岬と峠紀行(信州上田、上州吾妻利根沼田②)谷川岳、奥利根、片品村 2025年11月02日12:00 

10月25日はやはり雨、谷川岳電気バスの始発が9:30分なので早めに山岳資料館前へ。
昨日と同じ12人乗りの電気バスがお出迎え、
IMG_2171

なかなかのグッドデザインです、全10輪にモーターが付いている全輪駆動、新幹線と同じですね!
IMG_2172

電気系のメーターばかり、ハンドルはイタリアのMOMO製と洒落ています。
IMG_2173

屋根も骨組みが丸出し、
IMG_2174

サスペンションはなく、ショックはタイヤのみで受け止めるそうです。
IMG_2191

相棒の8人乗りもありました。
IMG_2195

これらのバスは群馬大学とスバルの合作だということです。
乗車料金は無料ですがガイド料として500円、

いよいよ3,3kmの道のりを最高時速20kmで登っていきます。上るというよりえっちらおっちらと這い登るという感じで登山者のスピードと大差ありません。
マチガ沢では子供たちがロッククライミングの練習中、
IMG_2179

20分ほどで一の倉沢に到着、国道291号線で車両が入れるのはここまで。
IMG_2183

昔はここまで一般車両が入れたようですが、駐車場が狭いのでシーズンには渋滞で大変だったようです。

一の倉沢から谷川岳の遠望は霧のため御覧の通り、
IMG_2186

晴れていればこの絶景が見えたのに、中腹の紅葉も見事だったでしょう!
IMG_2190

やはり昨日のうちに来ればよかったと後悔しきり。
必ずリベンジを果たしてこの先まで足を延ばしたいものです。
IMG_2184

この電気バスも11月9日までで運行ストップ、あとわずかです。

ガイドさんが指し示す鉄塔は電力会社のものではなく、JRの電車を動かすためのもの。
IMG_2193

この電気は上越新幹線や上越線はもちろん山手線へも供給されるということで、雪崩などで万が一断線することも想定してこの先の上越県境ではダブル配線になっているそうです。配電できなくなれば首都圏の交通がマヒすることになりますからね。

