信州百峠(65)(砂原峠、二ツ木峠、平井寺峠) 2021年09月18日10:36 

コロナ禍の最中、そのうえ猛暑と天候不順が繰り返す今夏は思うように探訪の旅に出られません。
また信州の峠も主だったところは回ってしまい、これからは細かく調べないと発見できません。
特に信州中部は回りつくしたか⁉ と思っていましたが、我が家にも近い東信の塩田平の峠を発見。

砂原峠です。地図で見たところ周辺に人家もあり、標高もさほど高くない目立たない峠です。
9月7日、三才山トンネルから鹿教湯へ、そして塩田平へ向かいます。
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平井寺トンネルを抜け
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塩田平への下りが左カーブを描いた先を右へ、
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あの鞍部が峠らしい!
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地元の案内には砂原池、そして砂原峠が。
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さすが塩田平、史跡がたくさんありそうです。旧鎌倉街道がここを貫いているではありませんか!

旧鎌倉街道といえば上高地への入り口の稲核でも出会いました、点と点が線となってつながる快感がたまりません。
ということは、松本と上田の線を越えるのは三才山峠?保福寺峠?稲倉峠?

という詮索は後回し、先に向かいます。
砂原池
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この池の由来、池ができる前ここを旧鎌倉街道が走っていたようです。
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そして天然記念物マダラヤンマの生息地だそうです。オスは腹部に瑠璃色の美しい斑紋があります。
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あっけなく砂原峠(標高607m)へ
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峠制覇の感慨もあまりなく、でも路傍を見ると旧鎌倉街道の碑。
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そして案内をよく見ると、この峠の北側に未知の峠発見!
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地図で確かめると1km程北側に県道が東西に走っています。しかしそこに峠の表記はありません。
でも地形的には間違いなし! ここを東へ下った後で確かめてみましょう。

そして下った先で新たな驚きが!
「木曾義仲挙兵の地」
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史跡依田神社
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峠から依田神社の間には史跡がいっぱい詰まっていました。
正海清水
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ここに清水が滾々と湧き出していたのでしょう。
同じく史跡の高築地館跡
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そして小鍋立の湯
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砂原峠を上り返して塩田平へ、今度は県道82号線をまたまた東へ、
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この道にも史跡が多そうです。
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ここが二ツ木峠、地図に表記が無かったので二ツ木峠跡か⁉
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国土地理院地図で標高を当たった所(546m)。

後でわかったことですが、この峠の下には上田丸子電鉄西丸子線の二ツ木隧道が通っていたようです。
現在は上田電鉄として別所温泉に通じる路線があるのみですが、塩田の下之郷からトンネルを経て丸子への路線があったことを再発見。
峠の丸子側、長野計器の敷地内にその電車が保存されていました。
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モハ525型丸窓電車。

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あまり期待を抱いていなかった砂原峠ですが、ここだけでも多くの史跡や人々の足跡が詰まっています。実際に歩いてみるといろいろなことが発見できて興味が尽きないですね。

という満足感を抱いて帰路へ。
でもどうせなら平井寺峠も越えられるか⁉
平井寺トンネルの塩田側から入ってみましょう。
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右折して側道を行きます。
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こんな道になってきます。
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残念、この先入山禁止。
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秋の季節になって、その上松茸の名産地のこのあたりで入山禁止の禁を破って突破しても良いことはありません。撤退!
どうも実際の峠道とは違った方向へ来てしまったようですが、この日はこれで終了です。

所要時間の計測は怠りましたが、走行距離はそれでも131kmでした。


信州百峠(64)(新山峠、女沢峠、仙流荘) 2021年08月31日15:28 

このところ続いた豪雨、そしてうだるような暑さが少しだけ収まった8月27日、約40日ぶりに峠探訪を再開しました。
この日の目的地は新山峠、以前新聞で目にした峠ですが、この周辺がサイクリングのコースになっているそうですが、2019年の7月に走った女沢峠や今年6月に行った火山峠が近くにあるようです。

まずは伊那へ向かいます。
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三峰川をさかのぼり、三峰川橋を南へ
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看板の左上「新山」へ向かいます。
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新山小学校、この道で間違いないようです。
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路傍には「猫バス」や「がまガエルバス」?
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伊那エース、この奥ですね。
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道は細くなり
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林道新山線に入りました。
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もうすぐ峠?という場所に「新山峠の大岩」
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道反対の斜面に大岩があるようですが、木々に覆われて確認できません
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いわれによると、この大岩でばくち打ちが勝ったり負けたり、
こんな眺望を見ながらばくちを打っていたとか。
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間もなく新山峠(標高1285m)に到着、右へ行くと高鳥谷山
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左へ下ると駒ケ根、
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この林道は昭和62年に開通したそうです。
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駒ケ根側に下っていくと三叉路が、今日は左上から来ました。
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何か既視感があります。
そうです、19年に女沢峠に来た際、峠から駒ケ根に抜けるときに通った三叉路です。
今日は右、女沢峠から長谷へと向かいます。
緩い登りを経て女沢峠
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峠の真ん中で舗装路がグラベルロードに変わります。
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快適そうなグラベルロードのようですが
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小石の粒が小さいのも考え物、タイヤのグリップが効きません、少しのブレーキングやアクセルオンにも敏感に反応、こけないように細心の注意を払って下りました。この日一番の冷や汗もの。

