岬と峠紀行(淡路島③)淡路島西岸 2025年04月22日17:22 

淡路島の3日め、4月22日は淡路島の西岸を南から北へと周ります。

港の朝は朝食前に漁港見物、福良の港は閑散としています。
入港、出漁する船もなく人影も見えません。
作業をしている人を見つけて近づいてみると、ナマコの処理をしていました。
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他に人影はなく、岬の突端の休暇村まで上ります。
休暇村休憩場裏にあった石碑に中山峠の文字が彫られています。
そう、私は岬と峠の文字に反応するのです。
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うずしおクルーズのレトロな咸臨丸、潮の流れが良い時に再挑戦するぞ!
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宿の朝食の目玉は文字通り生の地卵でTKG,
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最初に立ち寄ったのがうずの丘、大鳴門橋記念館。
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残念ながらまだ開館前、裏に回ると大きな玉ねぎのオブジェ、その先には大鳴門橋が見えます。
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鳴門岬の突端、門岬へ行きたいと思い進みますが、そこにある道の駅が改装中で通行止め。
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諦めて北上します。県道25号線を津井、丸山方面へ。
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海沿いの道は峠道と同じく細いところが多いです。
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慶野松原、
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ここの植生、
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クロマツが主体ですがここでは松露や浜防風も採れるようです。
プロポーズ街道、ロマンチックな松並木ですね。
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五色にある高田屋嘉平公園、司馬遼太郎の「菜の花の沖」の主人公高田屋嘉平の出身地なんですね。
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船が難破し、オホーツクからシベリアへ渡りロシア皇帝にも拝謁し日ロ関係の礎を築いた人です。
日ロ友好の像、嘉平とゴローニンです。
記念館は残念ながら休館、
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千石船の模型
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淡路玉ねぎ直売所
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お土産に大量買い込みをしました。

海岸沿いにあるホテルの隣には「幸せのパンケーキ」小腹もすいていたので私には珍しくティータイム。
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どうも有名なスィーツ屋さんのようです。
並んだホットプレートで次々にふわふわパンケーキを焼いています。
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海風そよぐテラスで優雅なティータイムを過ごしました。
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お値段もいい! 飲み物セットで2000円前後します。

淡路市歴史民俗資料館、
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弥生時代からの塩作りを展示、
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製塩土器、
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こんな感じで製塩をしていたのですね。淡路島は古くからの人の営みがあった場所です。
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イイダコ壺、イイダコ用のたこつぼ。
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古今の蠅取器
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珍しい形の古い潜水具
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なぜか古今のカメラが一堂に
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野島断層
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北淡震災記念公園、阪神淡路大震災では震源になったところです。
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倒壊した高速道路のジオラマ
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紀伊半島から淡路島、そこから四国へ伸びる糸魚川静岡構造線がよくわかります。
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屋外には震災時の断層がそのまま保存されています。
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別館ではVR地震体験、シートベルトをして覚悟の上で体験しましたが思ったほどの揺れではありませんでした。
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いよいよ淡路島一周も終盤、明石海峡大橋が見えてきました。
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そこにある江崎灯台、その石段は微妙にずれて傾いています。
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これも阪神淡路大震災の名残です。

その後、今度は高速道で四国へ渡ってから引き返そうと思いましたが、高速道に入ったとたんに疲れが出てUターン。
今日の泊りは大阪の娘の家、3時ころには着いて風呂に入ってひと眠りしました。
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今回の行程、
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2月7日の心残りの友ヶ島は今回も不発でした。
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この日の走行距離は212km。
23日は帰るのみ、愛車は未だに直らないそうでヴォクシーで松本まで帰ることになりました。



岬と峠紀行(淡路島②)東岸を行く 2025年04月21日11:36 

4月21日の朝食は凝ったバイキングです。めはり寿司、しらす丼、あさりの味噌汁、わらび餅など。
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今日は和歌山から大阪湾をぐるっと巻いて、明石海峡大橋から淡路島に入ります。
本当は大阪湾岸、海沿いの一般道を行きたいのですが、時間の関係で高速利用にしました。
淡路島では松帆から福良まで東岸を進む予定。

