拡張オプションです。
今飼っているのはゴトウのさくらという鶏種、雄も入れているので有精卵が採れます。
Mさんは一か所に固定して飼っていますが、
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このように車輪が付いているので草を食べつくしたら草のある場所まで引いていくことが出来ます。

そしてこれが小型版
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中には餌の給餌器と給水器が設置
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そして草のある場所へ移動したら
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鶏たちは喜んで草をついばんでいました。

この方式は私が以前に読んだ『雑食動物のジレンマ』という本で、アメリカのポリフェイス農場というところでやっていることと同じです。
しかしこのチキントラクターは日本の風土の合わせて細かいところまで改良してあります。
しかも使っている木材は長野県産、それを防腐処理して使っています。

世の中は広いものですね、いろいろな工夫がいろいろな人たちによって考えられています。
藤田さんもこれを普及させるために日本全国を飛び回っているそうです。


しゃも鍋=『鳥榮』 2017年04月12日13:53 

20年前から行ってみたいと思っていたお店。
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東京、上野は池之端、100年以上の歴史を誇るしゃも鍋の『鳥榮』

お店の人が温かく迎えてくれる玄関から二階の三畳間へ、階段を登る際に聞こえてくる『トントントン』という包丁のリズム、これはつくねを叩く音。
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三畳間は楕円のちゃぶ台と炭が赤々と熾った台があるだけ!
何とグラスや箸は座布団の前、畳に直置きです。
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女将さんが飲み物の注文を取りに来ましたが、メニューは瓶ビール、熱燗、ウーロン茶のみ。
ちなみにこのお店、ご主人と女将さん、息子さんともう一人の4人でやっているそうです。

炭火に鉄製の鍋を置いて、いよいよ主役の鶏肉登場!
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モモ肉、ムネ肉、肝、砂肝が端正に切られて盛られています、あとはねぎと焼き豆腐のみ。

肉とねぎ、焼き豆腐を半分ほど湯の中に入れてしばし。
たっぷりの大根おろしに醤油をかけただけ、それに肉を付けて口の中へ。
美味い! あっさりしているが絶妙な柔らかさと控えめな肉の味。

肉を堪能したらそば猪口の中に塩を極少量入れたものが出てきます。
湯だと思ったのは何と鶏スープでした。肉を入れても灰汁は皆無、スープはあくまで澄み切っています。そのスープを猪口にとって飲んでみると、鶏だしだけの充分なうまみが名店らしさでしょう。

そして有名なつくね。
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女将さんから製法を伝授? 鶏肉を包丁で細かく、粘りが出るまでたたきます。そこにねぎを加えてまたたたき、たっぷりの鶏卵を入れてさらにたたいて出来上がり、卵の黄身を真ん中に置いて出てきました。

木杓子ですくって優しくスープの中へ。
ふんわり柔らかく、優しく淡白な味は流石!
つくねを半分ほど食べたらお腹がギブアップ、でもしばらく話をしている間にお腹も微妙に空いてきます。そして完食!
畳に直置きの理由も判明、炭火のそばにグラスなどを置くとすぐにアッチッチ! 持てないくらいに熱せられてしまいます。

かと思ったら最後にご飯。
つくねを浮かべたあとのスープはさすがに灰汁?が出ています。
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女将さん曰く『これは灰汁ではないよ、つくねに入れた卵だよ、すくいとっちゃだめ、スープと一緒にご飯にかけて食べなさい』
まずは大根おろし醤油で一膳、塩だけでもう一膳、お漬物も美味しく全て完食!
鶏だけ、鍋一つでこんな微妙な、そして美味しい料理を演出できるなんて凄い!の一言です。

帰りに帳場の奥を覗くと
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昔懐かしい電気を使わない、氷だけで冷やす冷蔵庫。これも完璧にメンテナンスされています。
鶏肉だけはここへ入れるそうです、電気とは違って素材を乾燥させない冷蔵庫です。
わが社も昔、私が幼少のころには使っていました。

その後上野から浅草へ、ジャズバーで歌手さんと
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隅田川から夜桜と夜スカイツリー見物
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20年間の思いが開花した一夜でした。















ほそばら 2017年04月07日14:04 

友人たちと、かねてより行ってみたかったそば屋さんへ。
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『ほそばら』変な名前ですが、旧四賀村のこの地区の字名のようです。

珍しいものを集めることが好きだという女将さん、象牙細工や旧四賀村役場の金庫などを見せてもらいました。

そばの前に出てきたのが
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もう食べた後の写真で御免、テンコ盛りの煮物とキャベツの一夜漬け。

そばはざるで豪快に、結構いけます。
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このそば、食べられれば何皿でもお代わり自由です。
そば以外に夜は宴会も引き受けるということ、山の中の、細い道をたどっていったその最奥にある、隠れ家のようなそば屋さんでした。
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