岬と峠紀行(淡路島②)東岸を行く 2025年04月21日11:36 

4月21日の朝食は凝ったバイキングです。めはり寿司、しらす丼、あさりの味噌汁、わらび餅など。
20250421_065809

今日は和歌山から大阪湾をぐるっと巻いて、明石海峡大橋から淡路島に入ります。
本当は大阪湾岸、海沿いの一般道を行きたいのですが、時間の関係で高速利用にしました。
淡路島では松帆から福良まで東岸を進む予定。

せっかくの和歌山城を一目見たいと堀端を周りましたが、写真を撮れるポイントでは天守を望めません。
IMG_0019


2月にも立ち寄った岸和田SA、ここのみかんパンが美味しかったので、明晩泊る娘の家にお土産。
IMG_0021

湾岸線を神戸へ、
IMG_0024

神戸も渋滞中、
IMG_0028


神戸淡路鳴門線を淡路へ、
IMG_0031

明石海峡大橋の先に淡路島が見えてきました。
IMG_0034

島北端の淡路ICで下ります。
IMG_0035


IC直下にある道の駅淡路で昼食を。
IMG_0041

ここで昼食を摂ると周る時間が少なくなるので、車中もで摂れるスナック感覚のものを、
立派な鯛の尾頭付き?が付いた練り物お得セット(1100円)淡路島の玉ねぎパン(290円)など、
IMG_0046

国道28号線を洲本方面へ、
IMG_0047

国道が山間へ引っ込んだところは、海沿いの集落の中を走ります。
IMG_0053

紀伊半島を望みます。
IMG_0054

淡路市を抜け洲本へ、
IMG_0055


洲本城は海が望める小高い山の上、洲本城跡本丸。
IMG_0070

洲本城の歴史、三好氏、織田氏、そして仙谷氏など天下統一を巡って四国経営のカギとなる城でした。
IMG_0071

なかなか行けない友ヶ島水道から紀州加太方面
IMG_0076


生石岬から友ヶ島を望む、ここも友ヶ島と同じく要塞の島だったようです。
由良要塞
IMG_0088

戦国時代には雑賀孫一が、明治以降の戦争でも太平洋と瀬戸内海を扼す重要地点だったことが分かります。
IMG_0082

紀淡海峡、
IMG_0083


海沿いを行きますが、民家が消え寂しい海沿いの先に淡路島モンキーセンター。
IMG_0116

今までのモンキーセンターとは雰囲気が違います。
IMG_0103

サルがのんびり、まったりしています。
サル文字、通常ニホンザルはボス中心の階級社会で皆がまとまることはないのですが、ここではサルという字型に餌を置くと、けんかをしないでサル文字ができます。
IMG_0107

個々の猿ものんびり毛づくろい、
IMG_0111

平和な風景です。
IMG_0112


南淡路水仙ラインをさらに南下、
IMG_0117

瀬黒岩水仙郷は休館中、
IMG_0118

沼島へも行けそうです。
IMG_0123


最南端の道の駅福良へ、鳴門の渦潮クルーズは今日も明日も△印で見られないようなので今回はパス。
IMG_0133

目の前は淡路人形座、実際に人形浄瑠璃を日に数度上演しているようですが、最後の講演が終わりそうな時間でした。
IMG_0132


そこで淡路島人形浄瑠璃資料館へ、
IMG_0135

人形浄瑠璃や歌舞伎は日本各地に伝播して地域芸能として生きてきましたが、ここもゆっくり見れば面白そうです。
IMG_0138


おのころ島神社の大鳥居、
IMG_0140

淡路国分寺塔跡
IMG_0148

護国寺
IMG_0152


淡路のスーパーはマルナカが多いのですが、
IMG_0150

イオンもあります。
IMG_0151


福良市内の民宿長尾屋に泊まります。
IMG_0154

宿の近くには福良八幡神社
IMG_0155

お百度石
IMG_0160

同じ敷地に稲荷神社
IMG_0169

住吉神社もあります。
IMG_0174


ここは西村やすとしの地盤か、
反省?して再始動するようです。
IMG_0176


夕食の目玉は鯛刺身の三種の食べ方、わさび醤油、塩、ポン酢です。
20250421_183902

市街の夜景も懐かしい情景です。
20250421_201410



今日の走行距離は264kmでした。












岬と峠紀行(淡路島①)思わぬトラブル、和歌山市街 2025年04月20日12:24 

4月20日から3泊4日で淡路島へ。
今回は、まず2月に荒天で渡れなかった和歌山の加太から友ヶ島へ行くこと。そして加太から指呼の間に見えた淡路島を一周するという計画を立てました。

