信州百峠(灯籠木(とうろぎ)峠、野沢温泉) 2020年07月07日12:00 

7月4~5日に信州の北端、野沢温泉から飯山、木島平村を回ってきました。
梅雨空で、熊本などでは大水害が起こっている状況なので大事をとって車で行くことに。

初めて行った野沢温泉では、河一屋旅館に宿泊、
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野沢温泉には外湯(共同浴場)が13軒、そして源泉は30か所以上あるそうですが、これは旅館の隣にあった上寺湯
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ここには入りませんでしたが、野沢温泉のシンボルともいえる大湯へ行ってきました(写真は失念)
道後温泉の本館を小ぶりにしたような偉容です。
入り口を入ると脱衣場と湯舟が一緒で驚きます。

またあつ湯とぬる湯があり、まずはぬる湯から、
その熱いこと! 江戸っ子が歯を食いしばって耐えるようなあ~っい湯。
お湯をかき回さないようにゆっくりと体を浸しますが、耐えられるのはせいぜい30秒。
さすがにあつ湯へ入る気になれず、そちらは手を浸すのみでした。

2日目は、地元情報を探ってみたうえで灯籠木峠を目指します。
灯籠木峠は野沢温泉の裏山(スキー場)にある、栄村や奥志賀高原へ抜ける峠です。
大湯と並ぶ名湯麻釜(おがま)へと上る狭い小路を行きます。
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右角が麻釜、左へ曲がると林道を通ってスキー場方面へ、
麻釜
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そしてその案内
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ここの源泉は95℃以上もあり、見るからに熱そう!

こんな林道を上ると
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スキー場に出ます。
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尚も上っていくと野沢温泉とスキー場が一望のもとに、サンセットポイントだそうです。
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ここが灯籠木峠?
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この上にもスキー場があって、その途中が峠のような気もしますが分かりません。
私が信州の峠の参考にしている井出孫六の「信州百峠」には
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こんな写真が掲載されていますが、それらしい目標を探せませんでした。

そこで県道502号線を栄村方面へ、隣村なのに21kmもあります。
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途中にあった道祖神祭りの森
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毎年1月に行われる野沢温泉の祭りに使う樹を切り出す森のようです。
栄村に入りましたが、生憎霧も発生、雄大な景観も目にできません。
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栄村の箕作集落が眼下に、
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千曲川の百合居橋を渡って
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後方に見える山々の向こう側に野沢温泉があります。

国道117号線を県境まで行くと、
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道の駅さかえ、ここで折り返し、木島平村へ
目指すは「内山手すき和紙体験の家」
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私のお祖母ちゃんは内山の障子紙を好んで使っていました。
内山和紙は、楮(こうぞ)の繊維を雪さらしした真っ白で丈夫な和紙です。
駐車場脇に植えられた楮、
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葉っぱの部分を摘み取り、真っすぐな状態で育てて原料とします。

そのあと飯山へ出て昼食、市内の六兵衛というお店。
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飯山と言えばぼくち蕎麦、そして笹ずし、両方が味わえるセットです。

店主がみせてくれたぼくち、雄山火口(おやまぼくち)という植物の葉っぱからとれる繊維を蕎麦に練りこむことでつなぎとします。小麦粉が取れない当地ならではの工夫です。
このぼくち、草餅にも使うようです。
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今回は、長野県の北端を偵察するにとどめましたが、この周辺の信越県境には峠が数多、次回はバイクで徹底的に走りまくりたい!









合鴨農法 2020年07月01日17:07 

散歩の途中で目にした?
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田んぼの中に網が張ってあり、何かの小屋?が据え付けてあります。

しばらく見ていたら鳥が、
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合鴨です。
そうか、合鴨農法だ!
松本でも合鴨農法を実践しているという話は聞きますが、実際に見るのは初めて。
そういえばこの田んぼだけ周りを網で囲い、その外側には電柵も張り巡らされ、猛禽類避けか細いテグスが上空に張り巡らしてあります。
そして合鴨のお宿も完備されているのです。

よく見ると、苗の植え方も普通より余裕をもって植えているようです。
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合鴨が泳ぎ回っても良いようになっているのでしょう。

普通の田んぼの植え方はこんな感じ、
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これでは泳ぎ回るには窮屈でしょう。

