今回のうんこツアーはNPO法人『土と人』のIさんのお誘いでした。
実は今回のツアーは2回目、1回目はあの3月11日、うんこ現場の見学を終わって、小諸でレクチャーを受けている最中に激しい揺れに見舞われ、泊まりだった予定を繰り上げて慌てて戻ったものでした。
あの時は私1人、今回はSさん、Tさんと一緒です。泊まりの際の懇親会を楽しみに参加したのですが、見学、レクチャーを2回受けるとうんこツアーの実態がより鮮明になりました。
理論を私がわかる範囲で説明します。

作物(植物)は根から栄養を吸収して育ちます。しかし根は栄養を元素としてしか吸収しません。化学肥料は元素の塊なので問題ありませんが、有機栽培の場合、有機物から蛋白質に、そこからアミノ酸に、アミノ酸から元素に還元しないと吸収できません。しかし有機物から蛋白質になるのに自然界では数年(7~8年)、蛋白質からアミノ酸になるのに数日、アミノ酸から元素になるには数時間かかるそうです。
自然界の落ち葉や糞は数年の年月を経て腐葉土になり、植物の栄養として吸収されるわけです。ここまでの経過がうまくいかないと酸化腐敗となり臭い臭いも出るわけです。
有機栽培が叫ばれていますが、なかなか普及しない原因の一つにこの長い年月があります。これを改善するために生み出された酵素の効用を説明理解してもらうためにこのツアーがあります。
糞尿や廃棄されるきのこ培地にこの酵素の希釈液を混ぜたり、家畜の飲料水に混ぜて飲ませることで糞尿が臭いも出ず、早く(1年以内)分解され、植物に吸収され、土作りのコストが大幅に下がることが特徴だということです。
この酵素の人間用もあり、これの希釈液を飲むと腸の活動が活発になり若返りの妙薬?になるということで、懇親会で飲ませてもらいましたが、翌々日の便が臭く無く、芳香を放っていた(汚い話で申し訳ありませんが)ことには驚きました。
今回のツアーでは、島根県からバスを仕立てて12名の生産者、それ以外に関東のスーパーの社長さんや部長さん、取引先の養鶏業者さんなど30名近い方々が集まられ、熱心に学ばれていたことに驚きました。
私も鶏肉を扱う業者として、生産物の肉や卵には関心を持っていましたが、1羽の鶏から糞尿も生産物と同じくらい排出されることには無関心でした。
鶏糞などは重油や、今問題になっている原発の電気というコストをかけて乾燥、焼却されることを知っていましたが、このような酵素を使って有効に再利用されれば、地場の循環の中で画期的なことと思いました。
熱心に案内、説明をしていただいたIさんありがとうございました。
実は今回のツアーは2回目、1回目はあの3月11日、うんこ現場の見学を終わって、小諸でレクチャーを受けている最中に激しい揺れに見舞われ、泊まりだった予定を繰り上げて慌てて戻ったものでした。
あの時は私1人、今回はSさん、Tさんと一緒です。泊まりの際の懇親会を楽しみに参加したのですが、見学、レクチャーを2回受けるとうんこツアーの実態がより鮮明になりました。
理論を私がわかる範囲で説明します。

作物(植物)は根から栄養を吸収して育ちます。しかし根は栄養を元素としてしか吸収しません。化学肥料は元素の塊なので問題ありませんが、有機栽培の場合、有機物から蛋白質に、そこからアミノ酸に、アミノ酸から元素に還元しないと吸収できません。しかし有機物から蛋白質になるのに自然界では数年(7~8年)、蛋白質からアミノ酸になるのに数日、アミノ酸から元素になるには数時間かかるそうです。
自然界の落ち葉や糞は数年の年月を経て腐葉土になり、植物の栄養として吸収されるわけです。ここまでの経過がうまくいかないと酸化腐敗となり臭い臭いも出るわけです。
有機栽培が叫ばれていますが、なかなか普及しない原因の一つにこの長い年月があります。これを改善するために生み出された酵素の効用を説明理解してもらうためにこのツアーがあります。
糞尿や廃棄されるきのこ培地にこの酵素の希釈液を混ぜたり、家畜の飲料水に混ぜて飲ませることで糞尿が臭いも出ず、早く(1年以内)分解され、植物に吸収され、土作りのコストが大幅に下がることが特徴だということです。
この酵素の人間用もあり、これの希釈液を飲むと腸の活動が活発になり若返りの妙薬?になるということで、懇親会で飲ませてもらいましたが、翌々日の便が臭く無く、芳香を放っていた(汚い話で申し訳ありませんが)ことには驚きました。
今回のツアーでは、島根県からバスを仕立てて12名の生産者、それ以外に関東のスーパーの社長さんや部長さん、取引先の養鶏業者さんなど30名近い方々が集まられ、熱心に学ばれていたことに驚きました。
私も鶏肉を扱う業者として、生産物の肉や卵には関心を持っていましたが、1羽の鶏から糞尿も生産物と同じくらい排出されることには無関心でした。
鶏糞などは重油や、今問題になっている原発の電気というコストをかけて乾燥、焼却されることを知っていましたが、このような酵素を使って有効に再利用されれば、地場の循環の中で画期的なことと思いました。
熱心に案内、説明をしていただいたIさんありがとうございました。