6時20分に出発しましたが生憎の曇り空、
IMG_0002

意気揚々と走っているとカーブでハンドルがわずかにとられます、そして警告灯も点滅。
塩尻ICの合流線で、岡谷JCTでも合流線で、阿智の急カーブでも。それも右への急カーブだけ。
これはおかしい?この先にあるミニのディーラーを探すと一宮にありました。
一宮ICで高速を降り、
IMG_0003

ディーラーへ一直線。
IMG_0004

調べてもらったところ原因がはっきりしません。また日曜日ということもあって修理の予定がいっぱいですぐには見てもらえません。
かかりつけの松本の修理工場の社長に電話をすると、保険でレンタカーやレッカー費用をまかなえるというので手配。しかしその社長がより良い提案を。
社長が懇意にしている名古屋の修理工場でレンタカーもレッカーも手配できるとのこと。

それならレンタカーで淡路島を周っている間に名古屋で修理を終え、帰りに車をチェンジして帰れば万事オーケー!
2時間ほど待ちましたがレンタカーが到着、トヨタのヴォクシーです。
IMG_0006

この旅自体を断念すべきかとも考えましたが、これで旅を継続できます。

ただ時間がかかってしまったので、13時に和歌山の加太を出航する連絡船には間に合いません。
友ヶ島行きは断念し、和歌山へは泊まりに行くだけになりました。
養老SAで昼食
IMG_0008

豚豚定食、豚の生姜焼きと豚汁のセットで1050円也。
20250420_132536


近畿自動車道から阪和自動車道へ、和歌山ICで下りて駅前のホテルへ、
交差点で出会った光景、午後3時過ぎなのに中華そば屋の前に行列が並んでいます。
IMG_0013


ドーミーインにチェックイン
IMG_0015

駅前の居酒屋で夕食でも、と思い散策していると、
20250420_174155

銀平本店、落ち着いたたたずまいのお店です。
ちょっと高そうですが入ってみます。
20250420_174155

6時前なのにほぼ満席、カウンターに案内されます。
真上を見ると鏡で板さんの仕事ぶりが見えます。
20250420_185947

頼んだメニューが、串本産の鰹、自家製すり身天、野菜添え金山寺みそ。
それぞれが十分な量、丁寧な仕事、そして厚切りの鰹の旨い事!
20250420_181311

少々お高かったけど充分な満足感で幸せ。

同じ店にいた観光バスのアテンダントの人と話をすると和歌山ラーメンの話に。
昼間見た行列の店は和歌山ラーメンの元祖で、一方の旗頭である井出系
20250420_191017

もう一方の旗頭が車庫前系といって丸宮本店がルーツだそうです。
和歌山ラーメンの定義は豚骨醤油、丸宮の方が醤油が多くさっぱり系らしいです。
食べ比べをしたいところですが今日は満腹、明日も朝早く淡路島に旅立たなければならないので無理ですね。

         今日の走行距離は車を変えたので分かりませんが、一宮からは230㎞程でした。





岬と峠紀行(紀州周遊③)紀中、紀北そして大寒波の中の帰り道 2025年02月08日15:28 

2月7日も快晴。
こちらに来てから見つけた紀州鉄道、日本一短い路線(2,7km)、5つの駅を8分で走っています。
JR御坊駅
IMG_1434

この駅の0番線から出ているのが紀州鉄道。
IMG_1435

IMG_1436

御坊8:37分発⇒西御坊8:45分着、西御坊8:50分発⇒御坊8:58分着ということで30分ほどで往復できるようです。そして往復で360円。
電車?いえいえ今では珍しいディーゼルカー、それも年代物です。
IMG_1438

このような街中の隙間を走るような路線。
IMG_1449

終点の西御坊駅。
IMG_1447

この駅舎を見て昔の松本電鉄浅間線を思い出しました。こんな駅舎を馴染みにしていたものです。
12月に訪ねた銚子電鉄の外川駅も同じような佇まい、各地の私鉄を訪ねることも味があって良いですね。

その後は美浜町の日の岬へ、
煙樹が浜
IMG_1458

カナダ移住百年の碑
IMG_1461

海沿いの街を訪ねるとこのような移住の碑を見つけます。内地で食えなくなった人々が希望を胸に海外へと出かけて行ったのでしょう。
日の岬、対岸は四国でしょう。
IMG_1474


