信州百峠(93)小谷村の新潟県境、湯峠、乙見山峠 2023年10月05日18:11 

久しぶりの投稿です。
長らくの念願だった、小谷村の林道が開通したことを確かめ、1泊2日の小谷です。
9月7日、この日は晴れ、でも明日は微妙ですがバイクでゴー!
大町から糸魚川方面へ
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小谷村役場へ寄ります。
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目的の一つは林道情報、こちらは事前の調べと一致して大丈夫そうです。
もう一つ、わが社では、小谷村の雪中キャベツを2月に商品化しましたが、村の担当者が変わったとここと、名刺交換だけでもと思いましたが不在のため名刺を預けてきました。

ちょっと早いお昼を小谷の道の駅で
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温かいそばの大盛り、1350円
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バイクの場合、車のように車中で食休みというわけにいかないので、軽めにしておきます。

一旦新潟県へ、その名も新国界橋
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橋の脇には慰霊碑が、
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この橋は1994年11月に完成しました。が、翌年7月に土石流で流失。
その復旧工事をしていた1996年12月6日、再び土石流が襲い、14名が犠牲になった慰霊碑です。
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新潟県にちょっと入った葛葉峠も、不安定なこの地の構造に起因しています。
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葛葉峠も新潟県側からしか入れなくなっています。
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いよいよ今日の起点に着きました。大糸線平岩駅
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姫川温泉街を抜け
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この先が林道姫川妙高線、今まで行けそうで行けなかった湯峠を目指します。
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塩の道千国街道、大網地区
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現在地から右端の小谷温泉までの林道です。
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大網古宮諏訪社
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廃校? 小谷村小中学校大網分校
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いよいよ林道
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日影は路面に濡れ落ち葉、滑ります。
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ここを行けば地蔵峠への塩の道か? 入りたいですが、今日の目的は湯峠、あきらめます。
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二又で向こうから来たカブと遭遇。安曇野市から、やはり林道開通を知って駆け付けたそうです。
同じような趣味人もいるもんだ。
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その二又の脇にあった石碑
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自然道場序章、何と玉井架裟男とあります。
玉井先生は信大の名誉教授、リンゴで育った信州牛や安曇野ワインの発案者として知られています。
30年も前ですが、私も1度お会いしたことがありますし、松本大学の白戸先生の恩師にもあたります。
信越国境の深山で出会う不思議さを感じますが、ご縁も感じます。

昼なお暗い
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かろうじて軽トラックなら通れる道
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いよいよ狭くなってきました。
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雨飾山大網登山口
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破損の激しい舗装路から、いよいよダートに、不安はますます募ります。
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しかし空は明るくなってきました、そして鉄の扉が見えます。
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湯峠到着!
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湯峠(1257m)全景
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鎌池、小谷温泉方面へ下ります。湯峠の次は乙見山峠です。
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鎌池、
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そして今日の宿雨飾荘の先を左折します。
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心細い舗装路の先は荒れたダートです。
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そして乙見山峠(1700m)、
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前回来たのも3年前の9月でした。その時は時刻も遅く、バイクの荷台が振動で壊れてここで敗退。
今回は妙高方面へ行けるところまで行ってみよう。

なかなか手ごわいダートが続きます。
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衝撃で手首が疲れたころ、笹ヶ峰キャンプ場に到着
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火打山、妙高山の登山口でもあります。
時刻も4時近く、ここで引き返します。一路雨飾荘へ、

雨飾荘には森の中の露天風呂も、夕食の後で入ろうか?しかし今回は寝てしまって試しませんでした。
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こんな部屋です。期待以上の宿でした。
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夕食のお品書き
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食事処のカウンターには数々のワインやお酒、そして小谷野豚の骨付きモモの生ハムも。
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ここの下にある山田旅館とは違う泉質のお風呂も快適です。
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そんなこんなで一夜が明けました。