湯檜曽で県道63号線へ、
IMG_2197

この道の名称は県道水上片品線、
IMG_2199


利根川源流部の水源を横断する道です。
重力式の藤原ダム、
IMG_2201

裏見の滝とあるので入ってみます。
IMG_2206

霧が濃くて10m先も見えません。
IMG_2207

滝上部の駐車場に着きましたが霧が深いのと熊が怖くて行くのを断念。
IMG_2209


宝川温泉はラーメン屋の左下方へ、
IMG_2210

晴れていれば清々しく静かな瀞でしょう。
IMG_2213

宝川温泉は立派な門構えですがここもUターン、
IMG_2215


先ほどのラーメン武尊へ、
IMG_2219

野菜味噌ラーメン+餃子=1300円。
IMG_2226

店にあった両毛新聞にも真田氏親子の話題が載っています。
上州での真田氏に対するリスペクトは信州人より強そうですね。
IMG_2223


利根川最深部にある矢木沢ダムへ、
IMG_2228

その手前にはこれも重力式の須田貝ダム、
IMG_2230

矢木沢ダムは大規模です。
IMG_2237

洪水吐水路の下をくぐって上ります。
IMG_2241

利根川最深部の奥利根湖。
IMG_2247

矢木沢ダムはアーチ式ダムと重力式ダム、フィルダムの複合ダムです。
IMG_2259


次の奈良俣ダムはロックフィル式、高さ158mと日本で4番目に高いダムです。
IMG_2271

ポルシェやロータスそろい踏み、轟音を轟かせて走り去っていきました。
IMG_2268

奈良俣ダムではダムカードもゲット。
20251027_164814


片品方面へ、色づき始めた渓流は照葉峡、
IMG_2278

紅葉真っ盛りの時期になると交通渋滞も起こるそうです。
IMG_2283


水上と片品の境にある坤六峠、坤六とはこの峠道を作った際の県知事神田坤六に由来していろそうです。
IMG_2288

標高1620m、尾瀬奥利根線林道竣工碑。
IMG_2289

その先の鳩待峠はマイカー規制で入れず、
IMG_2291


片品に入って国道401号線を尾瀬大清水へ、
IMG_2298

遭難救助のヘリコプターか?
IMG_2294

IMG_2292

国道401号線もここまで、
IMG_2297

谷川岳の国道291号線と同じく、この国道も福島の桧枝岐村まで尾瀬の部分は不通区間、世の中には未通の国道が結構あるものです。

片品の市街を抜けて今日の最終目的地金精峠、国道120号線へ
IMG_2299

白樺並木を抜けて、
IMG_2303

金精トンネル、長さ755mで標高は1840m。
国道のトンネルでは日本一の標高です。
IMG_2304

栃木側へ抜けると峠への登山道が伸びています、峠は2024m。
IMG_2306


今日の宿は片品村、子宝の湯しおじり、
IMG_2310

しおじりというので信州の塩尻由来の人の経営かと思ったら、この地区を流れている塩川という川の片品川への合流点=川の尻、でしおじりだとか。
夕飯はシンプルですが私には充分。
20251025_183755

ご主人が見せてくれたダムカードコレクション、吾妻の八ッ場ダムだけでも多種多様なダムカードがあることにビックリ!
20251025_193552



同宿で山地のボーリング調査をしている長野の社長さんと意気投合、山地の林道を走っていても一般人が入れない道があって残念という話をしたところ、一緒に連れて行ってあげるとうれしいお言葉をもらいました。これからは冬を迎え私自身が厳しいので、来春には是非同行をと頼みました。


今日のルートは
IMG_2308

走行距離は187km、行動時間は8時間30分でした。









岬と峠紀行(信州上田、上州吾妻利根沼田①)真田三代の城、三国峠 2025年10月31日15:35 

新潟の村上市で鮭の遡上が始まったかをイヨボヤ会館に問い合わせたところ、去年ころから遡上時期が遅くなって、去年は11月の中旬から下旬ごろと教えてもらいました。
それでは今はどこへ行こう???

信州百峠では信州周辺の山脈のすそ野を走ってきましたが、他県にも大規模な山塊が存在することを村上へ行った際に実感しました。そこで今回は谷川岳周辺へ行こう、そこには清水峠という上州と越後を結ぶ国道291号線沿いの峠が寸断されながらも残存していることを知りました。

10月24日から26日まで、上州へ行くなら鳥居峠を越えて真田氏の城址を訪ねるのも一興、上田から沼田までは真田氏の勢力圏。
今日は良い天気ですが明日からは雨だとか、三才山トンネルを抜け、
IMG_2018

