会津、三陸を行く② 2020年10月23日10:10 

10月16日、会津を出て今日は松島を経由して三陸の大船渡へ。
会津磐梯山に別れを告げます。
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磐越道から東北自動車道へ、そこから三陸自動車道へと入り松島へ、
雄島へ到着、
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津波がここまで押し寄せたのですね!
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雄島へ渡ります。摩崖仏が多く目につきます。
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雄島
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この日はちょうど松島離宮という観光施設の開所式
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池の中?で三味線の演奏を聴きます。
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場内の内覧会、関係者で混雑しています。
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この中でも飲食施設はありましたが、とても食事にありつける状態ではないので、
近くのそば屋で「はぜ天そば」
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そばのボリュームがすごい、ハゼの天ぷらも美味しくいただきました。

これから三陸を北上しますが、三陸自動車道(E-45)がどこまで伸びているか?どこが工事中か? が分かりません?
工事中のところは国道45号線を走ればよいか⁉ と腹をくくって出発。
石巻から南三陸町を通て気仙沼へ、津波の後多くの家々が流されたと思われる地域の中へ入っていくと
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廃墟のような建物が目につきました。
宮城県立気仙沼向洋高等学校、東日本大震災で4階までが津波で水没するなどの被害を受けました。
2019年から「気仙沼市東日本大地震遺構、伝承館」として一般公開されているそうですが、
先を急ぐたび、近くにあったいのりの広場で手を合わせました。
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ここ宮城県気仙沼から青森県八戸に至る南北22kmの太平洋に面した海岸線は、北部の豪壮な断崖美と南部の繊細なリアス海岸で陸中海岸国立公園から、平成25年に「三陸復興国立公園」として新たなスタートを切ったということですが、東日本大震災の被害を乗り越えるための住民の皆さんの苦難と努力の結晶を見る気がします。

気仙沼から陸前高田へ向かいます。
三陸沿岸の被害模様
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ここに見るように、陸前高田の被害が突出して大きいことが分かります。
奇跡の一本松
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津波で一掃されてしまった奇跡の一本松を含む海岸線に2013年「高田松原津波復興祈念公園」が建設されていました。
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海に向かって祈りをささげる献花台
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そして「東日本大震災津波伝承館」
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津波で流されてしまった消防車
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この車に乗り込んでいた消防士さんはどうなったのでしょう?
流失した気仙大橋の残骸
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今回私も渡った新気仙大橋、この堅牢な橋が流されるという自然エネルギーの凄まじさに驚きます。

2013年の2月、ここ陸前高田の醤油屋さんへ来たことがありました。
その時は、新幹線で一関まで、そこからは大船渡線で途中まで来て、車で迎えに来てもらいました。
大船渡線と北上川
北上川と大船渡線

津波のあと、すべてを流されてしまった当時、
波にさらわれて

その醤油屋さんも店舗と醤油蔵が流され
旧店舗

このように何もかも無くなってしまいました。
お店の跡地

一番大切な種麹も流され悲嘆に暮れていたところ、県の分析機関に出してあった種が無事だったことを知り、新たに蔵を作ることを決意、13年にはそれが完成間際でした。
八木沢新工場

先に書いた伝承館でそこの醤油を発見、南部せんべいの岩手屋とコラボしたまめ醤油せんもあったのでお土産に購入しました。
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立派に復興している人たちを見るのは嬉しいですね。


この日は大船渡泊まり、大船渡温泉に宿泊です。


会津、三陸を行く① 2020年10月22日16:37 

7月に山陰から出雲へ行ってきましたが、錦秋の今、今度は北へ行ってみたいと計画しました。
会津の東山温泉で初泊、二泊目が三陸大船渡、三泊目を八戸に予約し、出雲の歴史と三陸の東日本大震災の復興を見てみたいという予定です。

10月15日、北陸道経由で新潟から会津へ、
丁度昼時に立ち寄った黒埼PA
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PAの食事は選択肢が少ないですが、味噌ラーメン
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初めて走る磐越自動車道、分岐するとすぐに一車線になります。
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阿賀野川PAから会津方面を望む。
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会津に到着、今日の目的は鶴ヶ城、左へ舵を切ります。
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鶴ヶ城は中心市街地に立地、博物館も近隣にありますが、それは次回の楽しみとして
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鶴ヶ城の縄張りの中へ
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立派!な石垣と大きなスケール
天守が遠くに見え隠れ、
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松本城とはスケール観が違います。
出雲の松江城も大きなスケールでしたが、規模の点では松本城は誇れません。