由良町の白崎海洋公園に向かいますが、その間入り組んだ入り江の道に苦心惨憺、逆走してしまう場面もありました。
フェリーのサンフラワーが入渠しているドックもありました。
IMG_1476

白崎海洋公園は白亜の岬。
IMG_1480

絶景です!
IMG_1484


次は醤油のふるさと湯浅町。
湯浅伝統的建造物群保存地区、
IMG_1491

醬油屋や
IMG_1492

麹屋
IMG_1495

湯浅町総合センターの駐車場には見慣れないものが、
IMG_1498

津波救命艇です。
南海トラフ地震に備えて配備しているのでしょう。
IMG_1499

定員25名、救難信号や保存食料も積んであり、大津波の際にはこれに乗船して海を漂いながら救助を待つという意図でしょうが、この町で25名では少なすぎる感は否めません。

湯浅しょうゆ(有)
IMG_1501

蔵の中を見学もできます。
IMG_1503

ここでの買い物はもちろん湯浅醤油、金山寺みそ、そして湯浅醤油のラーメン。
IMG_1601


醤油屋の若い娘さんに昼食の美味しいところは?と紹介された湯浅駅前のかど屋食堂。
IMG_1522

湯浅といえばしらす丼、さしみとしらす丼定食1360円。
IMG_1524

さすが一押しのしらす丼、美味しかった。刺身も付け合わせも満足できました。

有田川を越えて紀北へ、
IMG_1525

ここはミカンの大産地、紀伊国屋文左衛門が荒波の中、ここのミカンを積んで江戸へと届けて一攫千金を成し遂げたという話は有名。
紀文船出の地の碑
IMG_1529

紀文が船出した港の現在は、
IMG_1534

紀三井寺を抜けて
IMG_1538

雑賀崎、信長軍に抵抗した雑賀孫一の本拠地。
IMG_1539


今日の泊り、加太へ。
IMG_1542

加太の先は大阪府になるので少しだけ越境、県境の大川トンネルの脇には大川峠への誘惑的な峠道が、惜しいながら通行止め。
IMG_1545

トンネルを抜け大阪府へ、とっとパーク小島は海釣りができるみたい。
IMG_1549

この人工の岬?で海釣りをするみたいです。
IMG_1550


加太へ戻り今日の宿は加太海月、
20250207_155745

明日渡し船で渡る予定の友が島は指呼の間、その向こうには淡路島が。
20250207_164307

この宿には朝食だけお願いしてありましたが、付近の事情を聞くと夜も営業している飲食店は皆無とのこと。夕食も用意できるとのことで5000円也の夕食膳。
20250207_180638



この日の移動距離は161km、海岸沿いの隘路には戸惑いましたが様々な見分に満足。
でもこの夜は風の勢いが強くて心配になります。

ということでひと夜明け、8日の朝はだいぶやばい天候に。
スマホで友が島汽船のサイトを確認すると
IMG_1557

今日の便は荒天のため欠航!
今回の紀州の旅では友が島へ行くのが最優先事項だったのに。
計画段階では起点をここにしてその後紀伊半島を周る予定でしたが、友が島汽船の運航は土日祝だけとわかり計画を反転させたのに!
今日の予定は午前中に友が島を周り、午後は和歌山城や根来を経て三重県名張の赤目温泉へ行く予定でしたが、どうするか!?
今日から明日にかけては紀北でも雪の可能性が大、高速道路も予防的に閉鎖されそうです。やむを得ず旅館もキャンセルして今日中に家へ帰りましょう!

朝から一路寒冷前線からの逃げの旅。
阪和自動車道に乗り岸和田SAでは雪に閉じ込められた時の非常食としてみかんパンを購入。
IMG_1564

第2京阪を京都へ、山科で降ろされてしまいました。
IMG_1565

京都はすでに雪、寒冷前線に捕まってしまいました。
名神京都東⇒小牧間は通行止め。
IMG_1571

覚悟を決めましょう!ここからは一般道の旅、私の流儀には合ったスタイルですね。
琵琶湖大橋を渡り、
IMG_1580

先月走った近江路安土へ、
IMG_1587

そこから雪の積もった彦根を抜けて米原から関ケ原今須峠、
IMG_1595

小牧から東海北陸道に入り、中央道を経由して帰ってきました。
IMG_1598


今日の走行距離は501km、帰るだけに9時間半を費やしました。

3泊4日の旅のトレースがこちら、
IMG_1607






記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

hongokeiniku

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