何といっても最初は上田城。
IMG_2019

この城は真田昌幸が天正11年に建てた平城、徳川の2度にわたる城攻めにも耐え抜いたことで名をはせた堅城です。

国道144号線を菅平鳥居峠方面へ、
IMG_2026

途中で目にした砥石城址、信玄と村上氏の戦いで、上田原の戦いに次いで敗北を喫したという砥石くずれ。
IMG_2027

その当時の経緯が記されています。
砥石くずれの翌天文20年、真田幸隆が計略をもってこの城を陥れています。
IMG_2028

砥石米山城址
IMG_2032

ここも熊が出てきそうなので登るのは諦めます。

真田郷に入って、真田氏歴史館は9時会館のため入れません。
IMG_2033

真田氏本城址へ上ります。
IMG_2035

真田氏本城址(松尾城址)は眺め抜群。
IMG_2036

上田市方面を望む、真田氏一族も村上氏の支配するこの地が欲しいと切望して武田氏と組んで戦乱の時期を突っ走ったのでしょうか。
IMG_2040


角間渓谷まで3km、この渓谷では真田幸村が猿飛佐助や霧隠才蔵らと修行を重ねたとか。
IMG_2043


鳥居峠を越えて上州嬬恋村へ、真田氏の面々も何度この峠を越えたことでしょう。
IMG_2045


道の駅あがつま峡、
IMG_2051


国道145号線から原町へ、岩櫃城址へ行きます。
IMG_2055

岩櫃城本丸へ行くには北側へ迂回します。
IMG_2057

本丸城址の手前には立派な観光案内所が、
IMG_2059

左上方へ行けば本丸跡へ行けますが、往復1時間はかかるので断念、
IMG_2060

案内所で豊富な資料とカッコいい袋をいただきました。
20251027_164650

麓の郷原駅からかの大河ドラマ「真田丸」の冒頭シーンでおなじみの岩櫃山をカメラに収め、
IMG_2065


国道145号線を沼田方面へ、
IMG_2066

赤根トンネルをくぐり、
IMG_2068

国道17号線との交差点に名胡桃城址が、
IMG_2070

当時の般若曲輪が駐車場になっています。
IMG_2075

案内所、
IMG_2076

地元の高校生が作った名胡桃城址のジオラマ、下の右から2番目が本丸跡、
IMG_2077

この城址は東西と北側は河岸段丘になっていて防備が固いのですが、南は赤根峠側から容易に攻められそうです。案内の方からも、北条氏が南から攻めよって落城させたと言っていました。
コンパクトな城址なので散策しようと思いましたが、数日前に熊が出現したため現在は散策禁止になっていました。
本丸跡を望む、
IMG_2078

ここの立地は北は清水峠を通って、北西は三国峠を通って越後からの街道が交わる地点です。
よって上杉氏も北条氏と執拗にこの地を攻略したのでしょう。
秀吉が盟約を破った北条氏に激怒して天下統一の発火点となった名胡桃城も、現地に立ってみると地形からもその重要性が分かってきます。
名胡桃城でも豊富な資料をいただきました。
20251027_164506

単なる城址(群馬の方には失礼ですが)ながら、「真田丸」以来岩櫃や名胡桃を売り出そうという上州魂には敬意を覚えます。

いよいよ国道291号線に入って湯檜曽、そして谷川岳方面へ、
IMG_2080

谷川岳の特徴的な双耳峰が見えてきました。
IMG_2082

湯檜曽駅、
IMG_2084

谷川岳登山の最寄り駅土合駅は日本一のモグラ駅。
IMG_2085

上り線は右へ、下り線は左、
IMG_2088

上り東京方面のホームはごく普通ですが、
IMG_2101

下り線ホームへ行くには462段の階段をひたすら地下深くへ下らねばなりません。
IMG_2090

もう1時過ぎ、昼飯前で腹ペコだったこともあり断念。

このあとさらに上り谷川岳インフォメーションセンターに駐車、昼食のあてはないかと探し回りましたが食べるとこ無し!幸いなことに駐車料は2時間まで無料でした。
諦めて土合駅前のOAND&CAFEまで戻って、
IMG_2096

一番辛くないカレー、チキンカレー1600円也。
IMG_2097


再度谷川岳インフォメーションセンターに駐車、
IMG_2105

谷川岳ロープウェイのゴンドラを上に見ながら、
IMG_2107

谷川岳山岳資料館へ
IMG_2114

そこからは電気バスで一の倉沢まで楽に行けます。
IMG_2113

が、14時のバスは満席、何せ12人しか乗れません。次は最終の14:55分。
最終ということは、その最終バスが折り返す便には山にいる多数の人が押し掛ける可能性があり席取り合戦になりそう。一の倉沢との距離は3,3km下りなら徒歩で下りることもできますが、そのあと三国峠へも行かねば。