長谷から南アルプス方面
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女沢とは言ってもこんな立派な砂防ダムもありますが
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流れ自体は名前のように嫋やかです。
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三峰川に出て
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まるで高速道路のような対岸の道からこちらへ渡り、ちょうど昼時、仙流荘を目指します。
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ここは山梨から南アルプスの中心部を縦断して伊那へと抜ける南アルプス林道の終点、現在は山梨側は通行止め、信州側だけは北沢峠まで行けるそうです(専用バスのみ)

仙流荘でゆっくりとお風呂に浸かり汗と疲労を払拭、気持ちよかった!
それにしても空いています、風呂は2人だけでした。
そんなわけで昼食のメニューは限定、その中で唐揚げ定食850円也
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ソファーでゆっくり午睡を取って家路に着きました。

仙流荘からは鋸岳が見えました
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「日本百名山一筆書き」の田中陽希も難渋した山です。


この日の走行距離は163km、所要時間は7時間でした。











信州百峠(63)(大峯峠、小谷温泉) 2021年07月19日10:19 

1か月以上のご無沙汰でした。
梅雨の時期はジッと我慢、いよいよ梅雨明けとなりました。

7月17日、以前から妹が行きたがっていた小谷温泉にでかけました。
私にとってわが庭のようになった小谷村、通算10回程はきているか。でも初めて来る人には宝の宝庫です。

ちょうど昼頃小谷の街を過ぎ、中土トンネルと平倉トンネルの間を右折、最初に目指したのが「蛍」そば屋です。
中谷川右岸、傾斜地にポツンと建っている古い民家を改造したそば屋です。
冬場は休業だし、以前来たときは多くのお客さんで賑わい1時間以上も待ちましたが、今回はすんなり席に着けました。
ここのおすすめはくるみダレ、しかし私は冷やしぶっかけ(辛味大根、揚げ玉各140円)を乗っけた新メニュー
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辛味大根の辛いこと!
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玉ねぎがそばに合うのです!

そこから雨飾山の麓にある鎌池へ、途中から右へ、妙高高原へと抜ける林道は閉鎖中、20日からなら通れたのに残念。
ブナのトンネルを縫っていくと
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鎌池に出ます。
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この池一周2km程、約40分で周遊できます。熊に出合うのは怖いけど、大声で歌を歌って回ります。
途中の中州にあった祠、地元の青年会が建てたのか。
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遠景の山並みが水鏡となって映えます。
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散歩コースとしては申し分のないロケーションでした。

この先には湯峠があります。でもいつでも通行止めになっていると思ったのですが、ラッキーなことにゲート開放中です。(ここで舞い上がって写真撮影を失念。)
整備した林道を進んでいくと道の真ん中でダンプに石材を積み込み中、「この先へ行っても良い?」と聞いたのですが「工事中だからダメ!」と切ないお言葉。
今回は残念ながら引き返します。ここまで整備ができているなら次には湯峠、そこから平岩方面まで行けるかな⁉ と淡い期待を抱きながら(写真も撮らず)帰ります。

今日の宿は小谷温泉山田旅館、江戸期から続く湯治宿。小谷温泉自体の開湯は戦国時代(1555年)
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私にとって県内でも一押しの宿、この建物は有形文化財。
今日は奥さんと妹、そしてわが社の社長夫婦の5人で投宿です。
初めて泊まる一階の三間続きの部屋ですが、その三間は襖で区切られているだけ。如何にも湯治宿の風情です。大正3年の建造です。
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ここの温泉はナトリウム炭酸水素塩泉、痛風に効くと社長は大喜び。
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明治時代の独逸万国霊泉博覧会に出泉したそうです。
ちなみに博覧会に出泉したのは他に登別、草津、別府の有名どころばかり。

ゆっくり寛ぎ18日、この日は生坂の灰焼きおやきへ行くだけ。
そしたら宿にあったパンフレットに目が行きました。
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開いてみたら
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帰り道を少しだけ迂回すれば大峯峠とあります。以前百峠を志す前に抜けたことのある峠です。
ここで社長夫婦とはお別れ、記念撮影です。
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帰り道を注意していると長崎の先に左へ上る道が
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峠入り口土谷方面、中腹には千国古道の案内も
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杉林に囲まれた大峯峠(745m)
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下ると左が奉納温泉、右は姫川へと下ります。
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下から見ると峠口が良く分かります。
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そして奉納温泉、ここにもいつか来てみたい。
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小谷から大町、そして池田を左折して踏破済の八代峠を抜ければ生坂です。
灰焼きおやきの勝家商店
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この暑い中熱い灰満載の囲炉裏で焼いてくれました。
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メニューは4種のみ
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そのうちなすとミックス、あんこを購入、帰りの道の駅で昼食替わりに食しました。
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焼きたては美味しい! でもボリューム満点、1個で昼食は充分でした。

峠を目指したわけではありませんが、一つだけでもクリアできて幸せな旅でした。




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