合鴨農法は農薬を使わずにできることが長所ですが、防備にコストがかかりそう。
また、松本には鴨の処理場がないので、コメの収穫後に合鴨をどうするのか!? が結構大変らしいのです。
そんな農家が多いということも聞いています。
農薬フリーが良いとは言っても、慣行農法から脱皮するのは容易ではありません。

これからも散歩の途中で進捗状況を観察していきたいものです。

後日、同じところを通ったらおじさんが電柵の点検中。
ちょっとお話を聞きました。
最初に50羽の合鴨を放したのですが、大雨の時に全ていなくなってしまいました。
その後25羽を求めたのに、夜中に狐?にやられて殆ど全滅。
それから電柵を張り巡らして今の状態にしたそうです。
合鴨の雛は大阪から求めますが、トラックが松本まで来ないので、明日高山まで取りに行くそうです。

しかし合鴨農法で作ったお米は通常より高く売れることと、秋になって合鴨の仕事が無くなったときに鴨鍋にして食べることが楽しみだそうです。
稲穂が垂れるころには合鴨に仕事も終わるそうですよ。


銘店の火がまた一つ 2020年06月30日18:35 

松本市浅間温泉にある「豆腐料理まるゐ」
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このお店が6月いっぱいで暖簾を下ろします。

戦前から浅間温泉に豆腐を製造して販売をしていたお店。
数年前までは1階で豆腐の製造、2階は豆腐料理まるゐとして営業を続けてきましたが、残念なことです。
まるゐの入り口にある象徴的なステンドグラスの看板
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料理の味を舌に刻み込んでおこうと29日にお邪魔しました。
やきとりを焼いているご主人をパチリ!
良い雰囲気でポーズしてもらいました。
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ご主人は、先代からやっている豆腐店にプラスして料理店を立ち上げました。
東京の鶯谷にある豆腐料理の老舗「笹乃雪」で修業をされてから「まるゐ」を立ち上げました。
このご主人は多くのエピソードの持ち主です。
子供時代に裏山で古墳を発見、桜ケ丘古墳といいますが、この時代の天冠を発見しました。この天冠は朝鮮半島の技術が導入されたものらしく、松本市に合併する前の旧本郷村の村章にもなりました。
また永らく山の会を主宰して、近隣の山はもちろん北アルプスからヒマラヤまでを踏破、自然をこよなく愛された方です。
私も山中で出会うと「山﨑さん、もっとゆっくり歩きましょう」と、歩く指導をしていただきました。

このお店で私がいつも頼む定番は
豆腐田楽
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田楽味噌が秀逸、私にとっては天下一の味です。

そしてつくね
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昔はわが社から廃鶏の肉を納入していました。今は他の肉屋さんから仕入れていますが、オーダーが上がってから練った肉をだんごに丸め、直火だけでじっくりと時間をかけて焼き上げます。そのうえでたれを二度漬けにして小まめに返しながら丁寧に焼き上げた味はVERYGOOD!
私も多くの焼鳥屋に出かけてつくねを食べていますが、ここに勝るつくねはありません。

そしてやきとり
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もも肉を、これも丁寧に返しながらたれは二度漬け、以前にはあったきも焼きもおいしかったな。
現在の焼鳥屋は、ほとんどが肉を焼いてから濃い目のたれを一度漬けてそれでおしまい、というパターンが多いのですが、二度もたれをつけると焼き機の痛みが早いし、煙も多いのでやりたがりません。
そんなことは無視して美味しさにこだわる姿勢も大好きです。

もう一つ食べた豆腐料理がとっくり蒸し
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一番下の器に海老や白身の魚、豆腐、きのこ、卵などを入れて蒸し上げ、上の徳利のたれと中の器の薬味を混ぜていただきます。
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揚げ出し豆腐やなめこ豆腐、卯の花も大好きでした。

松本でも古くからの銘店が姿を消していきます。
永らく続てきた店には必ず名物料理がありますが、その味の継承は容易ではありません。
そんな意味でも惜しいお店でした。

しかし「まるゐ」は一か月ほどの休業を経て、娘さんが業態を変えて再オープンするそうです。
私が好きな品々も再登場するそうなので、それを楽しみにしたいと思います。

また、東京鶯谷の「笹乃雪」にもぜひ行きたいものです。



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