今日の走行距離は162km、所要時間は8時間30分程でした。

そして翌8日、朝起きた時点で雨!
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これは大変、雨仕舞をきちんとしなければ、それと防寒対策。
昨日着た下着も重ね着して、パジャマも下に着こみます。そしてカッパ。
靴の覆いはありますが、手袋は使捨てをグローブの上に。
腹を決めて出発。わき目もふらず我が家を目指すのみです。

幸い雨の勢いも大したことなく、大町を過ぎたころには小降りに。
気温も暖かかったので凍えることもありませんでした。
2時間ちょっとで無事帰着。



庭に子狸 2023年08月09日08:57 

このところ我が家の庭に出没する動物!
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体長15cmくらい、アナグマ? それにしては精悍さがありません。
子狸です。それも2匹、夕暮れになると現れじゃれあっています。
親もたまに見かけますが警戒してか我が家の庭には入ってきません。

数年前にはハクビシンやアナグマも見かけましたが、いつの間にやら狸に代わっている我が家の生態系です。
そういえばこの頃は野良猫の姿を見かけなくなりました。
狸のテリトリーへ入ることを遠慮しているのでしょうか?

日本周遊の旅(越後妻有)松之山温泉、十日町市(縄文散歩) 2023年07月28日09:01 

松之山温泉凌雲閣に1泊、凌雲閣は温泉街からちょっと離れたところにある一軒宿なので、温泉街を訪ねました。
昨日は信州百峠の旅、そして今日7月21日はプチ日本周遊の旅として信濃川流域を周ります。
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噴き出す泉温は90度以上、全国的にも高温な温泉です。
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源泉、川から蒸気が立ち上っています。日本でも珍しい「ジオプレッシャー型化石海水の温泉」
宿のおかみさんの言うには塩分濃度1,7%。南信濃の大鹿村鹿塩温泉も塩水で、そこから山の塩を取っていました。が、この温泉は塩を取るには化合物が多くて美味しい塩はとれないそうです。
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温泉番付、草津、道後に続いて小結=第三位。
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ちなみに浅間温泉は下段の前頭。

不動の滝
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その脇にある薬師堂では
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むこ投げという面白い奇祭があります。
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毎年1月15日、前年に結婚したお婿さんをこの薬師堂から投げ下ろすというもの。
由来は略奪婚の名残、村の娘を取られた腹いせが形を変えて残ったものと言われています。
また墨塗りとはどんど焼き、(松本では三九郎)そこで燃やした墨を顔に塗りつけるもので、これは松本も同じです。

お昼はへぎそばを食べる予定なので十日町へ向かいます。
情報ではへぎそばは十日町の小嶋屋が元祖。信州のそば粉と日本海の海藻ふのりが合体した十日町発祥のソウルフード。文化庁の100年フードにも選ばれました。

そばを食べるだけでは芸がないので十日町市博物館へ立ち寄ります。
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あまり期待していなかったのですが、ここが面白い!
「縄文時代と火焔型土器のクニ」「織物の歴史」「雪と信濃川」の3つのテーマに分かれています。
圧巻は縄文型土器
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日本の縄文型土器の大多数はここ信濃川流域から出土しているのです。
国宝火焔型土器(縄文雪炎)
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町の小さな博物館に国宝があることに驚き。国宝は中央の国立博物館に収められていると思っていました。
国宝?にタッチ
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縄文時代に生きていたら私はこんな感じ?
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信濃川回船や
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雪深い地方ならではの民具も興味深いです。
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お昼はへぎそば。
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元祖の小嶋屋は市の郊外にあるようですが、ショッピングセンターの一角の小嶋屋和亭へ入りました。
玉子焼きはとろみのあるたれがかかっています。
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そしてへぎそば
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へぎそばはボリュームがあります。信州そばはボリュームが難点、そこへいくとこれは満腹メニューです。

帰りに国道沿いの直売所で、甘くておいしいトウモロコシを買って家路につきました。






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