せっかくの和歌山城を一目見たいと堀端を周りましたが、写真を撮れるポイントでは天守を望めません。
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2月にも立ち寄った岸和田SA、ここのみかんパンが美味しかったので、明晩泊る娘の家にお土産。
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湾岸線を神戸へ、
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神戸も渋滞中、
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神戸淡路鳴門線を淡路へ、
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明石海峡大橋の先に淡路島が見えてきました。
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島北端の淡路ICで下ります。
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IC直下にある道の駅淡路で昼食を。
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ここで昼食を摂ると周る時間が少なくなるので、車中もで摂れるスナック感覚のものを、
立派な鯛の尾頭付き?が付いた練り物お得セット(1100円)淡路島の玉ねぎパン(290円)など、
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国道28号線を洲本方面へ、
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国道が山間へ引っ込んだところは、海沿いの集落の中を走ります。
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紀伊半島を望みます。
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淡路市を抜け洲本へ、
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洲本城は海が望める小高い山の上、洲本城跡本丸。
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洲本城の歴史、三好氏、織田氏、そして仙谷氏など天下統一を巡って四国経営のカギとなる城でした。
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なかなか行けない友ヶ島水道から紀州加太方面
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生石岬から友ヶ島を望む、ここも友ヶ島と同じく要塞の島だったようです。
由良要塞
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戦国時代には雑賀孫一が、明治以降の戦争でも太平洋と瀬戸内海を扼す重要地点だったことが分かります。
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紀淡海峡、
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海沿いを行きますが、民家が消え寂しい海沿いの先に淡路島モンキーセンター。
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今までのモンキーセンターとは雰囲気が違います。
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サルがのんびり、まったりしています。
サル文字、通常ニホンザルはボス中心の階級社会で皆がまとまることはないのですが、ここではサルという字型に餌を置くと、けんかをしないでサル文字ができます。
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個々の猿ものんびり毛づくろい、
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平和な風景です。
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南淡路水仙ラインをさらに南下、
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瀬黒岩水仙郷は休館中、
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沼島へも行けそうです。
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最南端の道の駅福良へ、鳴門の渦潮クルーズは今日も明日も△印で見られないようなので今回はパス。
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目の前は淡路人形座、実際に人形浄瑠璃を日に数度上演しているようですが、最後の講演が終わりそうな時間でした。
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そこで淡路島人形浄瑠璃資料館へ、
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人形浄瑠璃や歌舞伎は日本各地に伝播して地域芸能として生きてきましたが、ここもゆっくり見れば面白そうです。
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おのころ島神社の大鳥居、
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淡路国分寺塔跡
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護国寺
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淡路のスーパーはマルナカが多いのですが、
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イオンもあります。
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福良市内の民宿長尾屋に泊まります。
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宿の近くには福良八幡神社
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お百度石
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同じ敷地に稲荷神社
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住吉神社もあります。
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ここは西村やすとしの地盤か、
反省?して再始動するようです。
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夕食の目玉は鯛刺身の三種の食べ方、わさび醤油、塩、ポン酢です。
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市街の夜景も懐かしい情景です。
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今日の走行距離は264kmでした。












岬と峠紀行(淡路島①)思わぬトラブル、和歌山市街 2025年04月20日12:24 

4月20日から3泊4日で淡路島へ。
今回は、まず2月に荒天で渡れなかった和歌山の加太から友ヶ島へ行くこと。そして加太から指呼の間に見えた淡路島を一周するという計画を立てました。

6時20分に出発しましたが生憎の曇り空、
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意気揚々と走っているとカーブでハンドルがわずかにとられます、そして警告灯も点滅。
塩尻ICの合流線で、岡谷JCTでも合流線で、阿智の急カーブでも。それも右への急カーブだけ。
これはおかしい?この先にあるミニのディーラーを探すと一宮にありました。
一宮ICで高速を降り、
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ディーラーへ一直線。
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調べてもらったところ原因がはっきりしません。また日曜日ということもあって修理の予定がいっぱいですぐには見てもらえません。
かかりつけの松本の修理工場の社長に電話をすると、保険でレンタカーやレッカー費用をまかなえるというので手配。しかしその社長がより良い提案を。
社長が懇意にしている名古屋の修理工場でレンタカーもレッカーも手配できるとのこと。

それならレンタカーで淡路島を周っている間に名古屋で修理を終え、帰りに車をチェンジして帰れば万事オーケー!
2時間ほど待ちましたがレンタカーが到着、トヨタのヴォクシーです。
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この旅自体を断念すべきかとも考えましたが、これで旅を継続できます。

ただ時間がかかってしまったので、13時に和歌山の加太を出航する連絡船には間に合いません。
友ヶ島行きは断念し、和歌山へは泊まりに行くだけになりました。
養老SAで昼食
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豚豚定食、豚の生姜焼きと豚汁のセットで1050円也。
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近畿自動車道から阪和自動車道へ、和歌山ICで下りて駅前のホテルへ、
交差点で出会った光景、午後3時過ぎなのに中華そば屋の前に行列が並んでいます。
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ドーミーインにチェックイン
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駅前の居酒屋で夕食でも、と思い散策していると、
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銀平本店、落ち着いたたたずまいのお店です。
ちょっと高そうですが入ってみます。
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6時前なのにほぼ満席、カウンターに案内されます。
真上を見ると鏡で板さんの仕事ぶりが見えます。
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頼んだメニューが、串本産の鰹、自家製すり身天、野菜添え金山寺みそ。
それぞれが十分な量、丁寧な仕事、そして厚切りの鰹の旨い事!
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少々お高かったけど充分な満足感で幸せ。

同じ店にいた観光バスのアテンダントの人と話をすると和歌山ラーメンの話に。
昼間見た行列の店は和歌山ラーメンの元祖で、一方の旗頭である井出系
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もう一方の旗頭が車庫前系といって丸宮本店がルーツだそうです。
和歌山ラーメンの定義は豚骨醤油、丸宮の方が醤油が多くさっぱり系らしいです。
食べ比べをしたいところですが今日は満腹、明日も朝早く淡路島に旅立たなければならないので無理ですね。

         今日の走行距離は車を変えたので分かりませんが、一宮からは230㎞程でした。






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