ということで一の倉沢へは明日一番のバスで行くことに、返す返すも腹を満たすのもガソリンを満タンにするのも早めの判断が必要なことを思い知りました。

谷川岳山岳資料館には白夜の大岩壁に挑んだ孤高のクライマー山野井泰史のピッケル
IMG_2115

IMG_2116

北極圏縦断をした犬橇(植村直己の使ったものではないそうです)
IMG_2119

植村直己の色紙なども、
IMG_2121


水上まで下って仏岩トンネルを抜け、
IMG_2126

国道17号線に出て猿ヶ京を通って、
IMG_2127

三国街道
IMG_2132

そして新三国トンネル1284m、標高1083mを抜け、
IMG_2134

新潟県湯沢町へ
IMG_2135

ビラ苗場クリスタルで折り返し、
IMG_2142

トンネルの前後を覗うと、新潟側からは三国峠への上り道、
IMG_2151

群馬側からの登り口はトンネルの側壁から伸びています。
IMG_2148


今日の宿は水上温泉坐山みなかみ、
20251025_065922

宿の部屋からも谷川岳が望めます。
IMG_2162


今日のルートは(赤線です)
IMG_2166


走行距離は266km
行動時間は10時間でした。

夕食は
20251024_180508

飲み物すべてフリードリンク
20251024_181747


風呂は3か所あって、
20251024_204015

利根川のせせらぎが聞こえます。
20251024_205144

岬と峠紀行(新潟下越③)阿賀野から三条燕、直江津 2025年10月02日16:10 

9月26日は快晴。
御神楽温泉の手前を県道227号線で行けるところまで、
IMG_1898

名古津の名水
IMG_1914

伝統的家屋岩堂を過ぎ。
IMG_1926

会越街道 林道本名室谷線、この先38kmで会津へ行けますが今日は断念、
IMG_1931

この道の先に会津があるのか!
IMG_1933

そのわきにあるのが室谷洞窟、縄文期の土器や成人女性の人骨も見つかっているようです。
IMG_1934


帰りに振り返ってみると御神楽岳方面
IMG_1940

陸橋に下を見ると深い谷の中にも車道が走っています。
IMG_1941


国道49号線に入り新潟方面へ、
IMG_1942

阿賀野川揚川ダムを経て
IMG_1944

道の駅阿賀の里には阿賀野川文化資料館、草生して長らく休館状態のようです。
IMG_1947

入ってみたかった、残念。

国道290号線五泉市方面へ、
IMG_1951

今日も無料、最短距離でナビをしているので狭い県道134号線に入り、
IMG_1952

でも日枝神社の祭礼にも出会い、
IMG_1957

信濃川に沿って県道1号線を走り、
IMG_1962

三条燕インターで北陸道に乗り、
IMG_1964

アッ!と気づいたらガソリンが空っぽ、見附ICで下りて補給、刈羽PAで休憩し、
IMG_1969


直江津駅を目指したのはここの駅弁、
IMG_1970

駅のNEWDAYsで聞いたところ、駅前のハイマートというホテルで売っているとのこと、
ここの鱈めしという駅弁、以前NHKの新日本風土記で「鱈」の特集をしていた際に記憶していたもの。
IMG_2000

NEWDAYsに売っていた小竹のサンドパンという地元の名物も買って、ハイマートへ行ってみると、
IMG_1971

ありました駅弁販売所、
IMG_1971

魅力的な駅弁が揃っています。
IMG_1973

サンドパンと鱈めしそしてさけめしも、
IMG_1984

とりめし、にしんめしも魅力的。

昼食はお食事処きすや、刺身定食(並)2200円。
IMG_1979

その向かいには上越魚勢、直売所で明太子など購入。
IMG_1977


上越高田ICから高速道で帰ってきました。

鱈めし、さけめしの中身は、
IMG_2003

鱈めしの中には、棒鱈の煮つけ、鱈の親子和え、もちろんたらこも、名物だけあって大変美味しくいただきました。

今日の走行距離は347km
行動時間は7時間20分でした。
軌跡です。
IMG_2015


3日間の軌跡は、
IMG_2011


3日間の合計で1010kmとなりましたが、

現地に来なければ分からなかった新たなルートとして
①村上から北へ向かって雷峠経由で鶴岡へ、
②今回通行止めで行けなかった朝日スーパーラインで三面ダムから猿田ダム、やまがた県境を越えて    鶴岡へ、
③同じく三面から蕨峠を越えて山形の小国へ、
④今朝の阿賀町から室谷経由で会津へ、
⑤阿賀野川を遡り只見川に入って、去年11月に行った桧枝岐村へ、

などなど夢は広がります。楽しみです!






記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

hongokeiniku

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