会津鶴ヶ城の天守閣、
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賊軍だった会津藩は、慶応4年の会津戦争で明治新政府軍によってボコボコにされ
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明治7年に石垣や立木以外の建造物は解体されました。
現在の建物は1965年に鉄筋コンクリート造で外観復興再建を遂げています。

内部は鉄筋コンクリート造らしい佇まい、
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京都守護職 松平容保も見たであろう会津の風景
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これは旧来の石垣に走る武者走り
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場内は歴史を知る博物館になっています。
会津城主の遍歴は面白い。
1384年、蘆名氏により築城、その後伊達政宗の時代までは黒川城と呼ばれ、蒲生氏郷、上杉景勝を経て
加藤氏、保科氏、保科氏から改名した会津松平家の統治時代には若松城と言われたそうです。

信州高遠藩主だった保科正之が山形藩主を経て会津の初代藩主になりましたが、高遠の蕎麦を会津に伝えたのも正之だったとか。
出石の皿蕎麦は小諸藩主だった仙石氏、会津蕎麦も信州の高遠由来とは面白いですね。

城内にある麟亭で一休み
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茶室も本格的、躙口
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ここで茶を喫したわけではありませんが、
抹茶を一服
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薯蕷饅頭が美味しかった!
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夕日に映える会津若松城
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そして今日のお宿は東山温泉「新瀧」
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この旅館には竹久夢二が何度も投宿、1934年に信州富士見町の療養所から出された末期の手紙では、もう一度新瀧の風呂に入りたいと書かれていたそうです。
またここの源泉には土方歳三も入ったとか、その源泉を引いた猿の湯(ピンボケですみません)
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にも入ってきましたが、温泉の泉質は抜群、今までの温泉の中でも秀逸でした。

会津には探訪動機が満載、温泉も良いのでまた来たいものです。





井出孫六氏を偲ぶ(私なりに) 2020年10月21日15:37 

10月8日、井出孫六氏が逝去されました。
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私にとっての井出孫六とは、私の信州百峠を決意させてくれた人。
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「信州百峠」、この本に出合ったのが最終的なきっかけです。

それではきっかけの元をたどっていくと、
①子供時代病弱な私は駆けっこはいつもビリ、そんな自分の裏返しとして早いものが好きになりました。
②最初は馬が好き、そのうちに自動車やバイクが好きになりました。
③16歳でバイクの免許、18歳で自動車免許を取って、自分で走らせるスピード感が、カーブでの遠心力がた  まらない魅力でした。
④自動車やバイクで走っているうちに、道から脇に伸びている間道に目が行き、この道はどこにつながってい  るのだろう? 通り抜けできるのかな? 
⑤実際に間道へ入ってみたり、地図を調べると思いがけないところへ出られたり、敗退することもたびたび。
⑥人類学や民族学、そして民俗学などに興味を持った私が出会った人が宮本常一
⑦その人の本で
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 「私の日本地図」を発見、その第1巻が「天竜川に沿って」、第2巻が「上高地付近」
 どちらも信州、昭和30年代の山深い信州を描いた本で、多くの峠とその果たしてきた役割が書かれていま  す。

そのあとに「信州百峠」と出会い、信州の峠に関する良い道標になるな! と購入し、実際にバイク(時には自動車)での探訪なりました。

井出孫六という名前は知っていましたが、もう一つ関連する見学をしていたことも思い出しました。
2年前の4月、中小企業家同友会の例会で佐久は臼田にある橘倉酒造へ見学に行きました。
ここは酒蔵でもあり、博物館でもありました。
写真が無いのでその際の案内を添付します。
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江戸から明治、そして大正、昭和に至る政治家や文人墨客の書などが満載です。
それだけでも見る価値は十分にありますが、この酒蔵が生家であったのが井出孫六でした。
また井出氏の兄は三木内閣の官房長官を担った井出一太郎氏、姉が教育評論家の丸岡秀子氏です。

またまた今回知ったのは、橘倉酒造では「峠」という蕎麦焼酎を作っているそうです。
そのラベルを揮毫したのが井出孫六氏。

私の信州百峠達成のお祝いにこの蕎麦焼酎「峠」を取り寄せて
井出氏の著書を図書館で探しました。
「終わりなき旅、中国残留孤児の歴史と現在」
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綿密な取材と資料収集で満蒙開拓団で旧満州へ渡った長野県人の悲劇的な末路やその後が描かれてショックで、酒を飲みながらでは読めません。

また下記の井出氏の著書も見つけました。
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じっくり読んでみたいものです。










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